2018/12/24

収穫期の田んぼでイナゴを捕食するダイサギ(野鳥)



2018年9月中旬

田んぼの一部で稲刈りが始まりました。
コンバインに追い立てられた虫を目当てに野鳥が集まってくるオートライシズムが見られないかと期待して探しても、周囲の田んぼで見つかったのは1羽の白鷺だけでした。
おそらくダイサギArdea alba)だと思うのですけど、やや遠くて識別点の目元にズームできません。

雑草が生い茂った畦道をゆっくり歩き回り、稲穂や草むらから虫を次々に捕食しています。
やがて純白の白鷺は黄金色の稲穂が実る田んぼに降りると長い足で歩き回り、虫の捕食を続けます。
獲物は形状から主にバッタやイナゴ、コオロギの仲間だと思われ、米農家にしてみればダイサギは益鳥になります。

「その者白き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。」
何かに警戒し、田んぼにすっくと伸び上がって佇む姿も絵になりますね。
このダイサギは稲刈り中のコンバインから離れた位置で採餌していたので、オートライシズムの例ではありません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ダイサギ?(野鳥)@田んぼ畦道+イナゴ?捕食
ダイサギ?(野鳥)@田んぼ畦道+イナゴ?捕食



2018/12/23

オトコエシを訪花するヨコジマオオハリバエの羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月下旬

山間部の峠道の脇に咲いたオトコエシの群落でヨコジマオオハリバエTachina jakovlevi)が訪花していました。
左右の複眼が離れているので♀ですかね?(…とは限らない?)
口吻を伸ばして花蜜や花粉を舐めています。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:48〜)
更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヨコジマオオハリバエ@オトコエシ訪花吸蜜
ヨコジマオオハリバエ@オトコエシ訪花吸蜜

雨上がりに池の落枝で佇むゴイサギ幼鳥と成鳥(野鳥)



2018年9月中旬・午前7:33〜7:40

雨が降った朝、ゴイサギNycticorax nycticorax)の昼塒を定点観察に来ました。
池の畔のいつもの落枝に、この日は幼鳥が1羽だけ休んでいました。
近くの岸辺の別な落枝に珍しく成鳥が佇んでいました。
雨に濡れても気にせず、ねぐらで休んでいます。
カルガモや錦鯉が池を泳ぎ回り目の前を通り過ぎても、ゴイサギは無関心でした。

日中に見かけるゴイサギの成鳥はいつも池畔の樹上に隠れていて、水際に居るのを見たのはこれが初めてです。
もしかすると、夜の採餌場からねぐらに戻って来て池の水を飲んだり水浴びした直後なのかもしれません。(雨の日は水浴しない?)
成鳥は警戒心が強く、対岸の私に気づくと落ち着きが無くなりました。
私がもう少し近づいてアングルを変えようとしたら、成鳥は飛んで近くの樹上の茂みに消えてしまいました。
(飛び立つシーンは撮り損ね)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ゴイサギの群れが明け方?に塒に戻ってくる様子(集団就塒)を一度は観察しておかないといけませんね。

ゴイサギ成鳥(野鳥)@雨上がり:池畔:落枝
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@雨上がり:池畔:落枝

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