2017/12/20

電線に群れるムクドリを牽制するハシブトガラス(野鳥)



2017年8月中旬・午後17:49

夕方、田園地帯の電柱および前後の電線にムクドリSturnus cineraceus)の群れがびっしり鈴なりに並んでいました。
就塒前集合の先駆けでしょうか。

そこへ一羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が飛来し、わざわざ近くの電線に止まりました。
ムクドリが鳴き騒ぐ中をハシブトガラスは電線から電線に少し飛んで移動したり、嘴を足元の電線に擦り付けたりしています。
なんとなく、ムクドリを牽制するような動きに感じました。(意地悪なカラスがムクドリに嫌がらせの神経戦を仕掛けて縄張りから追い払いたい?)
しかし、あからさまな攻撃やモビングはしませんでした。

この後、通りかかったスクーターのエンジン音に驚いて、ムクドリの群れはほとんど飛び去りました。(映像無し)
残ったカラスにズームインして、ハシブトであることを確認しました。

ちなみに、日の入り時刻(午後18:34)まで45分も前の出来事でした。
ムクドリが群飛を始めたり集団就塒したりするには未だ早い時間帯です。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ナガボノシロワレモコウの花を舐めるニクバエの一種



2016年9月下旬

風媒花とみなされているヘラオオバコが実は虫媒花でもあるのでは?と疑問を抱くようになり、訪花昆虫を注意して見て回るようになりました。

▼関連記事のまとめ
ヘラオオバコは虫媒花ではないか?:ヘラオオバコを訪花する虫の謎


線路沿いの咲いたナガボノシロワレモコウの群落でニクバエの一種と思われる黒くて毛深いハエが訪花していました。
花粉を舐めているようです。



口吻の動きから、花蜜も分泌していそうに見えませんか?
ヘラオオバコの花が咲く直前の蕾の時期から袋掛けしておいて、虫が来なくても結実するかどうか実験してみたくなります。
袋は風も妨げてしまうので、風通しの良い網を被せて栽培しないといけない気がします。


採集していませんが、映像でこのハエの名前が分かる方は是非教えて下さい。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



【追記】

私は初めこの花をヘラオオバコかと思い込んでいたのですが、訂正しておきます。


2017/12/19

キジバトの首振り歩行(野鳥)



2017年8月中旬

河川敷の舗装された遊歩道をキジバトStreptopelia orientalis)が向こうからトコトコ歩いて来ます。
藤田祐樹『ハトはなぜ首を振って歩くのか(岩波科学ライブラリー)』というベストセラー本で読んだ通り、キジバトも確かに一歩ずつ首を前後に振りながら歩行しているのが分かります。
側面から見る方が分かりやすいですね。
スローモーションでじっくり見直そうと思い、ハイスピード動画モードに切り替えたら、キジバトは飛んで逃げてしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



【追記】
後日、スローモーションで撮り直しました。
▼関連記事キジバトの首振り歩行と脱糞 【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】


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