2017年8月上旬・午後18:04〜18:07
観光客に餌をねだっていたカワラバト(=ドバト;Columba livia)の小群が夕方になると飛んでお堀の水際までやって来ました。
ハトは首を下げたまま水をゴクゴク飲むことが可能です。
他の鳥類は、一口ごとに水を嘴ですくい上げながら首を上げて喉に流し込む必要があります。
水際の石垣に右足を滑らせて焦る鳩が微笑ましいですね。
対岸から隠し撮りしていたのですが、カメラに気づくとハトは飛んで逃げてしまいました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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2016年10月上旬
湿地帯の遊歩道沿いに咲いたミゾソバの群落でシロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)が訪花していました。
吸蜜中は口吻だけでなく触角も動いていました。
残念ながら花の裏側に止まったままで、翅表を見せてくれませんでした。
(普通なら、粘って撮っていると自ら花の表側に回り込んで翅表の模様を見せてくれることが多いのです。)
最後はしばらく飛んで、草むらに消えました。
吸蜜シーンがフォトジェニックではないし、シロオビノメイガと伝わりづらいため、この動画は御蔵入りしていました。
しかしこの組み合わせは初見ですし、こうやって隠れながら食事するのもシロオビノメイガにとっては意味のある対捕食者行動なのかもしれない、と思い直しました。
例えば私が草むらをガサガサ歩いたことで飛び立った蛾が再び茂みに止まるときは、目立つ場所には止まらずに草葉の陰にくるりと身を隠すことがよくあります。
2017年7月中旬
郊外の車道を横切るように張り巡らせた電線に止まったハシボソガラス(Corvus corone)が横歩きしていました。
電柱まで辿り着くと一休み。
飛んで移動するのは造作ないはずなのにわざわざ綱渡りしていたのは、一種の独り遊びなのでしょうか?
小雨が降っていたためカメラを取り出すのが億劫で、渡り始めのカラスを撮り損ねてしまいました。
偶然かもしれませんが、この場所は1ヶ月前の早朝に、番が塒入りしていたのと同じ電柱でした。
▼関連動画
夜明けの電線にハシボソガラスのつがい(野鳥)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。