高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#16
2017年6月上旬・午後16:44〜16:58
この日もハシボソガラス(Corvus corone)の親鳥が雛鳥に給餌しに巣に通うシーンを3回撮ることが出来ました。
ちょっと面白いと思ったのが三度目の帰巣ルート。
住宅地の電線に止まっていた親鳥が電柱の天辺に移動し、辺りの安全を確認してから風上に飛び立ちました。
風に煽られるようにすぐ旋回して、鉄塔の方へ向かいます。
巣の下の鉄骨に一旦着地してから少しずつ飛び上がって入巣。
定量的なデータは無いのですが、親鳥による給餌頻度が減ったような印象を受けました。
巣立ちに備えて雛に減量(ダイエット)させているのかな?
私の気のせいかもしれません。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#17:ハシボソガラス雛の羽ばたき運動(野鳥)
2016年10月下旬
山道沿いに咲いたカワミドリの群落で2頭のイカリモンガ(Pterodecta felderi)が訪花していました。
マクロレンズで接写すると、口吻の動きがよく分かります。
本種はいつも翅をしっかり閉じたまま吸蜜します。
種名不詳のハエも同じ花穂に来ているのですが、互いに無関心。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
2016年11月下旬
▼前回の記事
里山の急斜面をトラバース遊動するニホンザルの群れ【前編】
急斜面の落葉した雑木林を遊動する野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れの中で、突然、小競り合いが勃発しました。
喧嘩の原因がさっぱり分からないのですが、ハッハッハッ♪ キッキー♪など威嚇の鳴き声を発しています。
木に登っていた個体が、後続の個体に対してなぜか急に怯えて騒ぎ出したようにも見えました。
暴力的な乱闘には至らず、2頭は互いにすぐ離れました。
群れが続々と急斜面を横切って行きます(トラバース)。
子猿を腹に抱えた♀が斜面の倒木に腰を下ろしました。
続いて子猿をおんぶした別個体の♀が遊動しています。
やがて、斜面ではなくて尾根を進む個体が増えてきました。
私の存在が猿の群れに知れ渡り、警戒しているのかな?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。