2017/06/18

ハシボソガラスが柿の枝に潜む虫を採食?(野鳥)



2016年11月中旬

山麓の農村部で廃屋の庭に植えられたカキノキの樹幹にハシボソガラスCorvus corone)が止まっていました。
下の枝には柿の実が沢山なっているのに、このカラスは果実を採食していません。
すっかり落葉した枝に興味を示しているようで、謎の行動が気になりました。

  • 樹皮を毟り取って食べている?
  • 枝の内部に潜む虫を穿り出して捕食している?
  • 柿の実を味見してみたら未熟で、「渋い渋い!」と嘴を枝に擦り付けたり口直ししている?

手前で揺れるススキの穂が目障りですね。
撮影アングルを変えたかったのですが、結構近くで撮り始めたので私が下手に動くとカラスはすぐ逃げてしまうだろうと判断し、我慢して撮り続けました。

最後に飛び立つ瞬間をスロー再生してみると、何かオレンジ色(茶色?)の物体を嘴に咥えていました。
結局は柿の実を食べていたのかな?
よく見えずモヤモヤが残りますけど、気になることは一応なんでも記録しておきます。


たまたま瞬膜が閉じて白目になった瞬間

2017/06/17

ムクドリの大群が電線に就塒前集合(野鳥)



2016年10月下旬・午後16:28~16:45(日の入り時刻は16:46)

ムクドリ(野鳥)の集団就塒:2016年をテーマに、機会がある度に撮影してきました。
前回の観察は7月下旬。
秋の夕暮れ時に、丸3ヶ月ぶりで集団塒の近くへ行ってみると…。
ムクドリSturnus cineraceus)の群れが次々に飛来し、街中の車道に沿った電線に止まり始めました。
街路樹のケヤキ並木には集まらず、その上を走る電線に群がっています。

ときどき電線から群れの「一部」が一斉に(自発的に)飛び立つものの、しばらくすると再び舞い戻って来ます。
この場所をそのまま塒にする訳ではありません。
夕方になると本格的な塒入りする前にムクドリは塒の近くに一度集結する習性があるのです。
これを「就塒前集合(しゅうじぜんしゅうごう)」と呼びます。
小群単位で電線に離合集散を繰り返し、落ち着かない様子です。

初めは逆光のアングルだったため、ムクドリのシルエットしか写りませんでした。
それでもリャーリャー♪と賑やかに鳴き交わす声でムクドリと分かります。
順光のアングルを探して電柱に近づきズームすると、ようやくムクドリとしっかり判別できるようになりました。

電線上にびっしりと鈴なりになったムクドリは、ほぼ等間隔で並んでいます。
どうやら電線上でも電柱に近い位置を好んでいるようです。
各々が隙あらば少しずつ飛んで電柱の方へ移動しています。


つづく→就塒前集合にヒトの介入があり、意外な展開に。


ツルウメモドキの赤い実を採食するヒヨドリ(野鳥)



2016年11月中旬

郊外の民家の庭に植えられたカキノキヒヨドリHypsipetes amaurotis)が来ていました。
カキノキの果実は見たところ熟しておらず、未だ少し固そうです。
案の定、ヒヨドリの目当てはカキノキに巻き付いたツルウメモドキの赤い実でした。
食餌の合間に鋭く鳴いています。
残念ながら、車が通りかかると野鳥の群れ(ヒヨドリとムクドリ)は鳴きながら一斉に飛んで逃げてしまいました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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