2016/11/10

紅花で採餌するヒメハナバチの一種♀



2016年7月下旬

山麓のベニバナ畑の奥でヒメハナバチの一種♀と思われる蜂が訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けています。






2016/11/09

ムクドリ(野鳥)が就塒前集合する高圧線鉄塔を前日から変更



2016年7月下旬・午後18:30〜18:47

▼前回の記事
就塒前集合場所に向かって飛んで行くムクドリ(野鳥)の群れ

ムクドリSturnus cineraceus)が前日に就塒前集合した鉄塔A#30に行ってみたのですが、ハシボソガラスが数羽止まっている居るだけでした。

▼関連記事
ハシボソガラス(野鳥)高圧線鉄塔での決闘

その代わりに高圧線を辿って一本離れた隣の鉄塔B#29にムクドリが続々と集結していました。
怖いカラスをムクドリが忌避し、就塒前集合場所を臨機応変に変更したのかもしれません。
もしムクドリが大群で押し寄せればカラスも退散したはずですが、就塒前集合は少しずつ集まるのです。

私も鉄塔B#29に少しずつ近づきながら撮影します。
送電線の鉄塔はかなり目立つ構造物なので、集合場所として適しているのは明らかです。
鉄塔の上部に数百羽のムクドリが鈴なりに群がり、リャーリャー♪と騒々しく鳴き騒いでいました。
かなり狭い間隔で鉄骨に並んでいます。
鉄骨に着陸する寸前に停空飛翔(ホバリング)しています。
ムクドリの大群がとにかく興奮しており、辺りは騒然としています。

ちなみに、この日の公式な日の入り時刻は午後18:49。

つづく→高圧線鉄塔Bに就塒前集合するムクドリ(野鳥)大群の羽ばたき【ハイスピード動画】



トチノキの種子に残るアカネズミ?の食痕

大きさの比較のため、一円玉を並べてみる。

2016年7月下旬

低山の峠道にトチノキの種が落ちていました。
その種子に大きな丸い穴が一つ開いていました。
これはアカネズミApodemus speciosus)が食べかけた食痕でしょうか。
普通は穴が2つ残るはずですが、この種に穴は一つだけです。
なぜか途中で採食を止めたのですかね?

それともアカネズミとは別な種類の齧歯類による食痕なのかな?

『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』p132より

アカネズミの代表的なフィールドサインといえば、オニグルミの「2つ穴食痕」だ。両側の合わせ目上に2つの穴を空け、穴から中身をかき出して食べる。内部にはかき出した際についた門歯(切歯)のひっかき傷が残る。固い殻のある食べ物は共通してこの食べ方をするらしく、オニグルミだけではなく、サワグルミやウメの種子も同じような2つ穴食痕になる。

インターネットで検索してみると、「吉野・大峰フィールドノート」というサイトで次の記事を見つけました。

●アカネズミとトチノキとの関係について
豊凶の差が少なく、毎年確実に大きな実をつけてくれるトチノキの堅果が、アカネズミの社会を維持していくには、とても重要となってくる。
 トチノキの種子には、非常に毒性の強いサポニンが含まれていて、人がこれを食用にする際にもたいへんな手間と時間がかかる。したがって、アカネズミにとっては、まさに命がけの知恵比べがここでも繰り広げられているはずだ。


その場で見上げるとトチノキが枝葉を茂らせていました。
枝に実がなっていたかどうか、現場で確認するのを忘れました。
写真を見ても見当たりません…。

※ この記事は動画ネタではなく写真のみです。



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