2016/06/28

キングサリの花蜜を吸うキンケハラナガツチバチ♀



2016年5月中旬

民家の庭に植えられたキングサリ(=キバナフジ)で満開に咲いた花にキンケハラナガツチバチ♀(Megacampsomeris prismatica)が来ていました。
吸蜜した後は風で揺れるキングサリの葉にしがみつき、しばらく動かずに日光浴していました。

個人的に、ツチバチをこの時期に見るのは初めてかもしれません。
『ハチハンドブック』p45によれば、

(キンケハラナガツチバチは)秋に多いが春にも見られることがあるので、一部が成虫越冬するものと思われる。



2016/06/27

農道や畑で仲良く採食するキジ(野鳥)の♂♀カップル



2016年5月中旬

川沿いの農道でキジPhasianus versicolor)の♂♀つがいを見つけました。
初めは警戒してリンゴの木の下に隠れていたのですが、私が辛抱強く動きを止めていると徐々に大胆になり、農道や畑に出てきて採食を始めました。
おそらく様々な雑草の実を啄んでいるのでしょう。


地味な♀の採食シーンを観察するのは初めてです。
キジの♀は完璧な保護色で、動いていないとまず見つけられません。

番が互いに寄り添うように離れず、草むらで採食しています。
♂は定期的に縄張り宣言の囀り(ケーン、ケーン♪)と母衣打ち(羽ばたき)をセットで行い、アピールに余念がありません。
その間も♀は無関心そうに♂の近くで採食を続けています。
後半になると、各々が単独で(バラバラに別れて)採食行動するようになりました。

私の勝手な想像では、♂は先導して♀を安全な場所(営巣適地?)へ連れて行きたがっていたように感じました。

ところが♀は♂に比べて臆病かつ慎重で、開けた場所にあまり行きたがらない(農道を横断したくない)印象を受けました。

もてるキジ♂は複数の♀を囲ってハーレムを作ることもあるそうですが、この縄張りでは一夫一妻のようです。
先日はこの近くでキジ♂が♀に求愛ディスプレイを行う様子を動画で撮影しました。
この時期の♀は未だ巣作りや抱卵を始めないのでしょうか?
実は近くに巣があるのかな?
結構長い時間、つがいが行動を共にしたものの、求愛行動や交尾は行いませんでした。
監視している私の目を盗んで死角(リンゴの木陰)に隠れた一瞬で事が行われた可能性はあります。
それとも♂が死角で求愛したのに、♀に振られたのかもしれません。

キジ♂が日向に出ると羽毛の光沢のある模様が美しく、我々が見ても惚れ惚れしますね。
単独行動の♀はやがて畑を越え、住宅地へ向かう斜面の草むらを登りつつ採食しています。
♂も♀を追いかけて土手を登り始めましたが、どうやら草深い斜面で♀を見失ったようです。
映像後半に見られた♂の囀りと母衣打ちは、離れてしまった♀を引き止めたり呼び戻そうとする意図がありそうです。




キリの花で採餌するトラマルハナバチ♀



2016年5月中旬

春に咲くキリの花は素晴らしく上品で強い芳香を放ち、野生の木の花の中では個人的に一番好きかもしれません。
今季の目標の一つは、桐の花の送粉者を突き止めることです。
キリは高木となるため、下から枝を見上げるのでは花を観察しにくいのが難点です。
急斜面に聳え立つ桐の高木を探して、花が咲いた枝の高さが目線に近くなるまで私が斜面を登れば観察しやすいだろうと考えました。

山麓で見つけたキリの高木で、まず最初に訪花したのはトラマルハナバチ♀(Bombus diversus diversus)でした。
梢に咲いた大きな花筒に潜り込む正当訪花で採餌していますが、後脚の花粉籠は空荷でした。



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