2015/01/29

ヤマハギを訪花するトモンハナバチ♂の羽ばたき【ハイスピード動画】



2014年9月上旬

農道の脇に咲いたヤマハギの群落でトモンハナバチ♂(Anthidium septemspinosum)が訪花していました。
吸蜜した雄蜂が花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
複数個体を撮影。

秋風が吹いて絶え間なく枝が揺れる悪条件でした。
通常のHD動画や写真で撮ろうとしても困難で撮れ高が低く、フラストレーションが溜まります。
こういうときでもハイスピード動画モードに切り替えれば、固定焦点なので風が吹いて枝が激しく揺れても大丈夫です。
枝の揺れもスローモーションになって気にならなくなります。

実は同じ群落で同種♀も訪花していたのですけど、それはまた記事を改めて紹介します。


撮れた写真は花だけで、蜂は写っていません。

野菊の花を舐めるセスジハリバエ



2014年10月上旬

山間部の道端に咲いた野菊(種名不詳)の群落でセスジハリバエTachina nupta)が訪花していました。
口吻を伸ばして花蜜や花粉を舐めています。
花から飛び立つと入れ替わりにオオハナアブが飛来しました。



2015/01/28

アオサギ(野鳥)の衰弱個体#1



2014年10月上旬・午前9:30頃

平地にある溜池の岸辺に一羽のアオサギArdea cinerea jouyi)が首をすくめた見慣れない(不自然な?)姿勢で蹲っていました。
繁殖期ではないので、巣で抱卵している可能性はありません。(そもそもアオサギは樹上で営巣するんでしたっけ?)
初めはてっきり死骸なのかと思いました。
近づくとアオサギは逃げようと翼を動かしたので生存を確認できました。
それでもひどく衰弱した個体のようで立ち上がれません。
目を半ば閉じて翼を弱々しくかすかに上下させているだけです。(呼吸に伴う動き、虫の息。)
少し開いた嘴に枯れ葉が挟まったままである点も何やら只事ではない(不自然!)と思わせます。
朝から霧だったので低体温症になっていたのかもしれません。

何か病気や怪我で瀕死の状態なのでしょうか。(傷病個体)
調べてみると、アオサギも鳥インフルエンザに罹患して病死することがあるそうです。(「アオサギを議論するページ」サイトより参考リンク

私にはアオサギの年齢を見分けられないのですが、巣立ちに失敗した若鳥なのかもしれません。
それとも寿命が近い老いた個体なのかな?
どうも気になるので、溜池に通って様子を見ることにします。

同じ日の夜に再訪すると→つづく



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