2014/08/07

ウツギの花で採餌するオオマルハナバチ♀



2014年6月中旬

堤防に咲いたウツギの群落でオオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)が採餌のために訪花していました。
後脚の花粉には未だ少ししか花粉団子が付いていません。



2014/08/06

キショウブの花で休むクロヒカゲ



2014年6月中旬

里山の登り口の横にある草むらに咲いたキショウブの花にクロヒカゲLethe diana)が止まっていました。
口吻が伸びていないことから、吸蜜ではなく翅を閉じて休んでいるだけでした。
本種は雑木林の樹液を吸う蝶なので、花蜜を吸わないのも納得です。
ところが飛び立っても何故かしばらくするとまた同じ花に舞い戻ってきました。
こんな目立つ場所に居座っていたら外敵に見つかり易いと思うのですが、危険を冒すだけの理由が何かあるのでしょうか。





ウツギを訪花するウツギヒメハナバチ♀の羽ばたき【ハイスピード動画】



2014年6月中旬

堤防に咲いたウツギの群落で多数のウツギヒメハナバチ♀(Andrena prostomias)が採餌のため訪花していました。
花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮影してみました。
複数個体を撮影。

ウツギに訪花しているから全てウツギヒメハナバチ、と思うのは危険です。
同所性同胞種であるコガタウツギヒメハナバチも訪花しているのでしょうか?
採集しても個体数に影響を与えなさそうなので、この日も1匹だけ採集しました。
体長からコガタウツギヒメハナバチではなくウツギヒメハナバチだろうと推定しました。

サンプリング数として不十分なので、映像にコガタウツギヒメハナバチが混じって登場している可能性も否定できません。(私には未だ形態で見分けられないのです。)


ウツギヒメハナバチとコガタウツギヒメハナバチでは同種のウツギ間でも、前者が大型の花を、後者が小型の花を分割利用することが示唆されている。(『但馬・楽音寺のウツギヒメハナバチ:その生態と保護』p36より)



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