2014/08/05

キアシナガバチ♀の探索飛行と肉団子作り



2014年6月中旬

堤防に咲いたウツギの花でキアシナガバチ♀(Polistes rothneyi)が飛び回っていました。
時期的に未だワーカーではなく、単独営巣期の創設女王かな?
花蜜目当てに訪花するのではなく、獲物を探す探索飛行のようです。
茂みで芋虫を狩る瞬間は撮り損ねましたが、大顎で肉を噛み裂いて団子にすると巣に持ち帰りました。

映像の前後半で別個体を同じ日に撮影。



栗の花とコアオハナムグリ



2014年6月中旬

山中の沢沿いに聳え立つクリの高木でコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花穂を歩き回り、花粉を食べているようです。
複数個体を撮影。

『昆虫の集まる花ハンドブック』p63で初めて知ったのですが、クリは

風媒花から虫媒花に進化の舵を切り変えた花。
雄花は蜜を出し、雌花は蜜を分泌しないので昆虫はまれに触れるだけ。



ウツギの花で採餌するクマバチ♀



2014年6月中旬

堤防に咲いたウツギの花でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が採餌していました。
後脚の花粉籠は空荷でした。
複数個体を撮影。



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