2014/07/16
ハルジオンを訪花するムネアカハラビロヒメハナバチ♀?【HD動画&ハイスピード動画】
2014年6月上旬
農道脇の原っぱ(休耕地?)に咲いたハルジオンの群落でハナバチの一種が飛び回り花蜜を吸っていました。
明るい褐色の毛が胸背に生えているやや大き目の蜂です。
後脚の花粉籠に黄色い花粉荷を付けています。
同一個体を追いかけて撮ったつもりですが、何度か見失ったので複数個体かもしれません。
花から花へと飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮影してみました。(@1:53〜)
以下は動画撮影後に採集した標本の写真。
体毛が一度濡れてしまったせいで、お見苦しい状態です。
前翅の基脈が弧状に強く湾曲しないことから、ヒメハナバチ科のようです。
「日本産ヒメハナバチ科の属の検索表」を参照すると、「前翅の縁室の先端は翅端部の近くで尖るか、または狭く丸みを帯びる」ことからAndrena ヒメハナバチ属と判明。
なんとなく、ムネアカハラビロヒメハナバチ♀ですかね?
顔は毛だらけ |
腹部下面 |
右翅の翅脈 |
右前翅の翅脈 |
左翅の翅脈 |
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2014/07/15
アブラムシの甘露を舐めるムネアカオオアリ♀
2014年6月上旬
細い山道を塞ぐように倒れたミズナラの灌木に黒いアブラムシ(種名不詳)が群がっていました。
コロニーには有翅の大型個体も混在しています。
ムネアカオオアリ(Camponotus obscuripes)のワーカー♀数匹がアブラムシをガードするように付き添っていました。
教科書に載っているような蜜月の共生関係ですね。
触角で頻りにアブラムシを叩いて刺激するも、すぐには報酬をくれません。
それでも時々は腹端から分泌した甘露を舐めていました。(@0:18, 1:03, 1:10, 1:24)
かなり無理な体勢で接写しているので、ピントを合わせるのに苦労しています。
このアブラムシの名前をご存じの方は教えて下さい。
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