2013年5月中旬
雑木林の日当たりの良い斜面をヒメギフチョウ(Luehdorfia puziloi)が飛んで往復していました。
落ち着かなく飛び回り、なかなか止まってくれません。
飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ってみると、フワフワと舞うように見えます。
落ち葉の上で休むときは、翅を全開にして日光浴。
幼虫の食草ウスバサイシンに止まり葉裏に腹端で触れて確認する行動を繰り返すことから♀ですかね?
『日本の昆虫1:ギフチョウ』p50によると、
食草の認知。昆虫の脚の先端にある跗節には、味覚を感じる感覚器官があり、これによって食草を見分けるのであろう。
この直後に、産卵シーンを撮影することができました。
関連記事→「ヒメギフチョウ♀がウスバサイシンの葉裏に産卵【ハイスピード動画&HD動画】」
2013年7月中旬〜10月下旬
軒下に営巣したコガタスズメバチの定点観察#4
不定期に通って撮影した映像のハイライトをまとめてみました。
コガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)ワーカーの活動があってもなくても、毎回少なくとも1分間は撮影しました。
つなげれば「微速度撮影」風に見えるかな?と期待したのですけど、毎日きちんと撮り貯めないといけませんね。
現場の状況から、ここにはどうしても三脚を据えられないのです。
巣の外被は一気に大きくなったようです。
後半は他のプロジェクトで手一杯になり、あまり通えなくなってしまいました。
できれば初期巣の段階に発見したかったなー。
シリーズ完。
2013年9月下旬
山裾の林道の草むらでミドリヒョウモン♀(Argynnis paphia)が産卵しているようです。
そこへもう一頭(♂)が飛来しました。
産卵中の♀に求愛するも、拒否されたのかすぐに飛び去りました。
♀がどのような交尾拒否行動をしたのか、よく分かりませんでした。