2013年9月中旬
里山の雑木林でミズナラの幹にクロヒカゲ(Lethe diana)が2頭止まっていました。
翅を閉じて(立てて)静止しています。
口吻は見え難いのですが、樹液を吸っている模様。
図鑑『ヤマケイポケットガイド9:チョウ・ガ』p190によるとクロヒカゲは
樹液を吸うとき以外は、樹幹にとまることはない。
後翅裏面の目玉模様の内側にある線が、ヒカゲチョウより強い「く」の字に曲がる。
幹のあちこちに樹液が滲み出しており、チャイロスズメバチ♀(Vespa dybowskii)も近くの樹液酒場で吸汁しています。
互いに少し離れた所で吸汁しているので、チャイロスズメバチもクロヒカゲを追い払うことはしませんでした。
2013年9月上旬
山道の側溝(水なし)に潜むシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)を発見。
枯草の上では保護色になっています。
舌をチロチロと高速で出し入れする様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました
初めは私に警戒して完全に静止しており、目の前をクロアリが徘徊しても眼中にありません。
やがてようやく警戒を解くと、舌舐めずりしながら蛇行で前進を始めました。
蛇の高速ベロを長年ハイスピード動画に撮りたかったのですけど、すぐに茂みに隠れてしまいました。
ヘビが二叉に分かれた舌を頻繁に出し入れしているのは、舌に付着させた空中の化学物質をそれぞれ左右の鋤鼻器(ヤコブソン器官)に運ぶためである。(wikipediaより)
2013年9月中旬
ニラ畑で秋型のキタテハ(Polygonia c-aureum)が飛び回り花蜜を吸っていました。
日差しが強くて暑いのか、翅を閉じて花に止まり、なかなか翅を広げて見せてくれません。
少なくとも2頭写っていますね。