2013年5月中旬
山裾の果樹園でリンゴの枝に止まったモズ♂(Lanius bucephalus)が下草の地面に飛び降りました。
虫を捕食したのでしょうか。
リンゴの白い花が咲いています。
【追記】
モズは「樹上などの高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り捕えた獲物を食べる。」(wikipediaより)
『科学のアルバム:モズのくらし』p51によると、
モズは、止まり木から止まり木へ飛び移る時、独特の飛び方をします。飛び降りるように止まり木を離れ、次に、地面すれすれにまっすぐ飛び、止まり木の手前で、急上昇します。
2013年5月中旬
里山の雑木林で一羽の猛禽類が樹冠で甲高く鳴いていました。
飛んでアカマツの枝に止まったので撮影開始。
枝に止まった後ろ姿と横顔を拝むことができました。
生憎、手前の小枝が邪魔な上に木陰になっていて羽根の色が不鮮明です。
ワシタカ類は翼の下面の模様から同定できるので、飛んでくれるまで粘って撮りました。
しかし今回は下に飛び降りたので、残念ながら羽ばたく翼の下面はよく見えませんでした。
ハイスピード動画に切り替えて飛び立ちを記録すればよかったかもしれません。
鳴き声を録音できなかったのも心残りです。※
素人目にはなんとなく、トビではなさそうです。
映像の最後は1/8倍速スローモーションで飛び立ちのシーンをリプレイ。
最近、YouTubeの動画エディタ上で映像をスローモーションに加工できる機能が追加されたので利用してみました。
もしかすると、夏鳥のサシバ(Butastur indicus)ですかね?
山形県ではレッドデータの準絶滅危惧種(NT)に指定されているみたいです。
野鳥の掲示板にてまぐぴさんより次のコメントを頂きました。
サシバは「普通に観察できるが、少ない」そうです(『山形県産鳥類目録』より)。
【追記】
ほぼ同じ場所で後日(7月上旬)、鳴き声だけ撮れました。
キンミー、キンミー♪と鋭く甲高い声で鳴いているものの姿は見えず。
蛇を掴んだまま木々の間を飛び去ったのですが、残念ながら撮り損ねました。