2017/12/02

獣糞を食べるオオヒラタシデムシ



2016年10月中旬

郊外の道端に落ちていた獣糞にオオヒラタシデムシNecrophila japonica)が来ていました。
採寸代わりに一円玉を並べて置きます。

飼い犬の糞かもしれませんが、この辺りだと野生動物の糞でもおかしくありません。
糞に獣毛が混じっているのは、自分で毛繕いした際に飲み込んでしまったのか、それとも肉食獣が食べた獲物の体毛かもしれません。

オオヒラタシデムシは、黒っぽい糞に胸部も頭も突っ込んで夢中で食糞しています。
触角だけが動いています。

小枝を使ってオオヒラタシデムシを裏返そうとしたら、慌てて逃げ出しました。
急いで仰向けに裏返すと、この個体の腹面にダニは寄生していませんでした。

▼関連記事
オオヒラタシデムシに便乗するダニ
すぐに横に寝返りを打って自力で起き上がると、道端の草むらに逃走。
とても元気な(健康な)個体でした。



2017/12/01

早朝の巣で親鳥の帰りを待つツバメの雛鳥(野鳥)



2017年6月中旬・午前4:24〜4:34 (日の出時刻は午前4:15)


▼前回の記事
泥巣の中で羽繕いするツバメの雛(野鳥)

6日ぶりの定点観察です。
店先の軒下の天井に設置された細長い蛍光灯のカバーの端に営巣しています。
夜明け直後の早朝に、望遠レンズで監視してみました。

映像の冒頭で、巣の右端の縁に止まっていた親鳥が鳴きながら♪出巣しました。
在巣の雛は前回見たときは3羽でしたが、今回は4羽になっていました。
前回は隠れて見えなかった個体がいたのでしょう。

丸々と太った雛が狭い泥巣で押しくら饅頭しています。
隣の個体を嘴で突いたことをきっかけに、少し身動きしました。
兄弟喧嘩にはなりませんでした。
親鳥に餌乞いするときなど、こんな狭い巣でどうやって方向転換するのか、気になります。
やがて左端の個体が羽繕いを始めました。(@6:50)
10分強も粘って長撮りしてみても、親鳥は給餌に戻って来ませんでした。
やはり私が巣の近くで撮影していると親鳥に警戒されてしまうのかもしれません。
じっくり監視するには、やはり三脚が必要ですね。



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。(実際はもっと薄暗いです)

つづく→ツバメの巣立ち雛が羽ばたき練習(野鳥)



ヤブガラシの花蜜を舐めるキボシアシナガバチ♀



2017年8月上旬

池の畔に蔓延るヤブガラシの群落でキボシアシナガバチPolistes nipponensis)のワーカー♀が訪花していました。
意外にもこの組み合わせは初見です。
花から花へ歩き回りながら吸蜜すると、最後はどこかへ飛び去りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



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