2014/06/09

芋虫を咥えたヤマガラ(野鳥)



2014年5月中旬

里山の樹上で鳴いているヤマガラParus varius)を撮ると、嘴に芋虫を何匹も咥えたまま鳴いています。
雛に給餌する途中と思われます。
何匹も捕まえてからまとめて帰巣・給餌するのでしょう。

嘴が動かせないので、鳴き声のリップシンクロを確認できません。
腹話術のように嘴を動かさないで鳴いているのか、それとも近くで別個体が鳴いているのかな?

逆光を少しでも改善するため、YouTubeの動画エディタで自動色調補正を施してあります。
比較のために、処理前の映像↓も載せておきます。






2014/06/08

ツクバネウツギを訪花するトラマルハナバチ創設女王



2014年5月中旬

細い山道の脇に咲いたツクバネウツギトラマルハナバチBombus diversus diversus)らしき蜂が忙しなく訪花していました。
時期的にワーカー♀ではなく単独営巣期の創設女王と思われます。
花筒に正当訪花して花蜜を吸っていました。
(トラマルハナバチは舌が長いので、盗蜜癖はありません。)


芝桜の花に集まるコアオハナムグリ



2014年5月下旬

▼前回の記事はこちら
芝桜で採食するハシボソガラスの謎(野鳥)

山麓斜面に咲いたシバザクラ(芝桜)の花でカラスが一体何を採食していたのか気になって、4日後にようやく現場を再訪してみました。
すると、白い花の株にだけコアオハナムグリGametis jucunda)が何匹も集まり、花粉や花弁?を食べていました。
♂は交尾相手を探しています。
隣に咲いているピンクや赤紫色の花の株にはなぜかコアオハナムグリは訪花していません。
白い花の品種の方が虫を惹き付ける花蜜や花粉の量が多いのでしょう。
(一回しか観察していないので、たまたまかもしれません。)

なるほどカラスにしてみれば食べ放題の餌場ですね。
前回カラスが食べ尽くした直後に調べに行っても獲物の正体は分かりませんでしたが、ようやくこれで謎が解けました。
ちょっとした食物連鎖を垣間見れて満足。

複数個体を撮影。



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