2013/05/21

アブの飛び立ち【ハイスピード動画】


2013年4月下旬

アブが落葉の上で日光浴しながら後脚を擦り合わせています。
急に飛び上がると反転し、こちらに向かって飛んで来ました。
飛び立ちの瞬間をハイスピード動画に撮ってみました。
虻の羽ばたきは高速過ぎて、高々240 fpsのフレームレートではスローモーションにしても羽ばたきがよく見えませんね。

未採集で、同定用の写真も撮れていません。(まさに「虻蜂取らず」)
ハナアブの仲間でしょうか。
左右の複眼が中央で接していることから♂ですかね。



2013/05/20

川原で柳の枝をつついて回るアカゲラ♀(野鳥)



2013年4月下旬

雪解け水が流れる谷川の畔でキツツキを撮りました。
アカゲラ♀(Dendrocopos major)が倒木やヤナギの幹をつついて回ります。

すぐ近くに山が迫っているとは言え、川原のような開けた場所でアカゲラを見るのは初めてでした。
普段は里山の雑木林で会うことが多いので、細いヤナギをつついている姿も新鮮でした。






2013/05/19

ダムを渡るニホンザルの群れ



2012年9月下旬

里山の砂防ダムに野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れが現れました。
コンクリート製の大きなダムの上部を一列で渡っています。
左右から来た2頭が出会い頭に追い駆けっこを始めました。
追いついて軽く小競り合いするも、マウント&毛繕いの儀式的宥和行動で仲直り。
初めに右手から来た方が優位個体のようです。

かなり遠い所から望遠で狙いましたが、猿たちは私の存在に気づいているようで警戒しています。
もっと近づいてから続きを撮ろうとしたら、群れ全体が走って左手の山の方に逃げてしまいました。
殿(しんがり)を務める最後のダムの左端からこちらの様子を窺っています。





【追記】
宮崎学『あったかねぐら―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈4〉』p28に次のような事例が報告されていました。
山の中、砂防ダムの堰堤の上にいるのは、ニホンザルの群れだ。梅雨の晴れ間の日をあびて、あったまったコンクリートの堰堤。大きなコンクリートのかたまりは、熱をためていつまでもあたたかい。夕方、肌寒くなってくると、サルたちがやってきて、その上で暖をとっている。


一方、私が観察したのは、単に群れの遊動経路として堰堤を利用しただけだろうという印象を受けました。

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