2018/07/12

雪解けした畑でミミズを捕食するハシボソガラス(野鳥)



2018年3月下旬

雪国の根雪が溶け始めた広い農地(畑)でハシボソガラスCorvus corone)が地面をほじくって何かオレンジ色の実を美味そうに食べています。
冬の間に深い雪で押しつぶされていた植物(作物?)だと思うのですが、採食メニューは不明です。
カラスの上嘴に茶色の食べ残しが付着しています。


やがて、雪解け水で水浸しの農地を畝から畝へと歩いて渡り始めました。
遠くの地面で動いているミミズを目敏く見つけたようで、一目散に歩み寄ると長大なミミズを捕食しました。
のたうち回る獲物を足の爪で押さえつけながら嘴で引き千切り飲み込みます。
食後は水たまりで嘴をかるくゆすぎました。

画面の奥でもう一羽のハシボソガラスが餌を探し歩いています。
この2羽はつがいなのでしょう。
初めのカラスが少し歩くと二匹目のドジョウならぬ、2匹目のミミズを捕食しました。(@1:00)
カラスはミミズが好物なのかもしれません。

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川でミミズ?を捕食するハシボソガラス(野鳥)

雪解けした畑では土壌が水浸しになってミミズが溺れそうになり、地上に避難してきたところを捕食者に狙われるのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/07/11

カキドオシの花蜜を吸うヒゲナガハナバチの一種♂



2018年5月上旬

川沿いの日当たりの良い土手に咲いたカキドオシの大群落でヒゲナガハナバチの一種♂が何匹も活動していました。

花筒の入り口から頭を突っ込んで花蜜を吸っています(正当訪花)。
吸蜜後に顔を出すと体毛が白い花粉で汚れていました。
雄蜂はその場で身繕いして花粉を軽く落とすと、次の花へ飛んで行きました。

一方で、カキドオシの葉に止まってじっと休んでいる個体もいます。

この仲間の蜂の種類を正確に同定するには採集して翅脈などを精査する必要があるのですが、残念ながら逃げられてしまいました。
映像の前後半に登場するのは別個体です。
したがって、別種である可能性も否定できません。


ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ訪花吸蜜
ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ訪花吸蜜
ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ葉

立ったまま反芻するヤギ♀



2018年4月下旬

排泄を終えたヤギ(山羊)♀(Capra hircus)は立ったままで口をモグモグと動かしていました。
食べて一部消化した草を吐き戻して反芻しているのです。
横目で私の様子を伺っているようです。
ときどき耳を動かし、顔にたかるハエを追い払っています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヤギ♀@原っぱ+立位反芻

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