2018/05/10
雛鳥のために捕らえた虫を運ぶムクドリ(野鳥)
2017年5月下旬
河川敷に生えたニセアカシア(別名ハリエンジュ)の樹上でムクドリ(Sturnus cineraceus)が嘴に大量の虫を咥えていました。
ニセアカシアの白い花が満開です。
ムクドリはすぐに飛んで逃げて行きました。
おそらく巣に戻って雛に給餌するのでしょう。
親鳥が虫を捕らえる度に一匹ずつ巣に運んでいたのでは無駄が多いので、何匹も嘴に溜めてから帰巣しまとめて給餌するのです。
複数の獲物を咥えておきながらどうやって新しい獲物を捕らえることが可能なのか、いつも不思議に思います。
嘴を開くとせっかく咥えていた獲物が落ちてしまいそうに思うのですが、何か工夫があるのでしょうか?
実はこの親鳥は河畔林で捕虫していたのではありません。
それまで土手の辺り(地上)に居たのに、私が通りかかったせいで警戒し樹上に一時避難したのでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
2018/05/09
深夜も巣口で外を見張るコガタスズメバチ♀門衛【暗視映像】
枯木に営巣したコガタスズメバチの定点観察#13
前回の記事→#12
2016年8月上旬・午前3:00頃
2日ぶりの定点観察。
草木も眠る丑三つ時に営巣地へ忍び寄り、赤外線の暗視カメラでコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の巣を撮影してみました。
昼夜を問わず活動するモンスズメバチとは異なり、コガタスズメバチは昼行性で夜は巣で寝ています。
外皮上にはワーカー♀が一匹も居ません。
しかし3匹の門衛が巣口から外を見張っていました。
今回はやりませんでしたが、以前に別のコガタスズメバチの巣で闇夜に外被を棒でコンコン叩いても寝ていた蜂は怒って襲ってきたりしないことを確認しています。(日中にヒトが繰り返し巣を壊そうとしたり虐めたりしていれば、話が全く変わってくるでしょう。)
通常のカメラをうっかり持参し忘れたため、ストロボ写真で巣の状態を記録できませんでした。
つづく→#14:コガタスズメバチ♀が巣の内壁を削る音♪
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ハチ・アリ(膜翅目),
夜の生活
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