2017/12/21

飛んで逃げながら脱糞するアオサギ(野鳥)



2017年8月中旬

池を見下ろすポイントに私が忍び寄ると、いつも居るアオサギArdea cinerea jouyi)にすぐ気づかれてしまい、コンクリート護岸から3羽が飛び立ちました。
そのうちの2羽が羽ばたきながら空中で白い液状糞を排泄しました。
私が驚かせたことでストレス性の下痢にすぐなるとは思えないので(ひ弱過ぎる)、早く飛んで逃げるための軽量化でしょう。

旋回すると、河畔林のハンノキ樹幹に別れて止まりました。
おそらく若鳥のようです。
このハンノキ林には毎年サギ類の小規模なコロニーがあり、糞害のせいかハンノキの枯死が進行しています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハスの花で採餌するニホンミツバチ♀とクロマルハナバチ♀



2017年8月上旬・午前6:35〜6:40

山麓の農村で休耕田の一角を蓮池として有効利用していました。
ハスを植えて栽培する田(れんこん畑)を蓮田はすだと呼ぶそうです。
レンコンの花は白いらしいのですが、ここの花はピンクです。
食用レンコンを栽培しているのではなくて、あくまでも観賞用の花なのでしょう。


開花したばかりの早朝にハス(蓮)をせっせと訪花していたのは、ニホンミツバチApis cerana japonica)およびクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀でした。

畦道まで近づけないので遠目から望遠レンズで狙うしかないのですけど、ピンクの花の中で採餌している蜂の様子がうまく見えません。
後脚の花粉籠に橙色の大きな花粉団子を付けていますし、体中の毛が黄色い花粉で汚れています。
採餌が一段落すると、ホバリング(停空飛翔)しながら身繕いしています。
胸背が花粉で真っ黄色に汚れたクロマルハナバチ♀は、現場ではクマバチやクロマルハナバチ♂(雄蜂)と見間違えたぐらいです。

以前観察した平地の蓮池にはセイヨウミツバチが来ていたその一方で、山に近いこの蓮池ではニホンミツバチが通って来ている点が、さもありなんという感じです。
クロマルハナバチは二箇所で共通の送粉者でした。

▼関連記事
ハスの花で採餌するセイヨウミツバチ♀

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2017/12/20

電線に群れるムクドリを牽制するハシブトガラス(野鳥)



2017年8月中旬・午後17:49

夕方、田園地帯の電柱および前後の電線にムクドリSturnus cineraceus)の群れがびっしり鈴なりに並んでいました。
就塒前集合の先駆けでしょうか。

そこへ一羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が飛来し、わざわざ近くの電線に止まりました。
ムクドリが鳴き騒ぐ中をハシブトガラスは電線から電線に少し飛んで移動したり、嘴を足元の電線に擦り付けたりしています。
なんとなく、ムクドリを牽制するような動きに感じました。(意地悪なカラスがムクドリに嫌がらせの神経戦を仕掛けて縄張りから追い払いたい?)
しかし、あからさまな攻撃やモビングはしませんでした。

この後、通りかかったスクーターのエンジン音に驚いて、ムクドリの群れはほとんど飛び去りました。(映像無し)
残ったカラスにズームインして、ハシブトであることを確認しました。

ちなみに、日の入り時刻(午後18:34)まで45分も前の出来事でした。
ムクドリが群飛を始めたり集団就塒したりするには未だ早い時間帯です。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



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