2016年9月下旬
風媒花とみなされているヘラオオバコが実は虫媒花でもあるのでは?と疑問を抱くようになり、訪花昆虫を注意して見て回るようになりました。
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ヘラオオバコは虫媒花ではないか?:ヘラオオバコを訪花する虫の謎
線路沿いの咲いたナガボノシロワレモコウの群落でニクバエの一種と思われる黒くて毛深いハエが訪花していました。
花粉を舐めているようです。
口吻の動きから、花蜜も分泌していそうに見えませんか?
ヘラオオバコの花が咲く直前の蕾の時期から袋掛けしておいて、虫が来なくても結実するかどうか実験してみたくなります。
袋は風も妨げてしまうので、風通しの良い網を被せて栽培しないといけない気がします。
採集していませんが、映像でこのハエの名前が分かる方は是非教えて下さい。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
【追記】
私は初めこの花をヘラオオバコかと思い込んでいたのですが、訂正しておきます。
2017年8月中旬
河川敷の舗装された遊歩道をキジバト(Streptopelia orientalis)が向こうからトコトコ歩いて来ます。
藤田祐樹『ハトはなぜ首を振って歩くのか(岩波科学ライブラリー)』というベストセラー本で読んだ通り、キジバトも確かに一歩ずつ首を前後に振りながら歩行しているのが分かります。
側面から見る方が分かりやすいですね。
スローモーションでじっくり見直そうと思い、ハイスピード動画モードに切り替えたら、キジバトは飛んで逃げてしまいました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
【追記】
後日、スローモーションで撮り直しました。
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2017年8月中旬
川沿いに咲いたボタンヅルの群落でオオタバコガ(Helicoverpa armigera armigera)が訪花していました。
口吻を伸ばして一心不乱に吸蜜しています。
後翅も半開きにして見せています。
飛び立つ気配がないので、最後は引きの絵で状況説明。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。