2016/07/28

コベニスジヒメシャク?(蛾)の吸水



2016年6月上旬

山麓の道で沢の水が流れ込む濡れた路上に、おそらくコベニスジヒメシャクTimandra comptaria)またはその仲間と思われる蛾がペタリと止まっていました。
背面からでは肝心の口吻の状態が見えないのですが、水を飲んだりミネラルを摂取しに来たのでしょう。

本種成虫の口吻が退化しているかどうか、私は知りません。
もしその場合は解釈に困るのですが、打ち水したように気化熱で涼しい路面が気に入ったのでしょうか。





2016/07/27

シロツメクサの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2016年6月上旬

郊外の道端に咲いたシロツメクサの群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
花から花へと忙しなく飛び回るものの、後脚の花粉籠は空荷でした。
意外にもこの組み合わせは初撮りです。

『昆虫の集まる花ハンドブック』p55によれば、

(シロツメクサの)個々の花の雄しべ雌しべは白い花びらのケースに包まれ、外からは見えない。蜜を吸うにはケースを押し下げる必要がある。それができるのは、活動的に花から花へと飛ぶハナバチの仲間。こうして花を操作できず、移動性の低いアブや甲虫を花から排除した。




ハルジオンの花蜜を吸うヒメシジミ♂



2016年6月上旬

峠道の道端に咲いたハルジオンの群落でヒメシジミ♂(Plebejus argus micrargus)が訪花していました。
翅を閉じて吸蜜しながら、くるくると向きを変えてくれました。
飛び立つ瞬間にようやく青い翅表が見え、♂と確定。



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