2015/12/30

ノダケの花蜜を吸うヒメスズメバチ♂



2015年9月下旬

用水路沿いの草むらでヒメスズメバチ♂(Vespa ducalis)がノダケを訪花していました。
触角の長い雄蜂ばかり(少なくとも2匹)集まっているのがちょっと不思議でした。
ノダケの集合花は素人目には枯れかけているように見えますが、蜂は構わず吸蜜しています。
蜂は緑色の蕾よりも明らかに黒っぽい粒状の花を好んでいます。
ちなみにノダケの果実はカレー粉のような香りがするらしいのですが、私は未だ嗅いだことがありません。
同じ花序でニアミスした2匹のヒメスズメバチ♂同士で小競り合いになり、もつれ合うように花から落下しました。
餌資源(蜜源)を巡る争いや縄張り争いというよりも、相手を♀と誤認して交尾を試みたのかもしれません。

その一方で、メスグロヒョウモン♀(Damora sagana)が同じ花序に飛来してもヒメスズメバチ♂は無視して吸蜜を続け、攻撃したり追い払ったりすることはありませんでした。



2015/12/29

アサガオの花で採餌するトラマルハナバチ♀




2015年9月下旬

民家の壁を覆うように咲いた西洋(?)アサガオグリーンカーテントラマルハナバチBombus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
大きく開いた花弁を透かして、奥で蜂が吸蜜・採餌している様子がよく見えます。
花筒から出てきた蜂の体は白い花粉で汚れているのに、後脚の花粉籠は空荷でした。
盗蜜するかと少し期待したのですが、トラマルハナバチは舌が長いので毎回必ず正当訪花しています。



サルビアの咲く花壇で獲物を探すキイロスズメバチ♀



2015年9月下旬

道端に咲いたサルビアの花壇でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が忙しなく飛び回っていました。
赤い花の横で見事なホバリング(停空飛翔)を披露してくれました。
一度花に止まって吸蜜した!と思ったのですけど、残念ながら手前の花の死角でよく見えません。
正当訪花なのか、それとも穿孔盗蜜するかどうか、観察したかったです。

蜂はすぐに飛び立つと、獲物となる他の訪花昆虫を探索しています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しました。




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