2014/02/05

杉林で鳴き騒ぐ♪カケスの群れ【野鳥】



2013年10月中旬

山裾にある杉林の梢にカケスGarrulus glandarius)の群れ(少なくとも3羽)が止まっていました。
隣り合う木の梢でジェージェー♪と喧しく鳴き交わしています。
右の個体は余り鳴かず、先に飛び立ちました。
てっきり私に対する警戒声かと思ったのですけど、左の個体も静かになったので、縄張り争いの喧嘩をしていたのでしょうか。
(そもそも、繁殖期でもないのにカケスが縄張りを形成するのか疑問です。)

声紋解析してみる?




飛べ!オオイシアブ♀【ハイスピード動画】



2013年8月上旬

ススキの葉にオオイシアブ♀(Laphria mitsukurii)が止まっていました。
飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
スローモーションで見直すと、虻に物を投げつけたので、急発進で離陸してから前につんのめるように慌てていますね。


【追記】
余談ですが、鈴木知之『朽ち木にあつまる虫ハンドブック』によると、
(オオイシアブの成虫は)他の昆虫を捕食する。幼虫も捕食性で、腐朽材内にすむクワガタムシ科の幼虫などを食べる。(p74より引用)
幼虫の意外な食性について初めて知り、驚きました。


2014/02/04

ハナトラノオの花蜜を吸うアトボシキタドロバチ♀



2013年10月中旬

平地(郊外)の民家の庭に咲いたハナトラノオ(=カクトラノオ)でドロバチの一種が花蜜を吸いに来ていました。
盗蜜はせずに白い花筒に潜り込んで正当訪花しています。

見慣れないドロバチですけど、腹背後部に3本ある黄紋が目を引きました。
未採集、未採寸。
手元にある図鑑ではエゾスジドロバチと似ているようですが、自信がありません。

いつもお世話になっている「蜂類情報交換BBS」で問い合わせてみると、青蜂@管理人さんから以下のようにご教示頂きました。
動画のドロバチは、第一腹節の形状からアトボシキタドロバチのメスではないでしょうか。腹背節を横切る隆起線が無いように見えます。
という訳で、アトボシキタドロバチ♀(Allodynerus delphinalis delphinalis)と訂正。

【追記】
竹筒ハチ図鑑サイトによると、
アトボシキタドロバチ(Allodynerus delphinalis delphinalis (Giraud))は、草本の髄部などに穴を掘って営巣する掘孔性である。キバガ類など小形のガ類幼虫を狩る。



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