2013/10/10
リョウブの葉を蚕食するヒメスジコガネ?【微速度撮影】
2013年8月上旬
里山の尾根道に生えたリョウブの潅木でヒメスジコガネ(Mimela flavilabris)らしき甲虫があちこちで葉を食べていました。
三脚を立て、最近覚えたジオラマモードで10倍速の微速度撮影を試してみました。
動画編集で更にスピードアップした30倍速の早回し映像をご覧ください。
ヒメスジコガネ?は途中で食べる場所を変え、葉の中央からいきなり食べ始めています。
途中から後脚を背中に持ち上げた奇妙な姿勢になりました。
辺りを徘徊するクロアリを嫌がっているのでしょうか?
(マルハナバチの威嚇姿勢を連想しました。)
この個体は左後脚の先が欠損しています。
オリジナルの10倍速映像もついでに載せておきます(ブログ限定公開)。
ときどき風が吹くと三脚が振動したり葉が揺れたりするので、アップロードした映像に手ブレ補正処理を施してあります。
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2013/10/09
ママコナを訪花するトラマルハナバチ♀
2013年8月上旬
里山の明るい道端に生えたママコナの群落でトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に少量の白い花粉団子を付けています。
このピンクの花は知らない植物でした。
もう少し花がしっかり咲いた1か月後に再訪し、同定用の写真を撮って来ました。
花の下唇の斑点が白なのでママコナですかね?
黄色を帯びればミヤマママコナらしい。(『野草見分けのポイント図鑑』p124より)
ネットで更に調べると、エゾママコナかもしれません。
【追記】
ママコナ類の見分け方が載っている図鑑をもう一冊手に入れたので、改めて調べてみると、今回の植物はママコナと分かりました。
ピッキオ『花のおもしろフィールド図鑑:夏』p24より
唇形花の根本にある苞葉に鋸歯があるのが特徴のひとつです。(無ければミヤマママコナ)
エゾママコナは道東地方固有種でしかもレッドデータブックの準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
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