2013/10/09

ママコナを訪花するトラマルハナバチ♀



2013年8月上旬

里山の明るい道端に生えたママコナの群落でトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に少量の白い花粉団子を付けています。



このピンクの花は知らない植物でした。



もう少し花がしっかり咲いた1か月後に再訪し、同定用の写真を撮って来ました。
花の下唇の斑点が白なのでママコナですかね?
黄色を帯びればミヤマママコナらしい。(『野草見分けのポイント図鑑』p124より)
ママコナにしては茎の下方に生えた葉の縁に鋸歯が無い点が気になります。
ネットで更に調べると、エゾママコナかもしれません。


【追記】
ママコナ類の見分け方が載っている図鑑をもう一冊手に入れたので、改めて調べてみると、今回の植物はママコナと分かりました。
唇形花の根本にある苞葉に鋸歯があるのが特徴のひとつです。(無ければミヤマママコナ)
エゾママコナは道東地方固有種でしかもレッドデータブックの準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
したがって、私のフィールド(山形県南部)で自生しているはずはありません。



リョウブに訪花吸蜜するウラギンヒョウモン



2013年8月上旬

山道沿いに咲いたリョウブの花にウラギンヒョウモンが来ていました。
翅を開閉しながら吸蜜すると、飛んで隣の花へ移動します。



2013/10/08

草むらで獲物を探すエントツドロバチ♀



2013年8月上旬

平地の道端に生い茂ったヤマノイモの群落でエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ、Orancistrocerus drewseni)が獲物を探索していました。
映像を見直して初めて気づいたのですが、葉が巻かれた所に蜂が興味を示し、調べています。
中に獲物(蛾の幼虫)は居なかったようで、身繕いしてから立ち去りました。
念願の芋虫狩りの瞬間を目撃できるかと期待したものの、残念ながら空振りに終わりました。
ついでに私も葉巻をほどいて中を調べてみればよかったですね…。



ランダムに記事を読む