2013/04/10

ハシブトガラス(野鳥)のペア@樹上



2013年3月中旬

道端にそびえる針葉樹(モミの木?)の梢に2羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が止まっていました。
枝に隣り合って止まり、まるでキスするかのように互いに嘴を擦りつけていました。
慌ててカメラを向けたのですが、撮り損ねました。
(映像はここから)

しばらくすると一羽が少し飛んで移動し、2羽が離れた位置の枝に止まりました。
ズームして嘴をよく見ると、何か食べ滓のようなものが付着していますね。
あるいは巣材を集めてきた際の木屑でしょうか。
睫毛?(眉毛?)のようなふさふさの毛が可愛らしい。

一羽が飛び去ると、残った個体がカーカー♪鳴きました。

つがいがこの近くで営巣するのでしょうか。




キアシナガバチ創設女王の巣を冷やす扇風行動【ハイスピード動画&HD動画】



2012年7月上旬

キアシナガバチPolistes rothneyi)創設女王が高い軒下で日当たりの良いの西面に営巣しました。
午後は強い直射日光を浴びて気温が高すぎるようで、女王は初期巣を翅で扇いで冷やそうと必死です。
扇風行動の羽ばたきを220 fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
シルエット(影)に注目した方が、羽ばたきをはっきり見ることができますね。



通常のHD動画で撮るとこんな感じです。
女王はときどき巣盤上で向きを変えながら甲斐甲斐しく扇風行動をしています。
育房を点検して回り、どこを冷やすべきか調べているようです。
触角に温度センサーがあるのか、あるいは幼虫が何らかの方法で「暑いよー!」とSOS信号を発しているのかもしれません。
更に暑くなるとアシナガバチは巣に水をかけて気化熱を積極的に利用するらしいのですが、私は未だ実際に見たことがありません。

私も暑さで頭がボーッとしていたのか、実際の気温を測るのを忘れてしまいました…。




2013/04/09

ニホンザルが雪道で食べ歩き



2013年1月下旬

林道を続々と遊動する野生ニホンザルの群れと出会いました。
深雪のラッセルは体力を消耗するので誰しもやりたがりません。
必然的に一列縦隊になり、先行する個体の踏み跡をついて歩きます。

気になったのは、口に何かを咥えたまま横切った成獣の個体です。
撮影中は雪玉?と思ったのですが、落ち着いて見直すとなぜかエリンギにそっくりです。

(まさか本当にエリンギのはずはないでしょうけど…。)
樹皮や朽木の欠片なのか、サルノコシカケなどキノコの一種でしょうか?
斜面のすぐ下が集落なので、里に下りて何か悪さしてきた(盗み食いしてきた)可能性もあります。
猿は一時的に餌を頬袋に貯め込むこともできるはずですが、口に咥えて持ち運ぶこともあるのですね。

頬袋は既にパンパンなのでしょうか。

静かなコンタクトコール(群れのメンバー間の鳴き交わし)が断続的に聞こえてきます。

一番最後に登場する個体は♂ですかね?
股間にちらちらと立派な睾丸が見える気がしますし、歩く振る舞いがいかにも堂々としています。




ランダムに記事を読む