2019/01/07

雨の蓮池で遊泳するカルガモの群れ(野鳥)



2018年9月中旬

小雨がぱらつく朝、蓮池で4羽のカルガモAnas zonorhyncha)が群れになって元気に泳いでいました。
大きな蓮の葉の下に入れば雨宿りができそうですけど、カルガモは雨に濡れても全く気にしません。
岸辺から逃げないのは、誰かに餌付けされていて、私が給餌するのを密かに期待しているのかもしれません。(私は野鳥に給餌していません。)

黄葉した桜の落ち葉が水面に浮いていて、カルガモの胸にへばりついていました。
カルガモの個体識別ができたら観察がもっと楽しくなるはずですけど、私には性別も見分けがつきません。(¶追記参照)
夏が過ぎても未だ少し咲いているハスの花も一緒に撮れば良かったですね。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



¶【追記】
孝森まさひで『カモ類の観察:身近な水鳥の観察ガイド』によれば、カモ類の中でカルガモだけが雌雄同色なのだそうです。
カルガモの♂が♀と同じ色をしているのは、繁殖期に日本で子育てをするカモが他にはほとんどいないので、♀が他種の♂と間違えることがないためではないかと考えられている。 (p53より引用)



オオウラギンスジヒョウモン♀の産卵



2018年9月下旬

田んぼの畦道の草むらをオオウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome ruslana)が忙しなくあちこち飛び回っています。

あちこちのイネ科の枯草に腹端を擦り付けて産卵しては、すぐに飛び去ってしまいました。
本種幼虫の食草はスミレ類なのですが、母蝶♀は食草に卵を産み付けるのではなく、産卵場所はかなり適当なようです。
(実はスミレの葉がちゃんと近くにあるのかもしれませんが、花が咲いていない時季だと私にはスミレが分からないのです。)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


【追記】
かなり古い資料なのですが、手元にある保育社『原色日本昆虫生態図鑑IIIチョウ類編』(1972年)でオオウラギンスジヒョウモンの産卵習性を調べると、

産卵は食草近くの他物に1卵ずつで、北海道では食草と無関係な樹木の葉上に産卵した報告がある。産付された卵はそのままの状態で越冬するが、一部秋に孵化して幼虫で越冬するのではないかとも思われる。(p213より引用)



オオウラギンスジヒョウモン♀@草むら/枯草+産卵

2019/01/06

トビが飛び去り電線に(野鳥)



2018年9月下旬

山麓の田園地帯でトビMilvus migrans)にカメラを向けた途端に警戒し、電柱の天辺から飛んで逃げてしまいました。
羽ばたきと滑空を繰り返し、田んぼの上空を旋回してから電線に止まりました。
大型の猛禽類が電柱ではなく不安定な電線に止まるのは珍しいと思いました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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