2018/05/02

ヒメジョオンの花とジガバチ♀



2016年6月中旬

河川敷に咲いたヒメジョオンの群落でジガバチの一種の♀が訪花していました。
吸蜜している顔をよく見ると黒いので♀ですね。(ジガバチ♂の顔は白い)

サトジガバチ(Ammophila sabulosa nipponica)なのかヤマジガバチ(Ammophila infesta)なのか正しく同定するには採集して標本胸部の点刻や皺の状態を精査しないといけないのですが、私の殺気を感じたのか動画撮影後に飛んで逃げられてしまいました。
撮影地は明らかに平地ですけど、環境や標高だけからサトジガバチとは言い切れないのだそうです。
私のフィールドでは実際にどうなっているのか(棲み分けの有無を)自分でも確認したいと思い続けています。

しかし、いつも動画撮影を優先してしまうせいで、この問題は先延ばしになっています。(虻蜂取らず)


ジガバチsp♀@ヒメジョオン訪花吸蜜
ジガバチsp♀:顔@ヒメジョオン訪花吸蜜

キャットミントの花で吸蜜ホバリングするホシヒメホウジャク(蛾)



2017年10月上旬・午後17:30〜17:33(日の入り時刻は午後17:19)

日没後、民家の庭に咲いたキャットミントの群落で
ホシヒメホウジャクNeogurelca himachala sangaica )が3頭も訪花していました。
忙しなくホバリング(停空飛翔)しながら花から花へ飛び回っています。
吸蜜中も激しい羽ばたきを止めません。
この花壇をときどき定点観察しているのですけど、明るい昼間に訪花しているホシヒメホウジャクを見たことはありません。
本種は日没を待って薄暗くなると活動を始める習性(好暮性)があるのでしょう。
昼間はどこで寝ているのですかね?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
薄暮で実際はもっと薄暗かったです。

動画撮影の後は、ストロボを焚いて同定用の写真を撮りました。
(写真に撮れたのは胸背が禿げた1頭だけなので、別種が混じっていた可能性も否定できません。)


ホシヒメホウジャク(蛾)@キャットミント訪花+ホバリング吸蜜
ホシヒメホウジャク(蛾)@キャットミント訪花+ホバリング吸蜜
ホシヒメホウジャク(蛾)@キャットミント訪花+ホバリング吸蜜
ホシヒメホウジャク(蛾)@キャットミント訪花+ホバリング吸蜜

2018/05/01

コムクドリ♂(野鳥)が柳の灌木で採食?



2017年5月下旬

河川敷の歩道を私が歩いていると、目の前からコムクドリ♂(Sturnus philippensis)が飛び立ち、柳の灌木の低い茂みに隠れました。
虫を捕食しているのか、何をしているのか気になりますが、見失ってしまいました。

私の気のせいかも知れませんが、この個体はどうも少ししか飛べず、飛び方が下手糞というか、あまり上手く飛べない印象を受けました。
外見から幼鳥または巣立ち雛の可能性は除外できるので、本当に怪我をしているのかもしれません。
近くに巣があるとしたら、そこから私の気を逸らすために親鳥♂が偽傷行動をして見せたのかな?と妄想さえいだきましたが、真相は藪の中。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ランダムに記事を読む