2018/03/18

路地裏で遊ぶ2羽のハシボソガラス(野鳥)幼鳥?



2017年7月中旬

路地裏の用水路沿いで出会った2羽のハシボソガラスCorvus corone)です。

栗の花が散乱している小路を小柄なカラスが一羽トコトコ歩き回っていました。
この華奢な個体は、なんとなく
巣立ったばかりの幼鳥ではないかと思うのですが、口の中の色を見せてくれなかったので分からずじまいでした。
小路の向こうからもう1羽が歩いて来ました。
体格に少し差があるので、初めは親子なのかと思いました。
ところが合流しても幼鳥?は餌乞いしなかったので、幼鳥の兄弟姉妹なのだろうと思い直しました。

2羽のカラスは用水路沿いの柵をくぐって側溝を見下ろしていますが、以前のように側溝内(流水の中)に入って探検(採食?)することはありませんでした。

▼関連記事
側溝内を探検するハシボソガラス(野鳥)

道端の雑草の陰に隠れて根元を調べたりしているものの、積極的に採食しているようには見えません。
親鳥が巣外給餌に来るのを待っている幼鳥なのかな?

私が動画を撮りながら少しずつ近づくと、一羽は側溝の白い鉄柵の上に飛び乗りました。
やがて嗄れ声の警戒声を発しながら相次いで飛び去りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ミソハギの花蜜を吸うチャバネセセリ



2017年9月上旬

山麓の小湿地帯(休耕田)に咲いたミソハギの群落でチャバネセセリPelopidas mathias)が訪花していました。
吸蜜中は翅を閉じていることが多いですが、少し半開きにすることもありました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/03/17

セイタカアワダチソウの花で吸蜜ホバリングするホシホウジャク?(蛾)の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2016年10月中旬・午後16:52頃

夕暮れ時に、川沿いの農道の横に咲いたセイタカアワダチソウの群落でホウジャクの仲間が訪花していました。
高速で羽ばたき続けホバリング(停空飛翔)しながら口吻を長く伸ばして花蜜を吸っています。
同じ群落に繰り返し何度も戻ってきてくれました。

ホバリングする様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:38〜)
スーパースローで見ると、腹端付近から何か粒状の物体をポロポロと落下したのが興味を引きました。(@0:40〜0:41)
これは脱糞ではないでしょうか。
この個体が♀なのかどうか、私には性別を見分けられませんが、♀だとしたら産卵した可能性はどうでしょう?
ホウジャク類の♀が空中から卵を散布するという話は聞いたことがありません。
♀は幼虫の食草にきちんと(丁寧に)卵を産み付けるはずです。
体に付着していた花粉が落ちた可能性も考えにくいでしょう。
なぜなら、訪花中に口吻以外の体は花に全く触れていないからです。
アシナガバチは飛翔中に脚をだらりと垂らしていますが、それとは異なり、ホバリング中のホシホウジャク?は脚を体に引き寄せて空気抵抗を減らしていることが分かります。
吸蜜中も花に足を掛けていません。

動画だけではこの蛾を同定できないのでストロボ写真も何枚か撮ったものの、シャッタースピードの設定を誤り、残念ながら翅表の模様をしっかり撮れませんでした。

やがて、私の目線よりも背高く伸びたセイタカアワダチソウの花で吸蜜を始めたので、見上げるアングルでは翅表が撮れなくなってしまいました。
おそらくクロホウジャクMacroglossum saga)またはホシホウジャクMacroglossum pyrrhosticta)だと思うのですが、どうでしょうか?

成虫出現期を調べるとクロホウジャクは6〜9月、ホシホウジャクは7〜11月ということで、後者かもしれません。 (こんな推理は乱暴ですかね?)


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