2018/01/05

夜道でアブラゼミ♂を拾う



2017年8月中旬・午後19:36

夜の歩道でアブラゼミGraptopsaltria nigrofuscata)を2匹見つけました。
右側の一匹は死んで仰向けに転がっています。
発音器官の腹弁が見えるので、♂ですね。
寿命なのでしょう。

左側の個体を手掴みで拾い上げると、ビービー、ジージー♪と鳴き騒ぎ、激しく羽ばたいて暴れました。
このままだと歩行者や自転車に踏み潰されそうなので、近くの街路樹の幹に移してやろうとしました。

ところがアブラゼミ♂はすぐに飛び立ち、また歩道に落下してしまいました。


セミの雑学をまとめたインターネット記事(執筆・監修:Mr. Fox)によると、

死んだセミの簡単な見分け方: セミが道端で死んでいると思い、近づいたらいきなり暴れだして驚いた経験は誰もがお持ちでしょう。いわゆる「セミ爆弾」と言われるこのトラップですが、実は見分け方があります。ひっくり返っているセミの脚が閉じている場合は死んでいる確率が高いので安全で、脚が開いている場合は生きている確率が高く、近寄ると急に暴れることがあるので要注意です。

怪しい出典ですけど、確かに今回路上でひっくり返って死んでいた右側の個体は、脚を閉じていました。


枯れ葦原で母衣打ち♪するキジ♂(野鳥)



2017年5月中旬・午後18:18〜18:36
▼前回の記事
列車の通過音に驚いて逃げるキジ♂(野鳥)

枯れた葦原に覆われた広大な湿地帯でキジ♂b(Phasianus versicolor)が縄張りをパトロールする合間に、立ち止まってはケンケーン♪と絶叫していました。
毎回鳴き終わると翼を激しく羽ばたかせてドドドド♪と音を立てます。
これをドラミングとか母衣ほろ打ちと呼びます。

同一個体をそっと尾行すると、鳴くシーン♪を3回撮ることができました。
撮影には望遠レンズを使いましたが、肉眼で見ると遠いせいかキジは意外に小さな鳥という印象を受けます。
尾羽根が長いだけ?

この日は♀の姿を1羽も見つけられませんでした。
巣で抱卵、抱雛しているのでしょう。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/01/04

路上で吸水するナミアゲハ



2017年8月上旬

街中の車道が雨上がりで水溜りが少しできています。
(暑いので誰かが散水したのかもしれません)
そこを一頭のナミアゲハPapilio xuthus)が蝶道のように何度も往復して飛んでいました。
私が路傍でじっとして待つと、ナミアゲハは案の定、濡れた路面に降り立ち口吻を伸ばすと羽ばたきながら吸水を始めました。
あいにく、車が通りかかって逃げてしまいました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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