2016年11月上旬
近所にある猫の額ほどの原っぱに咲いたセイヨウタンポポの群落でキタキチョウ(Eurema mandarina)が訪花していました。
翅を閉じたまま吸蜜すると、最後はヒラヒラと少し飛んで近くのタンポポに着陸しました。
撮影直後にタンポポの萼を調べて、セイヨウタンポポであることを確認。
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ハスが開花する時にポンと音がするという俗説についても、博士は上野公園不忍池などで徹夜で調べて、とうとうこの俗説はウソだということを証明した。明け方にハス池のコイが水面近くに飛んでいる蚊をとりにきて、ハネ上がる音をハスの開花とまちがえたのだそうだ。
・ハスの花の開閉は花弁の基部の内側の生長度が外側のそれより盛んになれば開き、逆に弱くなれば閉じる。さらに花弁の基部の生長度の違いは、生長を促すホルモン(生長ホルモン)の濃度のかたよりによって生ずると考えられる。しかし、ハスの場合どのような外因または内因によって、上述のような生長度の違いがひき起こされるのか、明確ではない。(p125より引用)
・開花がハス自体のもつ周期性(バイオリズム)によることも考えられる。ハスの花は4日間、毎朝開閉を繰り返してから散るのだそうです。
ハスの花の開閉観察 エイジング(加齢)との関係で、初めて咲く花は、その日の午後7時ごろに五分咲き程度に開花して、10時ごろには閉花してしまいます。翌2日目は午前7〜8時ごろに全開して午後0時ごろに閉花し、3日目も再び早朝に完全開花して正午ごろに半閉花します。そして、4日目の早朝に3回目の完全開花をしてその日の午後に散っていきます。風が強く吹いたり暑いときには3日間ぐらいで終わったり、気温が低めで涼しいときには1週間ぐらい開閉運動を続けます。 (p64より引用)
3:30 am(開花日の異なる3つの蕾)。以降は左の蕾に注目。 |
6:02 am |
8:13 am(閉花開始?) |
8:15 am(左から順に開花3日目、4日目、1日目) |
ひらいた ひらいた
なんの花が ひらいた
レンゲの花が ひらいた
ひらいたと思ったら
いつのまにか つぼんだこの歌詞に登場するレンゲの花とは、てっきりレンゲソウ(ゲンゲ)だと今まで私は思い込んでいたのですが、蓮華の花、つまりハスの花なのだそうです。
これは、ハスの花の生態をよく表している、わらべうたです。(同書p13より引用)
折れた茎の断面にレンコン様の穴 |
ハスの葉の付け根部分の断面。葉の先まで管が通っています。(p37より引用)
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