2017/10/31

ハシボソガラスの巣の下で鳴く♪ヒヨドリ(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#30


2017年6月中旬・午後14:55

いつもの撮影ポイントへ向かっていると、ハシボソガラスCorvus corone)の巣がある高圧線鉄塔#21で一羽のヒヨドリHypsipetes amaurotis)が居ました。
鉄塔の中段に止まって辺りを見回しています。
ヒヨドリにしてはあまり聞き慣れない鳴き方を始めました。
嘴の動きと鳴き声が一致したので(リップシンクロ)、この個体の鳴き声で間違いありません。
カワラヒワの鳴き声も一緒に聞こえて紛らわしいのですけど、これはヒヨドリが縄張り宣言しているさえずり(囀り)なのですかね?

あまり面白くもない映像を長々と撮り続けたのは理由があって、ハシボソガラスの親鳥が縄張りへ侵入したヒヨドリに気づいたらどんな反応をするのか、興味があったからです。
すごい剣幕でヒヨドリを追い払うでしょうか?
例えばカラスの天敵の猛禽類がハシボソガラスの巣の近くに飛来すると、カラスの親鳥はすごい剣幕で急行し、モビングして縄張りから追い払ってしまいます。
ヒヨドリはカラスの雛を襲う天敵でもありませんし、ニッチもおそらく違うので、カラスの縄張りに侵入しても黙認するでしょうか?
ところがハシボソガラスのつがいは採餌に出掛けて辺りに不在で、ヒヨドリはカラスの巣の下でひたすら鳴き続けています。
自発的に飛び立つ気配もありません。
私も先を急ぐので、痺れを切らして撮影を打ち切ってしまいました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#31:巣立ちの近いハシボソガラス雛の冒険(その2)前編【10倍速映像:野鳥】



ホソバセダカモクメ(蛾)の幼虫はアキノノゲシの綿毛を食べる?



2016年9月下旬

田んぼの畦道の横に生えたアキノノゲシの群落でホソバセダカモクメCucullia fraterna)という蛾の幼虫を見つけました。
保護色にはなっておらず、白い綿毛に居るとむしろ目立ちます。
黄色と黒の模様は、毒があることを捕食者に知らせる警告色なのかな?

見つけたときこの幼虫はじっとしていたのですが、花が終わった後の綿毛や種を食べていたのですかね?
このときは先を急ぐ用事があって、摂食シーンをじっくり観察できませんでした。
飼育する余力も無くて、採集もしていません。

▼関連記事
オニノゲシの葉を食べるホソバセダカモクメ(蛾)幼虫


【追記】
ホソバセダカモクメ幼虫の種子食は2年後に確認することができました。

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ホソバセダカモクメ(蛾)の幼虫がアキノノゲシの種子を食べる際のトレンチ行動



2017/10/30

雛に餌を与えるハシボソガラス(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#29


2017年6月中旬・午後15:05〜15:10?

この日も未だ4羽のハシボソガラスCorvus corone)雛鳥は巣立っていませんでした。
この日に撮れた親鳥による2回分の給餌シーンをまとめてみました。
巣内の雛は各々で、羽繕いや羽ばたき練習をしています。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#30:ハシボソガラスの巣の下で鳴く♪ヒヨドリ(野鳥)


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