2017/10/25

巣立ちの近いハシボソガラス雛の冒険:前編【10倍速映像:野鳥】




高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#27


2017年6月中旬・午後16:20〜17:26

ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が共働きで巣に通って4羽の雛に給餌する様子です。

前半は通常のHD動画で撮影したもので、給餌を1回記録しました。
食後に雛が排泄した糞を受け取ったようで、出巣する親鳥の喉袋が膨らんでいます。

後半(@0:41〜)は微速度撮影で63分間、長撮りしました。
10倍速の早回し映像でご覧ください。
計14回、給餌しました。
親鳥を待つ間、暇を持て余した雛鳥はいつものように、各自で羽繕いしたり羽ばたきの自主練をしたりしています。

さて、後半の10倍速映像を注意深くご覧になって、いつもと違う雛の行動に何かお気づきになられましたでしょうか?
親鳥の留守中に1羽の腕白な雛が巣を離れて右の鉄骨まで移動したのです。
横に張り出した鉄骨で羽ばたき練習したり、帰巣した親鳥とその雛が鉄骨に並んで餌乞いしたので、そのまま巣立ちするのかと期待しました。
ところが、しばらくすると兄弟姉妹の居る巣へ自力で無事に戻りました。(@2:35〜2:53)
雛の自立・成長を感じさせる行動が偶然撮れてラッキーでした。
詳しくは次回。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→#28:後編


ヤクシソウの花蜜を吸うキタキチョウ



2016年11月中旬

峠道の道端に咲いたヤクシソウの群落でキタキチョウEurema mandarina)が訪花していました。
翅を閉じて吸蜜しています。
晩秋の強い日差しを浴びて、翅の模様が透けて分かりにくくなっています。

この日は里でも山地でも活動している蝶はキタキチョウばかりでした。
他種の蝶はもう死に絶えたか越冬に入ったのでしょう。



2017/10/24

ハシボソガラス雛の羽ばたき特訓と羽繕い(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#26


2017年6月中旬・午後16:14〜16:23

ハシボソガラスCorvus corone

2日ぶりに様子を見に来ると、雛4羽とも未だ巣立ちせずにいました。(雛鳥の数は3羽ではなく4羽でした
親鳥♀♂は依然として雛に給餌するため、せっせと巣に通っています。

給餌を終えた親鳥が巣の左横の鉄骨から飛び立ち、鉄塔の天辺から西に伸びる高圧線に止まり直しました。
ここは親鳥が気に入っている監視場所の一つなのです。

親鳥が留守の間、雛が元気に羽ばたき練習を始めました。
自主トレの合間には、自分でのんびり羽繕いしています。
強風に煽られて雛の羽が逆立って見えます。

動画には撮れていないのですが、縄張りを監視していた親鳥が高圧線から飛び立つと、領空侵犯したトビをモビングしに急行しました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#27:巣立ちの近いハシボソガラス雛の冒険:前編【10倍速映像:野鳥】



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