2017/10/08

側溝内を探検するハシボソガラス(野鳥)




2017年6月下旬

細い路地の道端を流れる側溝の縁に一羽のハシボソガラスCorvus corone)が佇み、下を覗き込んでいました。
意を決したように、側溝内にフワリと飛び降りました。

死角に入ってしまったので、撮りながら側溝に忍び寄ります。
側溝には浅い水が流れていました。
好奇心旺盛なカラスが水路を探索していたのでしょう。
水生昆虫などを捕食していたのかな?


▼関連記事
道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)

もしかすると、水を飲んだり水浴したかったのかもしれません。
私に対して警戒を解くと、ゆっくり歩いて下流へ移動しました。
何を採食するか見届けたかったのですが、残念ながらそこで邪魔が入りました。
横の路地を自転車に二人乗りした若者が通りかかると、カラスは驚いて飛び去ってしまいました。

このカラスは成鳥なのかそれとも最近巣立った幼鳥なのか不明です。
後日、同じ場所で同一個体またはその家族と思われるカラスと再会しました。(映像公開予定
ちなみに、ここは定点観察していた営巣地とは全く別の場所です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



エゴノキの花で採餌するクロマルハナバチ♀



2017年6月上旬

林縁で満開に咲いたエゴノキクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷のようです。

胸背が白い花粉で汚れている個体がいました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2017/10/07

ハシブトガラス家族群の朝礼♪(野鳥)



2017年6月中旬・午前5:11〜5:15

早朝から民家の屋根にハシブトガラスCorvus macrorhynchos)巣立ち雛の群れが集まっていました。
集団塒から出てきて、朝日を浴びた屋根の上で日光浴しているようです。
嘴の中が赤いのがカラスの雛や幼鳥の特徴です。
成鳥になると口の中が黒くなります。

1羽の幼鳥が何気なく屋根を嘴で突くと、残りの2羽が餌か!と勘違いして近寄って来ます。
途中からもう1羽の幼鳥が飛来し、計4羽になりました。(@0:52)

私が幼鳥の群れを撮り続けている間、近くの電線で親鳥が鳴いていました。
腹立たし気に嘴を足元の電線に擦り付けているのは、幼鳥を心配し、私を警戒しているのでしょう。
電線上で向きを変えて鳴いた直後に脱糞しました。(@1:38)
やかましく鳴きながら飛んで常緑樹(ヒバ?)の梢に止まりました。
我が子(幼鳥)に向かって「人間だ! 気をつけろ!」と教えているのかもしれません。
口の中が黒いので成鳥と確認できました。
カメラを右にパンすると屋根の上に居た幼鳥の群れが親鳥の方へほとんど飛び立ちました。
1羽の幼鳥だけが屋根に居残り、呑気に歩き回っています。
樹幹の親鳥が「ほら、早く逃げろ! 逃げろ!」と警戒声を発し続けています。
あまりにうるさいので、再びカメラを親鳥に向けました。
するとガーガー♪切迫した鳴き声を上げながら、こちらに飛んで来ました。
その隙に、屋根の幼鳥は居なくなっていました。

近くの鎮守の森にハシブトガラスの巣や塒があるのではないかと睨んでいるのですが、未だ確かめてはいません。

今回は親鳥が一緒に居たのでハシブトガラスだと分かりましたけど、もし幼鳥を単独で見ていたら、ハシボソガラスと見間違いそうです…。
これまでも誤同定してそう…。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




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