2016/11/18

浅い池の泥で虫を捕食するセグロセキレイ若鳥(野鳥)



2016年8月上旬・午前7:52〜7:58

溜池でセグロセキレイMotacilla grandis)の若鳥と思われる個体が採餌していました。
池の中央も水深が浅く、今にも干上がりそうです。
セグロセキレイは水辺の泥を歩き回り、何か虫を捕食しています。
後半は近くで頻りに鳴いているアオサギの声が聞こえてきます。

灰色の斑模様なので、セグロセキレイ/ハクセキレイで迷いました。
若鳥なのか、♀なのかな?
白変種というほど白くありません。



ネムノキの開葉運動【微速度撮影】



2016年8月上旬・午前3:40〜6:01

夜間に蒸散を防ぐために閉じていたネムノキAlbizia julibrissin)の葉が夜明けとともに開いていく様子を微速度撮影してみます。
夕方に就眠運動を記録したのと同じ灌木aを反対側から(堤防の東側の枝を)撮影します。

現場に着いてすぐ、未だ暗いうちに赤外線の暗視カメラで閉じた葉の状態を動画に撮っておきます。(午前3:40)
快晴で満天の星空が広がっています。



20秒間隔のインターバル撮影を2時間20分間行いました。
撮影対象の枝の東側に三脚を立てると朝日で影になってしまうので、南側に三脚を据えました。
早朝は完全な無風なので、微速度撮影には最適です。
途中でカメラのバッテリーを交換する羽目になったのは反省です。
バッテリーを十分に充電した状態で撮影を始めるべきでした。
連続写真にEXIFから時刻を焼き込んでから15fpsで動画に変換しました。
ただただ真っ暗なだけの前半部はカットして、2時間分(午前4:00〜6:01)の写真を使いました。
早回し映像にすると、明るくなるにつれてみるみる内に葉が開いている様子がよく分かります。



土手の斜面の上部に生えたネムノキの方が早く朝日を浴びることになります。
上の方の枝から日光を浴び始め、下の枝にはなかなか日が当たりません。
隣で白い花が咲いているネムノキにはマメ科特有の実がついていました。



午前4:02には空がやや明るくなり、星がほとんど見えなくなりました。
ちなみに、この日の公式な日の出時刻は午前4:45
実際は裏山から日が昇るので、もう少し遅くなります。
午前5:02にようやく東の山の稜線から日が昇りました。
照度計がバッテリートラブルのため使えないのが残念。

以下は現場の気象データ。
午前3:39の気温は25℃、湿度52%。
午前3:56の気温は21.6℃、湿度66%。
午前4:15の気温は19.7℃、湿度73%。
午前4:55の気温は18.7℃、湿度80%。
午前5:02の気温は18.9℃、湿度80%。


植物学の用語に私は疎いのですけど、この現象を展葉と呼ぶのは違うらしい。
展葉てんようとは、畳まれて発芽した葉が開くこと。





2016/11/17

アオサギ(野鳥)の飛翔、着水と漁失敗【HD動画&ハイスピード動画】



2016年8月上旬・午前8:00頃

溜池に流れ込む用水路に一羽のアオサギArdea cinerea)が飛来しました。
着水寸前にグヮッ♪と一声鳴きました。(他個体の鳴き声かもしれません)

すぐにカメラに気づいて飛び立つだろうと予想し、240-fpsのハイスピード動画に切り替えました。

アオサギは浅い用水路を渡渉しながら獲物に狙いを定めると、嘴を一閃しました。
しかし獲物に逃げられたようで、捕食に失敗しました。
水中に嘴を突き刺した瞬間につんのめり、バランスを取るために不格好に翼を広げています。
漁の技量が未熟なので、なんとなく若鳥のような気がしました。
成鳥ならこんなヘマはしないのでは?

つづけて飛び立ちのシーンもハイスピード動画にばっちり撮れました!
用水路の上流に少し飛んだだけで、すぐに着水しました。
低速の低空飛翔中に翼上面の羽毛(初列雨覆と大雨覆)が逆立つようになびく様子が非常に印象的です。
着陸寸前のストール(失速)で翼の上面に乱流が発生したのがよく分かりますね。
最後は水辺のヨシ原の死角に隠れてしまい、残念でした。

※ 全編、動画編集時に自動色調補正を施しています。



ランダムに記事を読む