2015/05/15
カキドオシを訪花するクロスキバホウジャク?(蛾)の吸蜜ホバリング【HD動画&ハイスピード動画】
2014年5月下旬
山腹の草地に咲いたカキドオシの群落で、スズメガの一種が訪花していました。
草むらの奥で忙しなく飛び回るので、ピントを合わせる暇がありません。
それならばと、途中から240-fpsのハイスピード動画に切り替えて吸蜜ホバリング(停空飛翔)の羽ばたきを撮ってみました。(@0:43-)
おそらくクロスキバホウジャク(Hemaris affinis)ではないかと思うのですが、定かではありません。
動画による記録を優先した結果、同定用の静止画を撮り損ねてしまいました。
以下はHD動画からのスナップショットでぶれぶれ。
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ツヅリガ(蛾)準備運動の羽ばたき
2015年5月上旬
夜の屋内で暗い廊下の壁に蛾が止まっていました。
貯穀害虫として悪名高いツヅリガ(別名イッテンコクガ;Paralipsa gularis)でした。
マグライトで照らすとその場で軽く羽ばたき始めたので、飛翔前の準備運動を動画に記録しました。
すぐには飛び立てない種類の蛾なのでしょうか。
普段なら飛び立つ瞬間まで動画に撮るのですが、今飼育しているハエトリグモの生き餌として採集を優先しました。(逃げられては困るのです。)
採寸するのを忘れたので、翌日に改めて死骸(ハエトリグモの食べ残し)の前翅長を記録(〜13mm)。
英語版wikipediaに性別判定法に関する記述がありました。(♂は前翅の裏面に金色の毛束)
The male has a huge, silken tuft of golden hairs on the under side of the fore wing. It arises from near the base and, when not expanded, lies in an elongate, sac-like fold along the fore edge of the wing.展翅せずに死骸をすぐ捨ててしまったので、この個体の性別は結局分からず仕舞いです。
【追記】
もしかして、ツヅリガではなくてフタテンツヅリガ(Aphomia sapozhnikovi)かも?
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夜の生活
2015/05/14
川に降りて小魚を捕食するアオサギ(野鳥)
2015年4月下旬
農村部を流れる川沿いの堤防を私が歩いていると一羽のアオサギ(Ardea cinerea jouyi)が川の中から飛んで逃げ、対岸の堤防に着陸しました。
(映像はここから。)
しばらくするとアオサギは長い脚で枯れ草を踏みしめゆっくり川に向かって歩き出し、斜面を下り始めました。
途中で首をピンと伸ばして仁王立ちになり、辺りを警戒。
コンクリート護岸の切り立った斜面は歩かずに軽く羽ばたきながらフワリと飛び降りました。(@1:48)
川岸に着陸したアオサギは、岸辺の浅瀬を歩いて上流にゆっくり移動。
獲物となる川魚に狙い始めたようで、水面を見つめながら動きを止めました。
ようやく動いたと思いきや、嘴を使って羽繕いを開始。(@3:23)
なかなかアオサギに動きがないので痺れを切らして引きの絵にした途端、長い嘴を一閃し見事に小魚を捕りました。(@3:47)
魚を飲み込んだ直後、水を飲むような、嘴を水でゆすぐような行動をしました。(@4:08)
(これは捕食の度にやるお決まりの行動のようです。)
また川を上流に歩いて少し遡行すると、二度目の漁に成功!(@4:40)
しかし、今回は魚と一緒に川底のゴミ(落ち葉?)を咥えてしまいました。
ゴミは飲み込まず、直後に嘴を水ですすいで捨てまし。
すっかり満足した私が動画を撮り終えた直後に、このアオサギは下流へ飛び去りました。
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