2014/05/13

ムラサキツメクサを訪花するトモンハナバチ♀とブチヒゲカメムシ



2013年8月上旬

川べりのムラサキツメクサの群落でトモンハナバチ♀(Anthidium septemspinosum)が訪花していました。
腹部下面のスコパに花粉を付けています。
同じ花で先客のブチヒゲカメムシDolycoris baccarum)が吸汁していても蜂は気にせず、忙しなく吸蜜・集粉を済ませると飛び去りました。



人参を食べるヤマトゴキブリ終齢幼虫



2014年4月中旬・室温22℃

飼育しているヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)終齢幼虫の餌としてご飯粒だけでなく野菜も必要だろうと考え、野菜屑からニンジンのへたの部分を入れてやりました。
生野菜なので水分補給にもなるでしょう。
ゴキブリはすぐに食いついてニンジンを齧り始めました。
輪切りにしたニンジン断面の食痕を調べると、周辺部よりも中央部分を好んで口にしているようです。



2014/05/12

ヒメマルカツオブシムシの起き上がり運動



2014年4月中旬

室内の板壁に止まっていたとても小さな甲虫を捕獲しました。
目を凝らしてみると、ヒメマルカツオブシムシAnthrenus verbasci)と判明。
方眼紙上を歩かせて採寸すると、体長〜3mm。

さて、転んで仰向けになった時の起き上がり方は虫の種類によって様々です。
ヒメマルカツオブシムシの場合は、体をどのように動かして起き上がるでしょうか?
しばらく脚でもがいてから翅を広げて素早く跳ね起きました。
これは体形の似たテントウムシと同じ方法ですね。

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カメノコテントウナミテントウ

面白がって繰り返すと一度だけ、翅を使わず寝返りを打つように横回りで起き上がりました。

翌日に同じ部屋でヒメマルカツオブシムシをもう1匹見つけました。
窓から室内に迷い込んで来た、あるいは室内越冬していた個体が目覚めたのなら良いのですけど、室内のどこかで大量発生していたら不味いなぁ…。(タンスの衣類や標本を食い荒らしている?)


標本a@方眼紙
標本b@方眼紙



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