2014/03/28

水を飲むマダラスジハエトリ♂亜成体(蜘蛛)



2014年1月下旬・室温18℃

マダラスジハエトリの飼育記録3

プラスチック容器の蓋の裏面に水滴を付けてやると、マダラスジハエトリ♂亜成体(Plexippoides annulipedis)はすぐに水滴を目がけて壁面を下から登って来ました。
久しぶりの給水なので、喉が乾いていたようです。
水滴に口を付けて吸水を始めました。
体の腹面が水を弾いているのは、体毛に撥水性があるためでしょう。
容器越しに口元を接写してみます。

水滴が凸レンズのような効果をもたらし、ちょっと面白い映像が撮れました。
一度飲み終えてから向きを180°変え、また水滴にちょっとだけ口を付けました。
今度こそ満足したようで、水滴から離れました。


つづく→シリーズ#4


2014/03/27

カワミドリを訪花するオオマルハナバチ♀



2013年8月下旬

山間部の道端に咲いたカワミドリの群落でオオマルハナバチBombus hypocrita)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。



ノシメマダラメイガ(蛾)を狩るマダラスジハエトリ♂亜成体【蜘蛛:ハイスピード動画】



2014年1月下旬・室温17℃

マダラスジハエトリの飼育記録2

冬はなかなか生き餌となる虫が見つからず、前回の給餌から10日ぶりにノシメマダラメイガPlodia interpunctella)を与えることができました。
マダラスジハエトリ亜成体♂(Plexippoides annulipedis)はやはり飢えていたようで、すぐに獲物の動きに反応して跳びつきました。
狩りの瞬間を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
クモは容器の底を徘徊する獲物を壁面から見下ろしています。
狙いを定め、第1歩脚を振り上げてから獲物に跳びつくと、見事に狩り成功!

噛まれて毒液を注入されても蛾はしばらく触角を動かしています。
クモは獲物を咥えたままときどきレンズを見上げたり方向転換する仕草が可愛らしい。


つづく→シリーズ#3


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