2013/10/01

ヌルデを訪花するシロテンハナムグリ



2013年8月上旬

大型のハナムグリがヌルデの花で食事していました。
背中の斑点模様をなかなかこちらに向けてくれなくて接写に四苦八苦していたら、飛んで逃げてしまいました。
シロテンハナムグリProtaetia orientalis submarumorea)ですかね? (もし間違えていたらご指摘願います。)




2013/09/30

ヘクソカズラに訪花吸蜜するセイヨウミツバチ♀



2013年8月上旬

ヘクソカズラの藪の奥で頻りに蜂の羽音がするので覗いてみると、セイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
盗蜜行動ではなくヘクソカズラに正当訪花することを確認しました。
(花筒に頭を突っ込んで舌を伸ばし蜜腺を舐めています。)
花から花へと飛び回る動きが素早い上に、生い茂った薮の奥に潜り込んで採餌しているので、とにかく撮影し難くくて仕方がありません。
酷暑の日中はミツバチも熱中症にならないよう直射日光の当たらない日陰の草むらの奥を選んで訪花しているのでしょうか。
私も暑さでぼーっとしてしまい、気温を測り忘れました…。
あるいは日向の花はもはや流蜜が枯れてしまったのかもしれません。

ところで、ヘクソカズラの花から集めた蜂蜜の風味はやはり臭いのかどうか興味があります。




鳥糞を吸汁するコムラサキ♂【HD動画&ハイスピード動画】



2013年8月上旬

水辺のコンクリート護岸にコムラサキ♂(Apatura metis substituta)が止まっていました。
日光浴しているのかと思いそっと近寄ってみると、野鳥が排泄した白い糞を口吻で舐めていました。
水鳥の羽根も糞の近くに落ちています。

暑いのか、基本的に翅を閉じたまま吸汁しています。
ときどき羽根を開閉します。
♂にしては構造色の紫色光沢が薄い気がしたのは、翅の角度のせいかな?

後半、コムラサキ♂が少し歩いて鳥糞から離れた際にコンクリートを舐めた跡が唾液で濡れていました。
水分を吐き戻しながら鳥糞のミネラルを溶かして吸汁していたのでしょうか?
映像を観直しても、鳥糞を舐めながらセセリチョウのようにオシッコは排泄していないと思います。

飛び立ってもしばらくすると同じ場所あるいは隣の鳥糞に舞い戻って来ます。
私の横を通り過ぎる際にパタパタと軽快な羽音が聞こえます。

幼虫の食草であるヤナギが近くに生えているので、この溜池でコムラサキを見掛けるのは納得しました。



同一個体が鳥の糞から飛び立つ瞬間の羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。






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