2012/01/06

コノシタウマ♂の雪面徘徊



2011年11月下旬

晴れた雪道を歩いている小さなカマドウマの仲間を発見。
産卵管が無いので♂成虫と思われます。
(あるいは、もしかして幼虫で越冬するのだろうか?)
雪上で静止している間に採寸してから定規で体に触れたら跳んで逃げました。
採集して調べてみると、コノシタウマ木の下馬;Diestrammena elegantissima)という種類のようです。



2012/01/05

電柱からトビを追い払うハシブトガラス【野鳥】



2011年11月下旬

トビMilvus migrans)らしき一羽の猛禽が田園地帯に立つ電柱の頂に止まって辺りを睥睨しています。
(※自信なし。ノスリなど別種の猛禽類かも。見分けられる方は教えて下さい。)
私は少し離れた位置に立ち、警戒させないよう体は逆を向いてカメラのバリアングル液晶を覗き込みながら撮影開始。



トビがその場で向きを変えたと思ったら、すぐ近くの電線に一羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が舞い降りました。
眼下の道を車が通過しても気にしません。
カラスが遠くを向いて鳴き始めました。
仲間を呼んでいるのだろうか。
ときどきカラスが電線に嘴を擦り付ける行動を取ります。
そして挑発的に少しずつトビににじり寄るカラス。
緊張が高まり、二羽同時に飛び立ちました。
空中で小競り合いの末、トビは飛び去りました。
カラスは電線に戻ってカーカー♪と鳴き、あたかも勝鬨の声を上げているようです。

もう少し近づいてからハシブトガラスの撮影を再開。
しかし、こちらを警戒して電線からすぐに飛んで行ってしまいました。



ハシブトガラスの方が後から来たのに図々しく軽い嫌がらせを行い、猛禽類を追い払ったように見えました。
これは単独で行なったモビング(擬攻撃)と呼べるのだろうか。
野鳥の力関係を伺わせる興味深い一期一会でした。


2012/01/04

ホソヘリカメムシの雪上徘徊



2011年11月下旬

少し雪の積もった車道をホソヘリカメムシRiptortus pedestrisが歩いていました。



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