2017/05/30

ハクセキレイのお辞儀(野鳥:求愛行動?)



2017年3月中旬・夕方17:45

ハクセキレイMotacilla alba lugens)の塒入りを見に来たら、日没直前の電線に止まった2羽の行動が気になりました。
右にいる個体がすぐ左隣の個体に向かって頭を低く下げて繰り返しお辞儀をしています。
それに対して相手は無反応でした。
こんな行動は今まで見たことがありません。
これは求愛行動ですかね? 
ここ雪国でもハクセキレイの繁殖期がいよいよ始まったのかな?
薄暗い上に逆光のため、映像からハクセキレイと判別するのも少々難しく、肝心の性別も不明です。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

『日本動物大百科4 鳥類II』を紐解いてみても、

(ハクセキレイの)交尾は数回続けて行なうが、♂は交尾のたびに体をふくらまし、鳴きながら求愛する。(p77)
と書いてあるだけで、求愛行動の具体的な詳細が分かりませんでした。




↑参考映像:ka2kaさん撮影の見事な求愛ディスプレイ。
百科事典に載っていないことも検索すればすぐに生態動画が見れる、つくづく良い時代になりましたね。

雑木林でニホンザルとかくれんぼ



2016年11月中旬

里山の急斜面で雑木林の林床を野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)がガサガサと音を立てながら遊動していました。
口に何かを頬張ったのですが、カメラのピントが合う前に警戒して幹の陰に隠れてしまいました。
木に登るかと思いきや、姿を見失いました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2017/05/29

川の滝壺に集まるダイサギ(冬の野鳥)



2016年12月下旬

▼前回の記事 
川で小魚を捕食するダイサギ(冬の野鳥)

街中を流れる川の対岸からしつこく撮り続けると、冬鳥ダイサギArdea alba)は方向転換し、今度は上流へ向かって苔むした護岸沿いにゆっくり戻り始めました。

魚を捕ろうとして失敗し、嘴を水でゆすぎました。(@0:15)
先ほど漁に成功した梯子の下をもう一度調べた後で通り過ぎました。
ダイサギは足早に橋の下へ向かっています。
やがて長い足で川を渡り始め、こちらの岸に向かって来ます。
渡渉中に川床で足を滑らせてバランスを崩したのか、急に羽ばたいてジャンプし、下流に向きを変えました。(@5:29)
すぐにまた羽ばたくと少しだけ上流に飛んで、支流が流れ込む滝壺の下へ移動しました。(@5:48)
引きの絵にすると、驚いたことに別のもう一羽が滝の下に来ていました。
ここは支流が本流に流れ込む放水路?が2つ並んでいるのです。
この滝壺(と言うと大袈裟ですが…)は、よほど優れた漁場なのでしょう。
2羽の白鷺は縄張り争いや喧嘩はせず互いに離れました。
滝壺で実際に魚がよく捕れかどうか更に観察を続けたかったのですが時間切れとなり、泣く泣くその場を離れました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


実は更にもう2羽のダイサギをこの日に撮影していて(映像公開予定)、延べ4羽(実数は2~4羽)と出会いました。
この川でいつも見かけるアオサギがこの日は一羽もいない点が気になりました。
ダイサギの群れに縄張り争いで負け、追い払われたのでしょうか?

もう一つ気づいた点として、ダイサギはアオサギと違ってカメラを向けてもあまり逃げなかったので撮影が楽でした。
冬は採餌で必死なのかもしれません。







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