2016/09/19

唇が紫色の野生ニホンザル



2016年6月下旬

里山の峠道を静かに歩いていると、白っぽい毛皮の若いニホンザルMacaca fuscata fuscata)が雑木林のミズナラ高木から見下ろしていました。
唇が黒紫色に染まっているのは、ひどいチアノーゼでなければ、熟したの実をどこかで食べてきたのではないかと想像しました。
この山域でミズキの実が熟すのは未だ早いと思います。

▼関連記事:2015年8月中旬
ミズキの実を採食するニホンザルの群れ
猿は自分の体を頻りに掻いてから枝から降りました。
今度は猿の方から低い枝まで私の様子を見に降りて来ました。
枝に座った股間が丸見えですけど、性別は♀かな?(自信なし)
しばらくすると枝から少し下りて茂みに隠れました。
林床まで下りると群れを追って雑木林を遊動して行きます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



コブハサミムシ♂アルマン型が草むらで徘徊



2016年7月上旬

山間部の道端の草むらでアルマン型のコブハサミムシ♂(Anechura harmandi)を見つけました。

何を探索しているのか、アザミの仲間(種名不詳:葉に触れても刺は痛くない)の大きな葉をウロウロと徘徊していました。
葉の表だけでなく、裏にも回り込んでいます。
立ち止まって葉の表面を舐めたようにも見えましたが、どうでしょう?(@0:41〜0:50)
最後は、隣接するアカソに葉に移動しました。



撮影後に採集しました。
尾鋏が大きく湾曲するのでアルマン型ですね。
以下は標本写真





オオアワダチソウの花蜜を吸うコアシナガバチ♀



2016年7月上旬

民家の花壇に咲いたオオアワダチソウの群落でコアシナガバチPolistes snelleni)のワーカー♀が訪花していました。
夢中になって吸蜜しています。


ランダムに記事を読む