ゴマダラカミキリ♂の飛び立ち
2007年8月上旬
ゴマダラカミキリ♂(Anoplophora malasiaca)がブーンという重低音の羽音とともに照明に向かって飛び立ちます。
観察を繰り返すと離陸直前の兆候が何となく分かるようになりました。
触角を振り立てて辺りの様子を確認し、立ち止まってモジモジします(足場を確認)。
次に前翅をパカッと持ち上げ折り畳まれた後翅を広げます。
スローモーションで見ると後翅の翅先は一部畳まれたまま。
残りは羽ばたきながら振り出すようにして広げるのでしょう。
カミキリムシの本で飛行中の瞬間を切り取った写真を見ると後翅は先端まで完全に広がっています。
いつか私も本格的に飛翔シーンをハイスピードカメラで撮影してみたいものです。
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