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2024/11/21

年末の二次林で朽木に登ってつつく雪国のアカゲラ♂(冬の野鳥)

 

2023年12月下旬・午後13:40頃・くもり 

平地の落葉した二次林で根雪が積もった後、アカゲラ♂(Dendrocopos major)が朽木(樹種不明)に登りながら獲物となる虫を探していました。 
幹に開口したカミキリムシの羽化孔を見つけると、そこを重点的に突き始めました。 
穿孔性昆虫が木屑と糞を一緒に排泄したフラスかもしれません。 
しかし、すぐに諦めて別の場所に移動しながらあちこち突いて回ります。 
キョッ、キョッ♪という鳴き声は発していませんでした。

低温でカメラのバッテリーが消耗していたようで、動画撮影の途中で切れてしまいました。 


【アフィリエイト】 

2024/11/17

根曲がり巣穴の周辺で餌を探す初冬の小鳥たち【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月中旬〜下旬

シーン0:12/11・午後14:11・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
平地のスギ防風林にある「根曲がり巣穴」を自動撮影カメラで見張っています。 
ここでニホンイタチMustela itatsi)が越冬していることが後に判明しました。 
杉の木が強風で奥に向かって根こそぎ倒れ、その巻き添えを食った落葉性広葉樹の幼木が毎年の積雪の重みで捻じくれた「根曲がり」の樹形に育ちました。 
巣口の手前に見える赤い実は、地表を這って伸びてきたツルウメモドキという蔓植物です。 
初冬の根雪が積もる前後に登場した小鳥たちの様子をまとめました。 

鳥の種類ごとに別々の動画に切り分けたかったのですけど、古いトレイルカメラをだましだまし使っているせいで鳥の体色が分からず、しっかり見分けられません。 
複数種が混群で登場することも多く、おそらくカラ類だと思われます。 
同定を諦めて、まとめて紹介することにします。 

自信をもって見分けられたヤマガラだけは、別の記事にしました。 関


シーン1:12/13・午後15:13(@0:03〜) 
ヒガラPeriparus ater)らしき小鳥が登場。 


シーン2:12/14・午前10:54(@0:08〜) 
シジュウカラParus minor minor)が群れで登場。 
根曲がり巣穴のすぐ近くで、土が付いたままのスギ風倒木の細根をあちこち啄んだりしています。 
後半は奥の茂みに逃げてから羽繕いしました。 


シーン3:12/14・午前10:56(@0:57〜) 
シジュウカラの群れの他に、地味な(焦げ茶色の?)小鳥が登場しました。 
ミソサザイTroglodytes troglodytes)ですかね?(あまり自信なし) 
ミソサザイといえば山地の渓流の近くで見かける小鳥だという認識だったので、こんな平地の防風林で見れるとは意外でした。
ミソサザイがシジュウカラと混群を形成するという話は聞いたことがありません。 
根曲がり巣穴の巣口にいきなり現れたということは(@1:12〜)、まさか恐れ知らずのミソサザイがそれまでイタチの巣穴の中に潜んでいたのでしょうか? 
あちこち啄んでいます。 


シーン4:12/14・午後13:37(@1:23〜) 
ミソサザイと思しき小鳥が単独で現れ、スギ風倒木の根際で餌を探し回っています。 


シーン5:12/14・午後13:44(@1:28〜)
ミソサザイ?が再登場。 


シーン6:12/17・午前9:50(@1:34〜) 
朝からみぞれが降っていました。 
ミソサザイらしき小鳥が、根曲がり巣穴から外に出てきました。 
身の危険を感じておらず、落ち着いた様子です。 
捕食されなかったということは、巣穴の主であるイタチは留守だったのでしょう。 
鬼の居ぬ間に、ミソサザイが根曲がり巣穴をねぐらとしていたのかもしれません。 

尾羽根を上下に振り立てながら巣口周囲をあちこち移動し、左へ飛び去りました。 


シーン7:12/20・午後12:29(@1:47〜) 
暖冬だったのですが、ようやく根雪が一気に積もりました。 
小鳥の群れが忙しなく飛び交ったり、採食したりしています。 
カラ混群ですかね? 
鳴き声は聞き取れませんでした。 


シーン8:12/20・午後13:43(@2:04〜) 
積雪が逆光となり、暗すぎてよく見えないのですが、小鳥がスギ風倒木の根際の穴というか隙間に潜り込んで餌を探しているようです。 
風雪をしのげるシェルター(安全な隠れ家)を探しているのかもしれません。 


シーン9:12/21・午前8:13(@2:18〜) 
翌朝には新雪が積もっていました。 
小雪がちらつく中を、小鳥が飛んですばやく横切りました。 


ツルウメモドキの赤い実を食べる野鳥がまったく居なかったのが不思議でした。
餌としてあまり好まれないのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2024/11/13

雪山のスギ林で餌を探す年末のカケス【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月下旬 

シーン0:12/25・午後12:18・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
根雪が積もった里山のスギ植林地でニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr1をトレイルカメラで見張っています。 
画面の手前から奥に向かって斜面を見上げるアングルです。 
林床の雪面にスギの落葉落枝が散乱しています。 
画角の右外には渓谷(山肌を深く侵食した沢)があります。 

日中にカケスGarrulus glandarius)が来るようになりました。 
この地点でカケスが写ったのは初めてです。 


シーン1:12/28・午前10:47(@0:04〜) 
左に立つスギ大木の枝葉に1羽の鳥が止まっていました。 
横枝から横枝へ飛び移り、スギ幹の背後に隠れました。 
逆光で同定するのが難しかったのですが、ジェー♪という嗄れた鳴き声でカケスと分かりました。 
しばらくすると、スギに巻き付いた太いフジ蔓にカケスがぴょんと飛び移りました。 
ようやく右の雪面に飛び降りると、雪面に散乱したスギの落ち葉を調べたり凍った雪面を啄んだりしています。 
越冬中の虫が隠れていないか、獲物を探しているのかもしれません。 

1.5倍に拡大した上でリプレイ(@1:37〜)。 


シーン2:12/28・午前10:49(@3:08〜) 
20秒後にトレイルカメラが再び起動したときにも、カケスが居残っていました。 
スギの横枝にまた止まっています。
カケスがスギの球果や冬芽を食べるとは思えないので、越冬中の虫を探しているようです。
秋の間に貯食しておいたドングリを取りに来た可能性も考えられます。 
いずれにせよ、説得力のある証拠映像は撮れていません。 
横のフジ蔓に止まってから、上の横枝に向かって飛び上がりました。 

1.5倍に拡大した上でリプレイ(@3:39〜)。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
※ カケスの鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。


2024/11/09

根曲がり巣穴の横でスギ倒木の根っこが気になる初冬のヤマガラ【冬の野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月中旬

シーン0:12/11・午後14:11・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
平地のスギ防風林にある「根曲がり巣穴」をトレイルカメラで見張っています。 
後にここでニホンイタチが越冬していることが分かりました。 
杉の木が強風で奥に向かって根こそぎ倒れ、その巻き添えを食った落葉性広葉樹の幼木が毎年の積雪の重みで捻じくれた「根曲がり」の樹形に育ちました。 
手前に見える赤い実は、ツルウメモドキという蔓植物です。 
根雪が積もる前に登場したヤマガラSittiparus varius)の様子をまとめました。 


シーン1:12/12・午後12:00(@0:03〜) 
正午に1羽で来たヤマガラが、巣口を覗き込んでいました。 
一度は左に飛び去ったのに、しばらくすると右から戻ってきました。 
もしかすると、別個体のヤマガラとペアで行動しているのかもしれません。 


シーン2:12/14・午前10:49(@0:24〜) 
風倒したスギの根にまだ土がびっしり付いているのですが、そこに2羽のヤマガラが来て細根の奥を啄んだりしています。 


シーン3:12/16・午後13:36(@0:44〜) 
再びヤマガラが来ていて、スギ倒木の根っこを物色していました。 


シーン4:12/16・午後13:38(@0:53〜) 
1分30秒後にヤマガラが右から戻ってきました。 
スギ風倒木の根っこや根曲がり巣穴の巣口を探索してから右へ飛び去りました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】
スギ倒木の根っこにヤマガラが繰り返し飛来して、餌を探しているようなのが気になりました。
露出した根っこの隙間に隠れている虫を捕食しに来るのか、それともまさか土を食べる行動(ミネラル摂取?)なのでしょうか? 
ヤマガラは貯食する鳥ですから、もしかすると冬に備えて木の実を隠しているのかもしれません。
いずれにせよ、決定的な証拠映像は撮れていません。

根曲がり巣穴の手前にあるツルウメモドキの赤い熟果を野鳥が食べるかと期待したのですが、ヤマガラは見向きもしませんでした。

根曲がり巣穴にイタチが住んでいるとしたら、巣口の近くに野鳥が来ていたら狩られるのではないかと心配になります。
しかし野鳥は別に警戒している様子はありません。


つづく→

2024/11/05

夕方に塒を目指して飛び去るカラスの大群(冬の野鳥)

 

2023年12月中旬・午後16:15頃・くもり(日の入り時刻は午後16:24) 

日没直前の夕方に、市街地の上空を夥しい数のカラスが鳴きながら一斉に飛んでいました。 
集団塒(または就塒前集合場所)を目指して飛んでいるのでしょう。 
遠くてカラスの種類を見分けられませんでした。 
かすかに聞こえる鳴き声は、ハシブトガラスCorvus macrorhynchos)っぽいです。 
2種類のカラスの混群かもしれません。
カラスの大群を追いかけて集団ねぐらの場所を突き止めたかったのですが、この日は用事があって無理でした。 

これほどの大群を見たのは久しぶりで、壮観でした。 
最近ではカラスのねぐらとなる林が次々に伐採されたり、カラスが追い払われたりして、群れの規模がどんどん小さくなっている気がしています。 
群れで塒入りしたカラスの鳴き声がうるさかったり、糞害に悩まされたりして、近隣住民から苦情が出るのでしょう。 


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2024/11/01

脱糞後に枯れ茎から飛ぶジョウビタキ♀(冬の野鳥)

 

2023年11月中旬・午後13:15頃・晴れ 

街なかを流れる川の対岸でクズの群落が蔓延る草むらに生えた背の高い雑草(種名不詳)が枯れた茎に冬鳥のジョウビタキ♀(Phoenicurus auroreus)が止まっていました。 
ときどき尾羽根を上下に震わせていますが、鳴き声は聞き取れませんでした。 
白い糞をポトリと排泄してから、嘴を足元の枯れ茎に擦りつけました。 
最後は手前に向かって飛び立ち、川に飛び降りたようです。 

脱糞および飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:25〜) 


関連記事(1ヶ月前の撮影)▶ 電線で鳴く♪秋のジョウビタキ♂(冬の野鳥) 


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2024/10/28

川沿いの屋根に佇むダイサギが飛び去るまで(野鳥)

 

2023年11月中旬・午後14:15頃・晴れ 

街なかを流れる川の下流からガーガー♪鳴きながら飛来した白鷺が、川沿いの建物の屋根に着地しました。 
動画を撮りながらズームインしてみると、ダイサギArdea alba)でした。 

初めは川に背を向けていたダイサギが首をひねって川の方へ振り返り、長い首をS字に曲げたり伸ばしたりしています。 
横目で私を見ながら腰を屈めたのは、脱糞行動かな? (@0:30〜)
肝心の総排泄孔が屋根の縁で隠れてしまい、排泄の有無はよく見えませんでした。 

ようやく落ち着くと、川の方へ向き直りました。 
長い首を伸ばして眼下の川を見下ろしています。 
その区間はちょうど川の流れが早くなる瀬になっていて、ちょっとした段差の堰を流れる水音が聞こえます。 
その堰に獲物となる小魚が潜んでいるかどうか、ダイサギは真横の屋根から探しているようです。 

私が堤防路に立ち止まって長々と動画撮影しているので、手持ち無沙汰のダイサギは足を持ち上げて爪先で顔(顎の下?)を器用にポリポリ掻きました。(@1:15〜) 
嘴を大きく開けたのは欠伸かな?(@1:40〜) 
このとき鳴き声を発しませんでした。 
やがてダイサギは羽繕いを始めました。(@2:00〜) 
黄色の長い嘴で純白の羽毛を整えています。

私が動画を撮りながら堤防路を歩いて近づいても、ダイサギは屋根からなかなか逃げませんでした。 
(手ブレがひどいので、接近中の映像は割愛。) 
私の経験上、ダイサギは警戒心が強く、遠くからでもカメラを向けるとすぐに飛び去ってしまうのが普通です。 
これほど図太い個体は珍しく思いました。 
私が堤防路を通り過ぎるまで待って、川に入って漁を始めたいのかもしれません。 

かなり近づいてから見ると、ダイサギは屋根の上で片足立ちをしていることが分かりました。 (@3:05〜)
足を1本ずつ曲げて交互に休めているのでしょう。
ときどき首を伸ばして、眼下の川面をしげしげと見つめています。 

カメラをダイサギに向けながら真下を通り過ぎようとしたら、さすがに身の危険を感じたのか、左に飛び去りました。 
羽ばたいて屋根から飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@4:01〜)

この日の私は用事があってどうしても堤防路を先に進む必要があり、気長にダイサギを観察することが出来ませんでした。


関連記事(10年前の撮影)▶ アオサギ(野鳥)の羽繕いと偵察飛行 
昔、同じ屋根に止まったアオサギを対岸(右岸)から撮った動画です。 
この建物の屋根は、魚食性のサギ類にとって格好の止まり場になっているようです。
下から屋根を見上げても分かりませんが、おそらく鳥の糞で屋根のトタン板がひどく汚れているはずです。
 

2024/10/26

根曲がり巣穴の近くで餌を探す初冬のキジバトとアカゲラ【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月中旬・午前9:30頃

平地のスギ防風林で風倒したスギの根元に掘られたニホンイタチMustela itatsi)の越冬用巣穴をトレイルカメラで見張っています。 

ある朝、1羽のキジバトStreptopelia orientalis)が奥の獣道に現れました。
地面の落ち葉や枯れ葉をついばみながら右から左へ歩いて横切りました。 
手前にあるツルウメモドキの赤く熟した果実を採食するかと期待したのですが、キジバトは気づかなかったようです。

しばらくすると、アカゲラDendrocopos major)が飛来し、画面右上の細い枝に止まりました。 
後頭部が画角の外に見切れてしまっているため、性別不明です。 
そのまま木登りして画面から消えました。 


「根曲がり巣穴」の周囲には昼間に野鳥もよく現れます。 
今回は巣口の背後にキジバトが来ていたので、巣内のイタチには見えません。 
もしも野鳥が巣口の手前で採餌活動した場合、巣穴からイタチが飛び出してきて獲物を狩ることはあるのでしょうか?(待ち伏せ猟) 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2024/10/22

帆翔するトビと追い回すカラスとの激しい空中戦(野鳥)

 

2023年10月上旬・午後16:30頃・くもり・日の入り時刻は午後17:16 

広大な田園地帯でトビMilvus migrans)が刈田から飛び立ちました。 
夕方は上昇気流が弱いようで、帆翔が安定せず、高度がなかなか上がりません。 
その様子を動画に撮り始めたら、カラス(種名不詳)の群れが嗄れ声を上げながら飛来しました。 
集団ねぐらに向かって飛んで行く途中のようです。 
カラスの群れはトビの下を通り過ぎたのですが、1羽のカラスがトビに対して単独でモビング(擬攻撃)を始めました。 
繁殖期ではないので、カラスの全個体がモビングに参加する訳ではなく、この辺りを縄張りとする個体だけが天敵の猛禽を追い払うようです。 

裏山の方へ飛んで逃げるトビをカラスが執拗に追い回しています。 
トビは右に左に旋回したり高度を上下に少し変えたりすることで、背後から迫るカラスの攻撃を上手くかわしています。 
カラスが一方的に攻撃するだけで、小回りの効かないトビは反撃しません。
そもそもトビは生きた獲物を狩る猛禽ではないのです。
逃げるトビの鳴き声は聞き取れませんでした。 
カラスはようやく諦めて飛び去りました。 
遠かったので、カラスの種類がハシボソガラスCorvus corone)かハシブトガラスCorvus macrorhynchos)か見分けが付きませんでした。 


※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2024/10/20

根曲がり巣穴の横で落ち葉をめくって虫を探す初冬のカケス【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月中旬

シーン0:12/11・午後14:11・くもり(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
平地のスギ防風林で風倒したスギと一緒に巻き添えを食った隣の幼木(広葉樹)がしぶとく育ち、毎年繰り返される雪圧のせいで根曲がりの樹形となりました。 
その奥にある「根曲がり巣穴」に住む野生動物の正体を突き止めるために、トレイルカメラで見張っています。 
地表付近に伸びたツルウメモドキの赤い実が見えます。 


シーン1:12/12・午前8:16(@0:03〜) 
小雨が降る朝に、左奥の地面に来ていたカケスGarrulus glandarius)がピョンピョン跳んで餌を探しています。 
右上の倒木の陰にも別個体のカケスが潜んでいて、右上に飛び去りました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:26〜) 


シーン2:12/11・午後12:13(@0:37〜) 
4時間後に再びカケスが来ていました。 
ツルウメモドキの赤く熟した果実(液果)が付いた蔓が手前に伸びているのに、カケスは気づいていないのか、見向きもしませんでした。 

カケスは地表の一箇所にとどまって、嘴で一心不乱に落ち葉をめくっています。 
落ち葉の下に隠れた虫を探しているのでしょう。 
あるいは、何か木の実などを隠す(貯食)場所を確保するための行動かもしれません。 
カケスの落ち葉めくり行動を1.5倍に拡大した上でリプレイ。(@1:37〜) 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

2024/10/16

初冬の林床で夜明けとともに採食するキジバトの群れ【野鳥:トレイルカメラ】

 



2023年12月中旬・午前6:45〜8:45頃・気温2℃〜7℃・日の出時刻は午前6:43 

平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用営巣地を自動撮影カメラで見張っていると、日の出とともにキジバトStreptopelia orientalis)の群れが登場しました。 
初めはまだ暗いので、赤外線の暗視モードで撮影されています。 
やがて明るくなると、自然光のフルカラーで録画されます。 

 2〜7羽のキジバトが散開し、落ち葉に覆われた林床を歩き回りながら嘴であちこちつついています。 
この二次林で採食する他種の野鳥と違って、キジバトは採食中に落ち葉めくりを一度もしませんでした。 
ということは、キジバトは虫を捕食しているのではなく、やはり種子食性なのでしょう。 
アナグマの巣口R、Lを覗き込む個体もいましたが、巣内に侵入することはありませんでした。 

キジバトの1羽が地上採食しながら尾羽根を扇のように大きく広げたのは、どんな意味があるのか気になります。(@x:xx〜) 
ただの気まぐれなストレッチ運動かもしれませんが、近くに来ようとした別個体に対する牽制なのかもしれません。 

ときどきカケスGarrulus glandarius)も林内に登場するものの、混群と呼べるほどではなさそうです。 
最後は何かに驚いたのか、キジバトの群れが続々と飛び去り、そして誰も居なくなりました。 
キジバトの採食群がアナグマの営巣地にこれほど長居したのは初めてです。

ちなみに、冬の殺風景な落葉樹林に点在する緑の低灌木のパッチは、常緑樹のヒメアオキと冬緑性落葉樹のナニワズ(別名エゾナニワズ、エゾナツボウズ)です。 


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2024/10/14

朽木を登りながらつついて虫を探す初冬のコゲラ(野鳥)

 

2023年12月上旬・午後13:00頃・晴れ 

里山の雑木林で朽木にコゲラDendrocopos kizuki)が来ていました。 
立ち枯れした朽木には枝葉がまったく残ってなくて、樹種は不明です。 
コゲラは身軽にピョンピョン木登りしながら、朽木をあちこちつついて中に潜む虫を探しています。 
朽木の裏側に回り込んでから、隣の別な朽木に飛び移りました。 
朽木をつつく合間に幹に立ち止まって羽繕いを始めました。 
飛び去る瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

2024/10/12

山中の池畔で採食する初冬のヤマドリ♀♂【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年12月上旬・午前8:30頃 


シーン0:12/6・午後12:13・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山で湧き水が貯まった浅い泉に来る野生動物を自動センサーカメラで撮影しています。 
画面の左外にある崖から湧き水が池に流入し、右へ流出してから斜面を下って沢の源流となります。 
野生動物がよく来る左岸を監視します。 
周囲の雑木林から舞い散る落ち葉が池の中にたくさん溜まっています。 


シーン1:12/9・午前8:25・晴れ(@0:04〜) 
晴れた朝にヤマドリ♂(亜種キタヤマドリ:Syrmaticus soemmerringii scintillans)が現れました。 
ヤマドリの♂は尾羽根がとても長くて立派です。 
水場に立ち寄って水を飲んだり水浴びしたりするかと期待したのですが、対岸を左から右へ横切りました。 
画面の右端付近で立ち止まると、落ち葉に覆われた地面を啄み始めました。 
小さな虫や種子などを採食しているのでしょう。 


シーン2:12/9・午前8:28・晴れ(@0:40〜) 
約1分40秒後にトレイルカメラが再び起動すると、画面左に立つミズナラの木の根際にもう1羽のヤマドリ♀が来ていました。 
♀の尾羽根は短いです。
ヤマドリの♀♂つがいがつかず離れず採食しているのでしょう。 
雌雄2羽が同時に撮れたので、尾羽根の長さの違いを見比べることができます。 


シーン3:12/9・午前8:32・晴れ(@1:41〜) 
約3分後、ヤマドリは1羽だけ(♀?)写っていました。 
常緑のスギ枝葉の陰で採食を続けていました。 
パートナー♂は、画面奥の林道の方へ移動したようです。 


この水場でヤマドリの監視映像を初めて明瞭に撮れました! 
フルカラーで録画できなかったのが残念です。 


関連記事(1年前の撮影)▶  


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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2024/10/10

ダイサギの群れは池で死んだアオサギを弔うか?(野鳥)

 



2023年10月上旬・午後14:30頃・くもり 

溜池にダイサギArdea alba)の群れが集まっていました。 
この夏は日照り続きで、この溜池は干上がりかけていたのですが、秋に雨が降るようになって水位がやや回復しました。 
池の中に散開したダイサギの多くは、ただ佇んでいるだけでした。 
優雅に歩き回って獲物を探し回り、立ち止まって羽繕いする個体もいました。 

対岸の泥濘に横たわっているアオサギArdea cinerea jouyi)の死骸に気づいているはずなのに、ダイサギは興味がない(あるいは恐れている?)ようで、あまり近寄ろうとしませんでした。 (※追記参照)
鳥が仲間の死を悼むとは思えませんが、もしも同種のダイサギの死骸だとしたら、何かしらの感情的な行動を示したでしょうか? 
ダイサギが共食いしたり屍肉を直接食べたりするとは考えにくいです。 
アオサギの死骸にはハエ♀がすぐに集まって卵を産み付けているはずですから、屍肉を食べて育つウジ虫などをダイサギがついばみに来るのではないか?と期待しました。 
池の水かさがもう少し増して死骸が水に浸れば、死骸の周囲に小魚が集まり、それを食べにダイサギが集まるかもしれません。
しかし、そのような二次的な捕食行動も見られませんでした。 
溜池に忍び寄る私の存在に薄々気づいてダイサギたちは警戒しているのかもしれません。 

動画の前半で手ブレが酷かったのは理由があります。 
警戒心の強いダイサギに見つからないように、池畔に繁茂するクズの藪の隙間に腕を伸ばしてカメラを挿し込み、こっそり隠し撮りしたからです。 
もっと良い撮影アングルを求めて私がそっと移動した途端に気づかれてしまい、ダイサギの群れは一斉に飛んで逃げてしまいました。 
6羽と3羽の群れに別れて飛び去ったダイサギは、隣接する刈田に降り立ち、今度は落ち穂拾いを始めました。(映像公開予定?) 

その後もときどき定点観察に通ったのですが、溜池の泥濘に放置されたアオサギの死骸に(遠目では)変化はありませんでした。
死骸に近づくスカベンジャーの足跡も泥濘には残っていませんでした。
底なし沼のように深い泥濘に阻まれて、スカベンジャーも死骸に辿り着けないのでしょうか?
ところが、ある日突然、アオサギの死骸が忽然と無くなっていました。 
大型のスカベンジャーが全く来ないのなら、アオサギの死骸が虫に食べられて完全に白骨化するまで待って採集したかったのですが、残念ながらそれも果たせませんでした。

無人カメラを設置して、何者がアオサギの死骸を食べたり持ち去ったりするのか、スカベンジャーの活動を撮影してみたかったです。
残念ながら、手持ちの機材は他のプロジェクトで全て出払っていて使えませんでした。 
底なし沼の可能性が怖くて死骸に近づけず、この現場に監視カメラを設置するのがきわめて難しい、という理由もありました。
トレイルカメラに任せられないとなれば、昔ながらの撮影方法に回帰するしかありません。
池畔にブラインドを張って私自身が死骸をじっくり見守り、隠し撮りするべきでした。


※【追記】
アオサギの死因がたとえば鳥インフルエンザ・ウイルスの場合はダイサギにも感染するリスクがありますから、屍肉食性ではないダイサギがアオサギの死骸に近寄らないのは適応的な行動と言えるでしょう。


【追記2】
哺乳類(チンパンジー)についてですが、ごく僅かな死臭に対しても無意識に忌避することが実験的に確かめられたそうです。




【アフィリエイト】 

2024/10/08

カキノキ樹上でホオジロ♂がさえずる早春の朝(野鳥)

 

2023年3月中旬・午前7:40頃・晴れ 

山間部の農村で庭に植栽されたカキノキの天辺に朝からスズメPasser montanus)とホオジロ♂(Emberiza cioide)が1羽ずつ止まっていました。 
初めはスズメの方がホオジロよりも高い樹冠に止まっています。 
ホオジロ♂が高音の美声で朝の囀りさえずりを始めました。 
スズメが片足を上げて痒い顔を掻いてから、チュチュン♪と鳴き返しました。 
しかし、そのスズメは止まり木から飛び去ってしまいました。 

お立ち台を争って奪い取った訳ではないのですが、残ったホオジロ♂はスズメが居なくなった梢の最上部に移動して、何度も縄張りを宣言しています。 
後半になると、ホオジロ♂は囀りのメロディ(節回し)が少し変えたようです。
遠くでカラスやカワラヒワも鳴いています。 

しばらくすると、ホオジロ♂は鳴き止んで羽繕い。(@4:15〜) 
すぐにまた囀りを再開しました。 




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2024/10/06

秋の強風に乗って舞い上がる遊びを繰り返すハシボソガラスの群れ(野鳥)

 

2023年10月上旬・午後13:40頃・強風が吹く薄曇り 

広大な田園地帯の一部で稲刈りが始まりました。
ハシボソガラスCorvus corone) の小さな群れが、強風に煽られながらもウィンドサーフィンを楽しんでいました。
電柱天辺の腕金に止まった三羽烏が、強い逆風を利用して垂直に飛び上がっては再着陸するという遊びを飽きずに繰り返しています。 
同時に舞い上がった個体同士が空中で軽い追いかけっこ遊び(空中戦)をすることもありました。 
遊び疲れたのか、風を待っている間に羽繕いを始めました。 



ウィンドサーフィンを楽しむ様子を見て、周囲から続々とカラスが集まって来ました。 
…ように見えたのですけど、田園地帯で採食するために飛来しただけかもしれません。 
実際に風に乗って遊んでいるハシボソガラスは3羽だけで、他の個体は静観しています。 

ノスリに対して群れでモビング(擬攻撃)するカラスも近くで見かけたのですが、その様子は撮り損ねました。 


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2024/10/04

翼の下面が黄色いノスリの謎(野鳥)換羽中?

 

2023年9月中旬・午後15:00頃・晴れ 

山麓の農村部で道端の電柱の天辺にノスリButeo japonicus)が止まっていました。 
周囲の田畑に潜む獲物を眼光鋭く探しています。 
動画の冒頭で被写体に合焦する前に、ノスリが尾羽を上げながら前傾姿勢になり後方に勢い良く脱糞しました。 

白くて柔らかそうな羽毛が毛羽立っているということは、換羽の途中なのかな? 
しかし、あまり羽繕いをしませんでした。 

私がしつこく動画撮影すると警戒して飛び立ち、少し離れた別の電柱に止まり直す、という行動を何度も繰り返します。 
最後も電柱から飛び立つ瞬間を撮り損ねましたが、遠く離れた電柱に向かって飛ぶ様子を流し撮りできました。 
ノスリが飛び去るシーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@3:29〜) 
広げた翼の下面が黄色いノスリを初めて見ました。 
これはノスリ幼鳥の特徴または換羽中の特徴なのかと思ったのですが、『フィールドガイド日本の猛禽類vol.04ノスリ』という専門的な図鑑を紐解いて調べても、そのような記述はありませんでした。 

参考ブログ:ノスリ幼鳥 共通の特徴は | 南紀ロマンチックワールド
虹彩が淡黄色で、翼角近くの暗色パッチ(矢印)が小さくて隙間が多い特徴は幼鳥に共通しています。 また、ノスリ腹巻と言われる腹部の暗色班、幼鳥は縦班だけが集まって腹巻を形成しています。(ブログ記事より引用)

秋の陽射しに照らされる角度によって、たまたま真っ黄色に見えただけとは考えにくいです。 
ヒトの柑皮症(ミカンの食べ過ぎで皮膚が黄色くなる症状)のように、このノスリも何かおかしな餌を食べてしまい、羽根が黄色く染まった可能性もありますかね?
鳥に黄疸の症状が出ることはあるのか?と思いついてネット検索してみると、羽の黄色化(はねのおうしょくか)を解説した小鳥専門病院のサイトがヒットしました。
肝機能障害や高脂血症、甲状腺疾患などに付随して見られる。黄疸の際の色素である黄色い色のビリルビンが羽に沈着して黄色い羽になると言われている。肝機能障害の場合、「嘴の過長」や「嘴、爪の出血斑」が見られる事もある(3兆候)。別名「Yellow Feather Syndrome(YFS)」とも言われる。
インコやオウムの羽根が黄色くなると、腎機能の低下や老化が疑われるそうです。(猛禽でも当てはまるのかどうか不明)
今回のノスリで眼球が黄色くなっていたかどうか、遠くて分かりませんでした。

私はノスリの個体識別ができていませんが、このエリアを縄張りとする顔馴染みの個体のはずです。
翼の下面が黄色い個体に出会ったのは、後にも先にもこのときだけなのが不思議です。
よそ者のノスリが迷い込んできたのかな?

ノスリは羽ばたきと滑空を交互に繰り返して飛び去り、遠くの電柱の天辺にフワリと止まり直しました。 
着陸前に、一旦高度を下げてから急上昇によって減速する様子がいつ見ても格好よくて惚れ惚れします。 
着陸直後は尾羽を少し下げて左右に振り振り。 
今回観察している間にノスリは鳴き声を一度も発しませんでした。 


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2024/09/30

晩秋の渓流から飛び去る警戒心の強いヤマガラ(野鳥)

 

2023年11月中旬・午後13:50頃・くもり 

里山の砂防ダムに前後を挟まれた渓流でエナガやヤマガラなど野鳥の混群がにぎやかに鳴き交わしながら♪集まっていました。 
渓流で午後の行水をしに来たようです。 
晩秋の渓流には周囲の雑木林から降り積もった落ち葉が大量に溜まっています。 

ヤマガラSittiparus varius)は私を警戒して、水浴シーンをしっかり撮らせてくれませんでした。 
川岸の茂みの陰に隠れながら渓流で水浴し、私が横にそっとずれて撮影しようとしても、すぐに飛び去ってしまうのです。 
ヤマガラが飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

予め近くにブラインドを張って待ち伏せすれば、水浴シーンをじっくり隠し撮りできそうです。 
フィールド日記、個人的な備忘録として残しておきます。

2024/09/28

川の堤防にオニグルミの堅果をこっそり埋めて貯食するハシボソガラス(野鳥)

 

2023年11月中旬・午後14:25頃・くもり 

街なかを流れる川で上流から飛来したハシボソガラスCorvus corone)が、川面から何か小さな物を器用に掬い上げて右岸に着陸しました。 
(映像はここから。) 

コンクリートブロックで護岸された堤防を歩き回るカラスが嘴に咥えていたのは、オニグルミの堅果でした。 
直前の行動を想像すると、ハシボソガラスが運搬中のクルミを川にうっかり落としてしまい、それを取り戻したのかもしれません。 
オニグルミの木は水辺に自生していますから、枝から川に落ちた堅果が川上からドンブラコと流れてきて、それをカラスが拾ったのでしょうか? 
(オニグルミの堅果は水に浮きます。) 

コンクリートブロックの上に長い年月を経てわずかに堆積した土壌の中にカラスはクルミを浅く埋め込みました。 
次に、周囲の落ち葉を穴に詰め込んで隠蔽しました。 
食料の乏しい冬に備えて、秋のうちからせっせと蓄えているのです。 
貯食作業を終えたハシボソガラスは、辺りをキョロキョロ見回してから堤防をトコトコ歩いて登ると、どこかに飛び去りました。 
後日お腹が空いたら、埋めたクルミを掘り出して回収し、投げ落とし法で硬い殻を割り、美味しい中身を食べることになります。

実は貯食作業の一部始終を別個体のカラスが近くで見ていました。(映像なし) 
直後にその別個体が貯食物(隠したオニグルミ堅果)をちゃっかり盗むかな?と予想したものの、何も行動を起こしませんでした。 
おそらくこの2羽は縄張りを共有する♀♂つがいで、貯食物を盗み合うような関係ではないのでしょう。 
もしもライバルのカラスに見られていると気づいた場合は、貯食作業を中断して、別な場所にこっそり隠し直すはずです。 

オニグルミの種子は重力散布、水流散布、貯食型の動物散布と何段階も経て母樹から遠くに散布され、分布を広げます。 
今回カラスは半分に割った食べかけのクルミではなく丸ごと地中に埋めたので、もし食べ忘れたらオニグルミの種子散布に貢献したことになります。 
しかし土壌が貧弱(浅い)な場所ですから、発芽してもしっかり根付いて成長するのは難しそうです。 
ハシボソガラスがオニグルミ堅果を丸ごと隠す貯食行動を観察したのはこれが初めてです。


関連記事(3、10年前の撮影)▶  

 

2024/09/26

溜池で獲物を捕る練習をしたり枯茎を甘噛みしたりするダイサギ若鳥の群れ(野鳥)

 

2023年10月上旬・午後14:30頃・くもり 

溜池で2羽のダイサギArdea alba)が浅い岸辺を歩き回り、あちこちで嘴を素早く水中に突き刺していました。 
そんな闇雲に突いても狩りに成功するはずがありませんから、おそらく経験の浅い若鳥が獲物を捕る練習をしているのでしょう。 

まるでマングローブ林の気根みたいに泥濘から何本も突き出ているのは、ヨシの枯れた茎ですかね? 
その枯れ茎をダイサギが試しに咥えて引き抜こうとしているのは、遊びのようにも見えます。 

捕食練習の合間に、嘴で羽繕いしました。
遠くの里山から猿害対策の空砲が鳴り響くと、ダイサギは頭を上げて警戒しました。

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