2025/11/01
ニホンアナグマ母子家族(幼獣3頭)の暮らし:8月上旬〜中旬【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/31
アナグマの営巣地を1〜2頭で昼夜うろつくホンドタヌキ:8月上旬〜中旬【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/30
カモシカの溜め糞場がある林床で餌を探す野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/29
真夏の水溜りで一緒に水を飲むニホンカモシカの母子【トレイルカメラ】
2025/10/28
里山の獣道を通る夏毛のニホンノウサギ:8月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】
ニホンイタチの死骸:2024年
山中の水溜りで水を飲むフクロウと飛び回るコウモリ:8月上旬【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/27
ニホンアナグマの幼獣が独りで巣穴から出て未明の林内に突進した謎【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/26
警戒心が強く、岩塩を迂回して木を登り下りするニホンリス【トレイルカメラ】
2025/10/25
人里離れたナイトプールに通う夏のニホンイノシシ【トレイルカメラ:暗視映像】
山中の池や水たまりは、長年放置しておくと湿性遷移が進んで次第に浅くなり、最後には土で埋もれてしまうはずです。
イノシシが「ヌタ場」として利用する池は、イノシシが定期的に底の泥を深く掘り返しています(
この場合、水場を保守(湿地の保全)するイノシシは生態系エンジニアの役割を果たしていると言えます。
日本でこのような生態系サービスを担う野生動物は、イノシシ以外にいません。
例えば池でときどき水浴するクマも、底を掘り返して積極的に深くする地形改変は行いません。
イタチやアライグマなど、止水域でよく獲物を捕食する中型哺乳類もいますが、彼らは池の保守管理(浚渫などの地形改変)を行いません。
里に降りてきたイノシシは農作物を食い荒らしたり農地を掘り返したりする害獣であり、対策が必要なことは重々承知しています。
しかし、イノシシを駆除して完全に絶滅させてしまうと、山林の水場が維持できなくなるおそれがあり、水場周辺(ビオトープ)の生物多様性が低下するでしょう。
2025/10/24
岩塩に興味津々で木に登る夏毛のホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】
2025/10/23
夜の水溜りで水を飲むニホンザル♀【トレイルカメラ:暗視映像】
前回の記事:▶ 山中の湿地帯や林道を横切るニホンザルの群れ【トレイルカメラ】
ニホンザルは頬袋を使って水を貯めたり運んだりすることはありません。頬袋は「食物を一時的に貯蔵して安全な場所でゆっくり食べる」ための構造であり、液体を蓄える機能は持っていません。elephanttalk+1
頬袋の内部は口腔とつながっており、乾いた固形物を入れることを前提にした構造のため、水のような液体を入れるとすぐに漏れ出します。実際、ニホンザルは水を飲む際には頬袋を使わず、すくう・なめる・直接吸うなどの方法で飲みます。頬袋に水をためて運ぶという行動は、観察報告も実験例も知られていません。parks+1
なお、類似行動としては、ハムスター属などの一部げっ歯類が頬袋を空気でふくらませて浮力の補助に使う例が知られていますが、霊長類でそのような機能を持つ種は確認されていません。wikipedia+1