2024年6月中旬・午後22:08・気温23℃
平地の二次林でニホンアナグマの旧営巣地(セット)に、ある晩ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が単独で通りかかりました。
アナグマの巣口Lの横を素通りして、獣道を足早に立ち去りました。
1.5倍に拡大した上で1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみると、口に何か黒っぽい物を咥えて運んでいました!
初めて撮れた行動です。
この時期は親タヌキが幼獣を運搬している(引っ越し)可能性もありますが、素人目には幼獣ではなく野ネズミ(ノネズミ)などの小動物を獲物として狩ってきたように見えます。
近くの休耕地にある巣穴に運んで、幼獣に給餌するのでしょう。
獲物としては、アカネズミ、ヒメネズミ、ハタネズミなどが考えられます。
あるいは、小動物の死骸を拾ってきたのかもしれません。
【追記】
今回登場した個体が親ダヌキではなくヘルパーという可能性もあり得るのですけど、「オッカムの剃刀」という原則に従って、当面は難しいことを考えないようにします。
ちなみに、翌2025年にはヘルパーの存在が確定しました。(映像公開予定)
つづく→
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