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2025/06/19

山林の水溜りに佇み周囲を警戒するフクロウ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年6月上旬 

シーン0:6/4・午後13:38・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
山林内に広がる湿地帯や湧き水が溜まった泥水溜りを自動撮影カメラで見張っています。 
左右の水溜りを同時に監視してみたいという目論見で、広角で湿地帯を狙うように設置しました。 


シーン1:6/6・午後19:44(@0:04〜) 
晩に監視カメラが起動すると、レンズの至近距離にザトウムシの一種が覆いかぶさるように居座っていて、極細の長い歩脚が目障りです。 
トレイルカメラのお邪魔虫(ザトウムシ)問題については後々も悩まされ、対策を色々と試行錯誤することになります。 

また、画面の右上にはスギの枝葉が垂れ下がっていて、トレイルカメラの赤外線を眩しく反射しています。 
(杉の葉がギラギラと眩し過ぎすと肝心の被写体が見えにくくなるので、画面の右上部分を切り取りました。) 

よく見ると、奥の水溜まりにフクロウStrix uralensis)が来ていました。 
周囲をキョロキョロと見回す目が白く爛々と光っています。 
ときどきカメラ目線で警戒し、水浴行動をしてくれませんでした。
トレイルカメラの存在が気に入らないのでしょうか?
1.5倍に拡大した上でリプレイ。(@1:06〜) 

その上空をコウモリが飛び回っています。 



つづく→

2025/06/16

水浴中のフクロウが近くに現れたニホンノウサギ2羽を狩らずに見逃す【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】





2024年6月上旬 

シーン0:6/7・午後13:14・くもり(@0:00〜) 
シーン0:6/7・午後13:40・くもり(@0:04〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
山林内にある泥水溜りを2台の自動センサーカメラで見張っています。 
水溜りは浅いのですが、湧き水で一年中涸れることはありません。 
ジメジメとした湿地帯の全景を広角で撮ると、左側にあるメインの水溜りの他に、右にも少し小さな水溜りがあります(画面の右端に見切れています)。 
ここは野鳥や野生動物が通ってくる水場となっているようです。 


シーン1:6/10・午前1:49(@0:08〜) 
深夜に、左手前の泥水溜りにフクロウStrix uralensis)が水浴びに来ています。 
右上奥の草むらを野生動物の白く光る眼が手前に移動してきました。 
奥を左右に通っている林道から緩斜面を下って湿地帯に出てきたようです。 
ピョンピョン跳躍する動きから、ニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)のようです。 



フクロウは暗闇でも獲物の接近に気づいていて、そちらを凝視しました。 
絶好のチャンスなのに、なぜかノウサギに襲いかかることはありませんでした。 
水溜りにただ佇み、周囲をキョロキョロと見回しています。 


シーン2:6/10・午前1:51(@0:30〜) 
タイムスタンプが少しずれていますが、別アングルの監視カメラでも同時に撮れていました。 
フクロウが浅い泥水溜りに入っていて、後ろ向きで足浴していました。 
対岸の奥の草むらでノウサギの白く光る眼が動いています。 
フクロウは獲物の存在に気づいていて、そちらを見つめています。 
果たして待ち伏せ猟をするでしょうか? 

 しばらくすると、左奥の草むらから別個体のノウサギが現れ、右へと横切りました。(@0:52〜) 
先行する個体を追いかけてきたようです。
先行個体が右へ逃げ出したものの、求愛や縄張り争いのような激しい追いかけっこにはなりませんでした。 
ノウサギの♀♂ペアが一緒に水を飲みに来たのかな? 
しかしノウサギは乱婚型で、♂は交尾した後に子育てに協力したり♀と一緒に暮らしたりすることはないはずです。 

2羽のノウサギを見送ったフクロウは、手前の岸辺からピョンと入水し、右上奥の草むらを油断なく凝視しています。 
フクロウが水場に来る獲物(野ネズミやノウサギなど)を待ち伏せして狩るつもりなら、近くの樹上など高所に隠れるはずです。 
地上に降りてしまうと、獲物を見つけても一旦飛び上がってから襲いかかる必要があり、タイムロスになりそうです(獲物に逃げられてしまう可能性が高い)。


シーン3:6/10・午前1:51(@1:34〜) 
広角で湿地帯を見張る別の監視カメラでも撮れていました。 
トレイルカメラ2台が同時に起動したことで、赤外線の光量も2倍になり、広い範囲を充分明るく照らしてくれました。 

ノウサギが右上奥の林道から手前の湿地帯に向かって緩斜面をゆっくり降りてきました。 
その動きを画面中央のフクロウが凝視しています。 
このアングルで見ると、フクロウからノウサギまで結構離れていることが分かります。 
ノウサギに襲いかかっても逃げられそうだとフクロウは冷静に判断して、狩りを行わなかっただけかもしれません。 
水浴に来ていたフクロウは羽根が濡れていて体が少し重く羽根の静音性も低下していますから、狩りを成功させる自信がなかったのかもしれません。 
しばらくすると、フクロウは右へピョンと飛んで水溜りの中に入りました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】
獲物を狩る絶好のチャンスだったのに、フクロウがノウサギを襲わなかったのが意外でした。 
たまたま満腹だから獲物を見逃したのかと思ったのですが、この時期(6月上旬)は育雛後期ですから、フクロウの親鳥はたとえ自分が満腹でも、獲物を狩って雛や幼鳥に給餌するはずです。
もしもこのフクロウが巣立ったばかりの幼鳥だとしたら、狩りの能力が未熟なのでノウサギとニアミスしても襲撃をためらったのは理解できます。 

私はフクロウの観察歴がまだ浅くて、成鳥と幼鳥を自信を持って見分けられません。
しかし、この時期(6月上旬)だと巣立ったばかりの幼鳥はフワフワの幼綿羽があるはずです。
トレイルカメラの暗視映像に写った個体は、ふわふわしてないので素人目には成鳥に見えます。

この水溜りにはアズマヒキガエルの幼生と思われるオタマジャクシが泳いでいます。
夜行性のフクロウは水溜りで長居しても、昼行性のクロツグミとは違って、オタマジャクシを狩りませんでした。
フクロウは興味津々で水中のオタマジャクシを観察しているだけかもしれません。

逆に、ノウサギはフクロウの存在に気づいていたのでしょうか? 
ノウサギも夜行性で、瞳にはタペータムが発達していますから、暗い夜でも目が見えるはずです。
ノウサギは長い耳が発達して聴覚は非常に優れていますが、このときフクロウはバシャバシャと音を立てて水浴中ではありませんでした。
ノウサギが天敵であるフクロウに気づいて、水場を回避したのかどうかが、映像ではよく分かりません。
ノウサギ同士の遭遇(追跡?)に気を取られて、水場で静かに佇んでいたフクロウに気づかなかったのかもしれません。




動画の解釈について、いつものようにPerplexity AIとブレインストーミングした後で、簡潔なレポートにまとめてもらいました。
注意点として、AIは動画そのものを見て行動を独自に解釈している訳ではありません。
あくまでも私が解釈した文字情報に対して、推論回答しているだけです。



トレイルカメラによる水場でのフクロウとノウサギのニアミス観察とその解釈


1. 観察の概要

  • 2024年6月上旬、山形県の山林内湿地帯(水場)に設置したトレイルカメラで深夜の動物行動を記録。

  • 水場にフクロウ(Strix uralensis)が静かに佇み、周囲を見回している様子が撮影された。

  • その直後、2羽のニホンノウサギ(Lepus brachyurus)が続けて水場を横切ったが、フクロウは凝視するだけで狩りのアクションを起こさなかった。


2. 行動の生態学的解釈

フクロウの行動

  • フクロウは主にネズミ類や小型哺乳類を捕食するが、ノウサギも捕食対象となり得る57

  • 通常、待ち伏せ型の狩りを行う際は樹上など高所から獲物を狙うことが多く、地上で静止している場合は狩り以外の目的(警戒、観察、水分補給など)の可能性が高い9

  • 水場に長居していたが、オタマジャクシなど水生小動物を狩る様子は記録されず、興味本位で観察していたと考えられる。

ノウサギの行動

  • ノウサギは夜行性で、行動範囲は寝床から半径約400mとされる3

  • 繁殖期(2~7月)にはオス同士やオス・メス間で激しい追いかけっこが見られることがあるが、今回の映像では穏やかな動きであり、繁殖行動以外の単なる移動や採食、親子・同性個体の可能性も考えられる。

  • ノウサギはタペータムの発達した目を持ち、夜間でも周囲の動物を認識できるが、フクロウが静止していたため気づかなかった、もしくは警戒しつつも水場を利用した可能性がある139


3. 幼鳥・成鳥の識別と繁殖期のタイミング

  • 6月上旬はフクロウの育雛期~巣立ち直後の時期であり、観察された個体が幼鳥である可能性もある10

  • 幼鳥は巣立ち直後は綿羽が残るが、換羽の進行や暗視映像の解像度によっては判別が難しい。綿羽が見えなくても幼鳥の可能性は排除できない。

  • 巣立ったばかりの幼鳥は通常樹上で親の給餌を待つが、行動範囲が広がる過程で水場に現れることもまれにある。


4. 狩りが起こらなかった理由の考察

  • フクロウが満腹だった、あるいは幼鳥で狩り経験が浅かった可能性。

  • ノウサギが成体であれば、フクロウにとってリスクや負担が大きく、狩りの対象に選ばなかった可能性。

  • 水場での静止は狩りのための待ち伏せではなく、警戒・観察・水分補給など他の目的だった可能性が高い。

  • ノウサギもフクロウの存在に気づいていたかもしれないが、警戒しつつも水場を利用した、あるいはフクロウが静止していたため危険と認識しなかった可能性がある。


5. まとめ

  • トレイルカメラ映像から、夜間の水場でフクロウとノウサギがニアミスしても、必ずしも狩りが発生するとは限らない。

  • 両種の行動には、繁殖期のタイミング・個体の年齢・行動目的・警戒心など様々な要素が複雑に絡んでいる。

  • 今回の観察は、野生動物の多様な行動戦略と、単純な「捕食―被食関係」だけでは説明できない現場のリアルな生態を示している910

  1. https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/12/1/12_1_1_11/_pdf
  2. https://note.com/p_c_m22/n/nbcca18728e01
  3. http://sancyokohama.sakura.ne.jp/houkoku/19/YNSchousahoukoku19_1.pdf
  4. https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/assessment/prestatement/yamanashi/_pdf/yamanashiy08-04-03.pdf
  5. https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/001021259.pdf
  6. https://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/kurashi/kankyo/ekyohyoka/hyoka/tetsuzukichu/gomishori/documents/10doubutsu.pdf
  7. https://www.town.minakami.gunma.jp/minakamibr/nature/pdf/nature07.pdf
  8. https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/12/1/12_1_1_11/_pdf/-char/ja
  9. interests.animal_behavior
  10. interests.bird_biology
 


2025/06/15

山中の湿地帯を深夜に横切るニホンイノシシ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年6月上旬・午後23:45頃 

山林で見つけた浅い泥水溜りを自動センサーカメラで見張ることに決めたのは、イノシシの泥浴びを撮影するのが一番の目的です。 
現場の泥濘に野生動物が歩いた蹄の跡がくっきりと残っていて(イノシシとは限らず、カモシカの足跡かも?)、しかも近くに自生するユキツバキ群落の葉には大量の泥が付着して白く乾いていました。(映像公開予定) 
きっと野生のイノシシが泥浴び(ヌタ打ち)に通ってくるヌタ場だろうと予想したのです。 
山形県の当地ではイノシシの生息密度がまだ低く、私が山中にトレイルカメラを設置してもイノシシは滅多に写りません。
イノシシの泥浴び行動を撮影するのが長年の悲願となり、私はヌタ場を探し求めて悪戦苦闘しています。 

ある日の深夜に、ようやくニホンイノシシSus scrofa leucomystax)が単独で現れました。 
監視カメラの起動が遅れ、泥水溜りの対岸を右へ立ち去るところでした。 
画面の奥にもう一つ別な(少し小さい)泥水溜りがあるのですが、そこでもイノシシは泥浴びをしてくれませんでした。 
イノシシは泥浴びが大好きなはずなのに、監視カメラの存在に気づいて警戒しているのでしょうか? 

目的のイノシシがなかなか写らなくても、フクロウやクロツグミなど予想外の収穫が色々と多くて面白い水場であることが判明しました。
このまま気長にトレイルカメラによる監視を続けることにします。

つづく→

2025/06/13

死んだアナグマの巣穴を内見するホンドタヌキ♀♂と上空を飛び回るコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬・午前0:30頃・気温13℃ 

越冬に失敗して死んだニホンアナグマMeles anakuma)の旧営巣地(セット)がある二次林を自動センサーカメラで見張り続けています。
ホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が一緒に登場したシーンをまとめました。 


シーン1:5/27・午前0:31(@0:00〜) 
左から来た先行個体のタヌキが巣口Rへ回り込み、中に潜り込みました。 
すぐに頭から外に出てきて身震いすると、左へ戻りました。 
隣の巣口Lで、別個体のタヌキと合流しました。 

タヌキがちょうど出巣Rしたときに、コウモリの一種が飛来しました。 
コウモリの飛翔シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。



シーン2:5/27・午前0:32(@0:57〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていました。 
先行個体のタヌキが左に向かい、巣口Rの内見をしている間に、コウモリが右から左へ高速でセットの上空を横切りました。 
コウモリの飛翔シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。

さっきのタヌキが左から早足で巣口Lに戻ってきました。 
ちょうどそのタイミングで出巣Lした別個体と巣口Lで顔を見合わせます。
2頭のタヌキは一緒に獣道を右上奥へ立ち去りました。 


タヌキの♀♂ペアはセットの上空を飛び交うコウモリに対して全く無関心でした。 
コウモリが発する超音波がタヌキの耳に聞こえているのか、その行動から読み取ることは出来ません。
コウモリがパタパタと羽ばたく可聴域の羽音が聞こえない限り、タヌキは見上げたりしないようです。 
タヌキにとって飛んでいるコウモリは天敵でもありませんし、獲物にしても手が届きませんから、無関心になるのも当然でしょう。 

この地点でタヌキとコウモリのニアミスをトレイルカメラで録画できたのは、これが2回目です。 

新機種のトレイルカメラで監視するようになったから、素早く飛び回るコウモリを撮れるようになったのかな? 


つづく→

2025/06/12

山中の水溜り上空を夜な夜な飛び回るコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬 

シーン0:5/24・午後12:40・晴れ(@0:00〜) 
たまたま明るい日中にフルカラーで撮れた現場の状況です。 
山林で水溜りを自動センサーカメラで見張っています。 
溜まっているのは浅い泥水ですが、湧き水のようで、辺りはちょっとした湿地帯になっています。 

水場にコウモリが夜な夜な飛来する様子をまとめてみました。 


シーン1:5/26・午後19:59(@0:04〜) 
風雨の悪天候をついて、コウモリが飛来しました。 
水溜りに着水する寸前で少しホバリング(停空飛翔)したようですが、飛びながら水を飲んだのでしょうか? 


シーン2:5/26・午後20:08(@0:15〜)
少なくとも2匹以上のコウモリが同時に飛び回っています。 
水溜まりの水面を掠めるように低空で飛んでいます。 
夜の湿地帯を飛び回る昆虫を捕食しているのかな? 
獲物となりそうな夜蛾やガガンボなども飛び回っています。 
それともコウモリは、水溜りの泥水を飲みに通っているのかな? 


シーン3:5/27・午後21:10(@1:15〜) 
翌日の晩にもコウモリが水溜りの周囲を低空で飛び回っていました。 
飛びながら一瞬だけ着水して飲水したようにも見えたのですが、水面に波紋が広がったかどうか、画質がイマイチではっきりしません。 


シーン4:5/27・午後19:59(@1:45〜) 
少し時間を遡りますが、フクロウStrix uralensis)が泥水溜りで行水しているときにも、その周囲をコウモリが飛び回ることがありました。 
フクロウに少し遠慮しているのか、コウモリは水溜まりに着水しなくなりました。 
フクロウがコウモリを狩ることもあるらしいのですが、水場周辺を飛び回るコウモリに対してフクロウは無反応・無関心です。 


コウモリの飛翔シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:36〜) 

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

2025/06/10

死んだアナグマの営巣地を昼も夜も巡回するイエネコ(キジトラ白足袋)5月下旬〜6月上旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬〜6月上旬 

シーン0:5/30・午前10:57・晴れ・気温29℃(@0:00〜) 
シーン0:5/30・午前11:27・晴れ・気温30℃(@0:04〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
死んだニホンアナグマの旧営巣地(セット)がある二次林を見張る2台の自動撮影カメラに写ったイエネコFelis silvestris catus)を以下にまとめました。 


シーン1:5/31・午前2:22・気温15℃(@0:08〜) 
白足袋を履いたように足だけ白いキジトラが、丑三つ時の獣道を右からやって来ました。 
巣穴Lの横を忍び足で通り抜けます。 


シーン2:5/31・午前2:23・気温16℃(@0:08〜) 
続きが別アングルの監視カメラで撮れていました。 
慎重に巣口Rの横を通り過ぎ、右へ向かいました。 


シーン3:6/8・午前11:41・晴れ・気温25℃(@0:47〜) 
8日後の昼前にイエネコ(キジトラ白足袋)が再登場。 
左から来て奥の林内へゆっくり入って行きました。 
旧営巣地の巣穴には興味がなく、素通りしました。 


【考察】 
飼い猫と野生動物(タヌキやアナグマ)が森でニアミスするとどうなるのか、興味があるのですけど、なかなかそんなシーンは記録できません。 
互いにそれとなく避けているのでしょう。 

近所の飼い猫が散歩・探検に来ていると思っているのですけど、まさか野生化したノネコなのかな? 


つづく→

2025/06/09

山林の湿地帯を夜な夜なうろつくヤチネズミ?【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬〜6月上旬 

シーン0:5/24・午後12:40・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
山林で湧き水が溜まった水場を自動センサーカメラで見張っています。 

野ネズミ(ノネズミ)の登場シーンを以下にまとめます。 
これまで山林で見つけた野ネズミは、すべてアカネズミApodemus speciosus)またはヒメネズミApodemus argenteus)だろうと決めつけていました。
今回の場合は沼沢地に多いヤチネズミCraseomys andersoni) ではないかと思ったのですが、ネズミ捕りを仕掛けて捕獲しない限り、私には見分けが付きません。
ヤチネズミは湿地帯だけにいる訳ではなく、湿地帯にヤチネズミしか生息していない、という訳でもないらしいです。


シーン1:5/25・午後20:54(@0:04〜)

シーン2:5/25・午後21:49(@0:11〜)

シーン3:5/26・午後21:29(@0:27〜)

シーン4:5/29・午後23:25(@0:38〜) 

シーン5:6/1・午前1:32(@1:09〜) 

シーン6:6/1・午前1:34(@2:00〜) 

シーン7:6/2・午後22:26(@2:15〜) 

シーン8:6/3・午前0:06(@2:44〜) 

シーン9:6/3・午前1:06(@2:51〜) 


【考察】
野ネズミが水溜りで水を飲んだり水浴したりすることはありませんでした。
山林の湿地帯を夜な夜なウロチョロして餌を探しているようですが、何を食べるのでしょう?

この水場にはフクロウやホンドテンが来るので、捕食者にとって野ネズミは格好の獲物になりそうです。

つづく→

2025/06/07

溜め糞場に来て大小便と眼下腺マーキングするニホンカモシカの♀と幼獣【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬

シーン0:5/21・午後12:49・晴れ・気温22℃(@0:00〜) 
明るい日中に撮れた現場の状況です。 
里山でスギと雑木の混交林に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を見張っています。 
基本的に画面の左から右へ向かって上り坂の斜面なのですが、溜め糞場sr2の付近はやや平坦な地形になっています。 
画面の左右および前後を通る獣道の交差点になっています。


シーン1:5/23・午後23:42・気温17℃(@0:04〜) 
獣道を左から来たカモシカが立ち止まって腰を深く落とし、長々と排尿を始めました。 
排尿姿勢から性別が♀と判明しました。 
♀の排尿姿勢をしっかり真横から撮れたのは、初めてかもしれません。 
(例外もあるらしいのですが、通常♂の排尿姿勢は、♀よりも浅く屈みます。) 
手前に生えた数本の細い灌木が邪魔で、尿道から出ている小便は残念ながら見えません。 
音量を上げても、小便の音は聞こえませんでした。 

カモシカ♀は右に数歩移動すると、方向転換してカメラに尻を向け、今度は排便を開始。 
排便姿勢は排尿姿勢ほど腰を深く落としませんでした。 
肛門から糞粒を連続して排泄しています。 
下痢便ではないのですが、水分も一緒に排泄しています。 

手前に生えた雑草(稚樹?)が邪魔で、下草を刈りたくなります。 
録画時間を2分に延長してもまだ短かく、途中で打ち切られてしまいました。 


シーン2:5/23・午後23:44(@1:04〜) 
監視カメラが次に起動したときには、溜め糞場sr2の奥に自生するエゾユズリハの群落で枝葉に顔を擦り付けていました。 
眼下腺の分泌液で匂い付けして縄張りを宣言しているのです。 
手前に張られたクモの糸が光って目障りですね。 

様々な行動レパートリーを一気に見せてくれたニホンカモシカ♀は、緩斜面を登りながら右へゆっくり歩き去りました。 


シーン3:5/27・午前1:41・気温14℃(@2:36〜) 
4日後の深夜に監視カメラが起動しました。 
直前のシーンと見比べると分かるのですが、画面中央の林床に黒々とした新しい溜め糞が増えていました。
どうやら、昼間にカモシカが排便に来たようです。 
残念ながら撮り損ねてしまいました。 
この時期は昼間に風が強く吹くために、トレイルカメラの誤作動が頻発します。 
無駄撮りを減らすために、夜間のみの監視にタイマー設定していたのが仇となりました。 

画面の下(手前)から獣道を通ってカモシカが登場しました。 
角が未発達なことから、幼獣のようです。 
立ち止まって林床に残された新鮮な溜め糞の匂いを嗅ぎました。 
そのままカメラに尻を向けたまま、排泄を開始。 
初めは肛門から水分を排出し、続いて糞粒を排泄しました。 

カモシカ幼獣は、そのまま奥へと立ち去りました。 
小便してくれないと、私には性別を見分けられません。 

シーン3では、真夜中なのにホトトギス♂(Cuculus poliocephalus)が鳴いていました。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

ホトトギス♂が繁殖期の山林で囀りさえずりを昼も夜も鳴き続けるのは、別に珍しいことではないのだそうです。 
縄張りを宣言し、ホトトギス♀にアピールしているのです。


【考察】
今回の動画で別々に登場したカモシカ♀と幼獣はおそらく親子でしょう。
母子で同じ溜め糞場sr2を共有しているという証拠映像が撮れました。


つづく→

2025/06/06

タヌキの溜め糞場がある山道で跛行しながら追手から逃げるニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬〜6月上旬

シーン0:5/24・午後12:03・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
里山の林道でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場ltrを自動センサーカメラで監視中です。 
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギの植林地、画面の奥が雑木林になっています。 
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は、ほぼ平坦な地形になっています。 

ニホンアナグマ♀♂(Meles anakuma)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:5/27・午後12:58・晴れ(@0:04〜) 
昼下がりにアナグマ♀が林道を左から右へ通過しました。 
タヌキの溜め糞場ltrは素通りしたようです。 


シーン2:6/7・午前1:24(@0:11〜) 
11日後の深夜に、アナグマがペアで現れました。 
まず先行個体が右から左へ林道を通過します。 
なぜか右後足を地面に着かないように、ヒョコヒョコ跛行していました。 
ノイバラなど棘のある植物を誤って踏んでしまったのかな? 
それとも喧嘩で足を噛まれたのでしょうか? 

しばらくすると、右から後続個体が早足で登場。 
アナグマはタヌキと違って、♀♂ペアが一緒に暮らすことはありませんし、親子以外で一緒に採餌することもありません。 
したがって、2頭のアナグマが出会って縄張り争いの喧嘩となり、怪我した後足を引きずりながら逃げる先行個体を後続個体が走って追いかけてきたのではないか?と推測してみました。 

1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:29〜) 
シーン2で登場した2頭のアナグマの性別がいまいち見分けられませんでした。 
2頭ともタヌキの溜め糞場ltrは素通りしました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

2025/06/05

山中の湿地帯を夜にうろつく夏毛のニホンノウサギ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬・午後22:20頃 

山林の湧き水が溜まった浅い水場を自動センサーカメラで見張っていると、ある晩に夏毛のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)が現れました。 
水溜りの水を飲みにきたのかと期待したのですが、泥濘の匂いを嗅ぎながら、右下にゆっくり立ち去りました。 

野生のノウサギも、乾燥した時期には水場で水を飲むことがあるそうです。 
しかし普段は、水気の多い植物を食べたり、葉に付いた朝露や夜露を舐めたりすることで水分を摂取しているために、わざわざ水を飲む必要がないらしい。 
参考: @Perplexity 

今回も、水を飲むのが目的というよりも、山中の湿地帯に生えた植物を食べに来たのかもしれません。 

私はトレイルカメラでノウサギの飲水シーンをまだ一度も撮れたことがありません。





2025/06/04

タヌキの新鮮な溜め糞から吸汁して飛び去る夜蛾【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬〜6月上旬

シーン0:5/24・午後12:03・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
里山の林道でホンドタヌキ♀♂が残した溜め糞場ltrを自動撮影カメラで監視中です。 
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギの植林地、画面の奥が雑木林になっています。 
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は、ほぼ平坦な地形になっています。 

ホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:5/26・午前7:52・晴れ(@0:04〜) 
朝から白毛のタヌキが溜め糞場ltrに来ていて、左向きで脱糞していました。 
便秘気味なのか、硬目の立派な固形糞を排泄しました。 
後半は健康そうな糞に変わりました。 

白毛タヌキ♀は振り返って自分の糞の匂いを嗅いでから、身震いし、そのまま画面の右下へ立ち去りました。 
おそらくスギ林に入って行ったようです。 


シーン2:5/27・午前8:01・くもり(@0:51〜) 
翌朝には珍しく♀♂ペアで登場しました。 
まず先行個体の♂が左奥を向いて脱糞中でした。 
後ろ姿の肛門がよく見え、大便の健康状態は良好そうです。 
尻尾が細く見えるのは、夏毛に換毛中だからでしょうか。 

やがて右から後続個体の白毛♀がやって来て合流しました。 
このペアは体格差があり、大柄な白毛の個体が♀だと推測しています。 
後続の白毛♀は溜め糞場ltrの匂いを嗅いでから、奥を向いて排便開始。 
やや軟便でした。 
林道の右を向いて気にしています。 

その間に先行個体♂が右下へ立ち去りました。 


シーン3:5/27・午後19:19・(@1:51〜) 
その日の晩に、タヌキが右向きで脱糞していました。 
消化の悪い物や腐りかけの物でも食べたのか、液状の下痢便を排泄しています。 
振り返って自分の糞の匂いを嗅ぐと、林道脇のミズナラ灌木の下に佇んで林道の左を凝視しています。 


シーン4:5/27・午後19:21・(@2:51〜)
これが今回一押しの興味深い動画です。 
排便直後の新鮮なタヌキの溜め糞に小さな昆虫が動いていました。 
やがて左にヒラヒラと飛び去ったのは、夜行性の蛾(種名不詳)でした。 
翅の鱗粉や複眼が暗視カメラの赤外線を反射していたようです。 
糞便臭に誘引された夜蛾が口吻を伸ばして下痢便からナトリウムやアンモニアなどのミネラル成分を摂取していたのでしょう。 

夜蛾がタヌキの溜め糞場ltrから飛び去るシーンを1.5倍に拡大した上でリプレイ(@3:12〜)。 


シーン5:5/31・午後19:48(@3:33〜) 
4日後の晩にタヌキが左向きで脱糞中でした。 
排便中にキューン♪と甲高く寂しげに鳴きました。(@3:44〜) 
黒い糞の健康状態は良好なので、便秘による苦悶の声とは思えません。 
パートナーを呼ぶ鳴き声なのでしょうか。 
我々はどうしてもタヌキの鳴き声を「寂しげ」などと勝手に感情移入したり擬人化してしまいがちです。 
用を足したタヌキは、林道を右へ立ち去りながら、もう一度クゥーン♪と鳴きました。 


シーン6:6/2・午後16:02(@4:00〜) 
2日後の雨が激しく降る午後に、白毛のタヌキ♀が左向きで脱糞していました。 
白い毛皮が雨で濡れています。 
糞の健康状態は良好そうです。 
振り返って自分の新鮮な糞の匂いを嗅ぐと、手前のスギ林へと立ち去りました。


つづく→

2025/06/03

夜の山林で飛びながら水溜りに着水する謎の昆虫【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬・午後21:20頃 

山林の中にある水溜りを自動撮影カメラで見張っていると、晩に夜行性の昆虫が飛来しました。 
低空で飛び回る昆虫が、水面にちょんちょんと着水したので驚きました。 
その虫は水溜りで溺れることはなく、そのまま飛び去りました。 
1.5倍に拡大した上で1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
私の第一印象では、蛾の仲間(種名不詳)だと思いました。 

謎の着水行動について、仮説をいくつか検討してみました。
(1)風が吹いていたので、不慮の着水事故かもしれません。 


(2)飲水行動。
水を飲みに飛来したにしても、岸に着陸した状態でじっくり吸水(または泥からミネラル摂取)しないのは、捕食者対策なのかな? 


(3)水浴行動。 
長時間の飛翔でほてった体を水で冷やすための体温調節行動なのでしょうか? 
旧機種のトレイルカメラで撮ったので、気温の情報が取得できていません。 

私は以前、暑い夏の昼間にスキバホウジャクの仲間が飛びながら水路の水面に何度か着水するのを目撃しています。
証拠映像はないのですが、飛びながら水浴したのかと思いました。


(4)走光性による水難事故。 
水溜りの水面に月が写っていたとすると、夜蛾の走光性が撹乱された結果、誤って着水してしまった可能性があります。 
映像では水溜りに月の反射は写っていませんが、これはアングルの問題でしょうか。 

国立天文台の暦計算室のページで調べてみると、この日の月齢は19.0、山形県での月の出時刻は午後22:44でした。 
満月を過ぎたばかりの下弦に向かう月ですが、この時刻(午後21:20)に月はまだ昇っていないことが分かりました。 
したがって、仮説4は却下できます。 


(5)産卵行動。 
トンボのように飛びながら打水産卵したのかもしれません。 
しかし、トンボのヤゴのように水中(または泥の中)で育つ蛾の幼虫は知られていないそうです。 
仮説(5)についてPerplexity AIに相談したところ、蛾ではあり得ないがトビケラの仲間ならあり得るという意外な回答を得ました。 
トビケラの仲間には止水性の種類も知られていて、♀が夜に山林を飛びながらチョンチョンと着水・産卵することもあるそうです。 
私はトビケラに疎いので、この点の裏取り(ファクトチェック)ができていません。 
現場は一時的な水溜りではありません。 
山中に浅いながらも水溜りが一年中できていて、周囲にちょっとした湿地帯を形成しているので、おそらく湧き水が溜まる地形なのだろうと想像しています。 
しかし映像をもう一度見直すと、謎の昆虫は素早く羽ばたいていて、トビケラの飛翔のようには見えませんでした。 
素人目にはやっぱり蛾の仲間に見えます。 


(6)対捕食者の回避運動
夜行性の蛾の中には、コウモリに追われてロックオンされると、コウモリが発するエコロケーションの超音波を聞き取って飛び方を急激に変化させ、攻撃をかわす種類がいるそうです。
この水場でも、夜な夜なコウモリが飛び回っています。(映像公開予定)
つまり、この蛾はコウモリに襲われそうになり絶体絶命からの緊急避難の結果、うっかり着水してしまったのかもしれません。
しかし、今回の映像で前後にコウモリは写ってなかったので、この仮説は除外できそうです。


【追記】 
そもそも、今回トレイルカメラが何に反応して起動したのか不明です。
変温動物である昆虫がいくら飛び回っても、トレイルカメラの熱源センサーは反応しないはずだからです。
風揺れによる誤作動で夜蛾の飛翔シーンが偶然写っていただけかもしれません。
長時間飛び回る昆虫の体温が気温よりも高くなり、トレイルカメラのセンサーが正常に反応した可能性はあり得ます。

最近の私はPerplexity AIに夢中ですが、AIを盲信している訳ではありません。 
仮説4を検討する際に、当日の正確な月齢と月の出時刻をPerplexity AIに質問したところ、でたらめな回答(ハルシネーション)が何度も返ってきました。 
別のAIであるChatGPTでも同じ症状でした。 
ChatGPT said:
初めの回答で月の出時刻を誤って「21時15分ごろ」とした理由は、以下の通りです:

🔍 理由1:標準的な推定を基にした一般回答だった
初回の回答では、具体的な天文学的データ(=国立天文台の公式時刻表)を参照せず、
一般的な緯度(山形県)と月齢19.0の組み合わせから「おおよその月の出時刻」を推定しました。

このとき、誤って**満月直後の典型的な月の出時刻(21時台)**を適用してしまったことが原因です。

🔍 理由2:月の出は毎日約50分遅れるという法則を過度に単純化
月は毎日およそ45〜55分程度遅れて出てくるという性質があります。

満月の翌日はだいたい「21時台」に出ると記憶されがちですが、
2024年5月27日のように月齢19.0のタイミングでは、そのズレが大きくなって「22時台」になることも多いです。

🔍 理由3:正確なデータの確認を怠った
本来、天文現象の正確な時刻は「国立天文台の暦計算室」などの公式な観測・計算データを確認すべきです。
今回はそれを即座に参照せず、おおよその経験則で答えたことが、誤りの主因です。

✅ まとめ
誤回答は、推定的な知識に基づく初期回答で、具体的な公式データに基づいていなかったために生じました。
あなたが正確な情報源(国立天文台)を示してくださったことで、正しい月の出時刻(22:44)を確認できました。ありがとうございます。
今のAIチャットは天文学的に正確な計算をしている訳ではなく、ウェブ上の文字情報を元にして推論や経験則も混じっているために、酷い誤答してしまうことがあり、利用する際には注意が必要です。 
国立天文台の公式サイトにある表データをAIが正しく読み取れないのは、深刻な問題(怠慢)です。 
その時刻に月が出ているか否かという点がきわめて重要なのに、事実とは逆のことをAIに自信満々で言われると、着水行動を正しく解釈できなくなってしまいます。

2025/06/02

山中の水溜りを深夜にうろつく夏毛のホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬・午前1:10 

山林の中にある少し開けた湿地帯で水溜りをトレイルカメラで見張っていると、深夜に夏毛のホンドテンMartes melampus melampus)が登場しました。 
水溜りの対岸を右から来て、泥濘の匂いを嗅ぎながら水際を左に歩き回っています。 
暗視カメラの赤外線を反射して白く爛々と光った目が水面に反射しています。 
テンは水場で飲水も水浴もしないで立ち去りました。 

野ネズミ(ヤチネズミ)などの獲物を探し歩いていたのでしょう。
水溜りの水中で泳いでいる黒いオタマジャクシ(アズマヒキガエルの幼生?)をホンドテンが狩って捕食するかと期待したのですが、暗闇では見つけられなかったのかな?


最近話題のネットニュース:奈良 正倉院に伝わる動物のミイラ てんやもぐらなどと確認 by NHKニュース 


つづく→

2025/05/31

カモシカの溜め糞場を素通りするハクビシン:その2【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月下旬・午前0:22・気温8℃ 

里山の雑木林(スギとの混交林)にあるニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を深夜に横切る ハクビシン(白鼻芯、白鼻心;Paguma larvata)の後ろ姿がトレイルカメラに写っていました。 
前回とは逆に、手前から奥に向かって獣道を歩いています。
今回もカモシカの溜め糞には興味を示さずに素通りしたようです。


つづく→

2025/05/29

山中の水場に通って水浴するフクロウ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月下旬 

シーン0:5/24・午後12:40・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
山中の林内にある浅い水溜りが野生動物の通う水場になっていると予想して、試しに自動撮影カメラを設置して見張り始めました。 
泥水が溜まった水溜りで、黒いオタマジャクシ(アズマヒキガエルの幼生?)の群れが泳いでいます。 


シーン1:5/27・午前3:05(@0:05〜) 
深夜の水場に現れたのは、意外なことにフクロウStrix uralensis)でした。 
後ろ向きで水溜りに浸かり、周囲をキョロキョロと見回しています。 
顔だけ振り返ってカメラ目線になると、瞳のタペータムに赤外線が反射して爛々と光ります。 
やがて警戒を解くと、水浴を始めました。 
翼を少し広げて震わせ、泥水を背中に跳ね上げます。 

録画時間の設定が1分間では、フクロウの水浴行動を最後まで見届けられませんでした。 


シーン2:5/27・午前3:24(@1:06〜) 
約20分後にまたフクロウが水場に来て、再び水浴していました。 
前回より少し左の水溜まりの方が少し深いようで、後ろ向きで水に浸っていました。 
頭を水中に突っ込んで左右に振り、顔を洗っています。 
水面で翼を広げて震わせ、行水しています。 

やがてフクロウは水溜まりの此岸に上陸しました。 
身震いして羽根の水気を切ったものの、なぜか羽繕いをしませんでした。 
身震いの合間に周囲をキョロキョロ見回しています。 
フクロウが水場から飛び去るまで見届けられませんでした。


シーン3:5/27・午後19:57(@2:06〜) 
同じ日の晩になって再びフクロウが水場に来ていました。 
左の水溜まりで水に浸る後ろ姿が写っています。 
横を向いて水浴してくれました。 
カメラ目線でちょっと警戒しています。 


シーン4:5/27・午後19:59(@3:06〜) 
次に監視カメラが起動したときにも、フクロウは泥水溜りで水浴を続けていました。 

やがて対岸にピョンと跳んで上陸しました。 
コウモリが水場の上空を低く飛び回っても、フクロウは無反応でした。 
身震いして羽根の水気を切ると、今回は羽繕いを始めました。 
首をねじって背中の羽根を嘴で整えています。 

すっきりしたフクロウは水場から右上に飛び去りました。 
音量を上げてもフクロウの力強く羽ばたく音が全く聞き取れません。 
フクロウの翼は噂通り、抜群の静音性能でした。 


シーン5:5/27・午後20:11(@3:57〜) 
11分後にフクロウがまた水溜りに脚を浸していました。 
前回と同じ位置で左を向いて水浴開始。 
対岸にピョンと跳んで上陸しました。 
今回は身震いも羽繕いもしないで、少し飛んで右に移動しました。 

最後はエッホエッホと歩いて右に立ち去りました。 
実はそちらにもう一つ別な水溜まりがあるのですが、そっちにフクロウは向かったのかもしれません。 


シーン6:5/27・午後21:16(@4:51〜) 
約1時間後にまたもやフクロウが水場で水浴していました。 
対岸にピョンと跳んで上陸すると、奥に向かって無音で飛び去りました。 


シーン7:5/27・午後21:32(@5:22〜) 
約15分後に、水溜りのいつもの場所でフクロウが後ろ向きで泥水に身を浸していました。 
此岸にピョンと跳んで上陸すると、カメラをちらっと見て警戒しています。 
すぐにまたピョンと入水しました。 
水浴すると、バサバサと羽ばたきながら対岸に上陸し、キョロキョロと周囲を見渡しています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 水浴の水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 
フクロウの鳴き声は一度も聞こえませんでした。 


【考察】 
同じ日付の未明と晩に(昼間を挟んで)7回も夜行性のフクロウが水場に来て水浴していました。 
鳥は羽根や体についた汚れや寄生虫、脂粉などを落とすために水浴するというのが定説です。 
しかし私は、フクロウが狩りや給餌をする度に水浴して、獲物の返り血などで汚れた羽毛を洗い流すのかもしれない、と考えました。 

個体識別ができていませんが、同一個体のフクロウが水場に通ってきているのでしょうか。 
それともつがいのパートナーが代わる代わる登場しているのかもしれません。
5月下旬という時期は、フクロウの「育雛後期」にあたります。 
雛が巣立つか、その直前または直後の時期です。 
育雛初期は主に♂が♀と雛に給餌しますが、育雛後期になると雌雄♀♂ともに狩りを行い、雛や幼鳥に餌を運びます。 
巣立った後のフクロウ幼鳥を私は実際に見たことがないのですが、今回の動画に写っているのは、成鳥だけだと思います。
(間違っていたら、ご指摘ください。) 

なぜフクロウは泥水で水浴しても平気なのか、我々ヒトの衛生感覚では理解できません。 
この水場は流水ではなく止水なので、せっかく落とした汚れが水場にどんどん溜まる一方です。 
逆に水浴することで泥や汚れが付着しそうですけど、泥水が羽根に付着することはありません。 
鳥は頻繁に羽繕いして尾脂腺の分泌物を塗っているため、羽根の撥水性が高くなっているからです。
この山中では他に水浴に適した安全な水場が近くにないので、仕方なく泥水溜りに通ってきているのでしょう。 
暗い夜にフクロウは泥水だと気づいてないのかな?
しかし、同じ水場で昼行性の鳥も水浴することが後に判明しました。 (映像公開予定)

この水溜りには黒いオタマジャクシが泳いでいるのですが、フクロウはオタマジャクシを捕食するシーンは撮れていませんでした。 
これまで報告されているフクロウの食性情報からも、オタマジャクシを狩るとは考えにくいです。 






【アフィリエイト】

2025/05/28

事故物件の空き巣を内見するようになったホンドタヌキ♀♂:5月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月中旬〜下旬 

シーン0:5/16(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
平地の二次林で、死んだアナグマの営巣地(セット)に夜な夜な通ってくるホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の様子を2台の自動撮影カメラで撮った記録をまとめました。 
 単独または♀♂ペアで登場し、2つの巣口L、Rを覗き込んで中を点検したり、尿で匂い付け(マーキング)したりする様子が写っています。 

巣穴Lの奥には餓死した「いざりタヌキ」の腐乱死骸が転がっていると推測しています。 
その死臭を嫌って、中に誰も入りたがらない時期がしばらく続きました。 
この時期に特筆すべき事件として、セットを夜な夜な巡回するタヌキの♀♂ペアがようやく巣穴Lに潜り込んで短時間ながらも内見するようになりました。 
おそらく、死骸の生物分解がようやく完了して、不快な死臭が収まったのでしょう。

また、タヌキ♂がセットから去り際に排尿マーキングして縄張り宣言しています。 


シーン1:5/17(@0:07〜) 
去り際にタヌキ♂が細いマルバゴマギ灌木の根元に排尿マーキングして行きました。 


シーン2:5/21(@0:51〜) 
タヌキが巣穴Lに入りかけたものの、慌てて後ろ向きで出てくると走って逃げていきました。 
肝試しに来て、中でお化けでも見たのでしょうか。 


シーン3:5/25(@1:55〜) 
タヌキが巣口Lを覗き込んで、ゆっくり中に忍び込みました。 
後ろ向きのまま外に出てくる尻尾が見えたものの、尻切れトンボで監視映像が終わっています。 


シーン4:5/27(@3:02〜) 
ペアで来たタヌキ♀♂が続けて一緒に巣穴Lに入り、中の様子を調べています。 
中の巣穴Lは、2頭のタヌキ成獣が同時に入れるぐらいの広さがあることが分かります。 
巣穴LとRは内部でつながってはいないようです。


シーン5:5/29・午前後・気温(@5:47〜) 
巣口Rに頭を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
次にもう一つの巣穴Lを内見し、去り際にマルバゴマギ灌木の根元に排尿マーキングしました。 
片方の後足を上げて小便したので♂と判明。 


【考察】
巣穴L内部の様子はまったく分かりませんが、生物分解が一段落した仲間の死骸を弔い(埋葬?)に訪れているのか、それとも死骸の骨や皮を少しずつ食べに来ている可能性もあり得ます。 
この曰く付き事故物件にタヌキの♀♂ペアが引っ越してくるつもりなのでしょうか? 


2025/05/27

死んだアナグマの営巣地を昼も夜も巡回するイエネコ(キジトラ白足袋)5月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月中旬〜下旬

シーン0:5/16・午後13:47・晴れ・気温32℃(@0:00〜) 
シーン0:5/16・午後14:03・晴れ・気温32℃(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。 
平地の二次林で、死んだアナグマの旧営巣地(セット)に通ってくるイエネコFelis silvestris catus)の同一個体についてまとめました。 
ほとんど黒猫に見えますが、毛並みがキジトラで足だけが白く、まるで白足袋を履いているようです。 


シーン1:5/17・午前0:38・気温11℃(@0:07〜) 
深夜に巣口Lの横を通り過ぎました。 


シーン2:5/17・午前0:39・気温10℃(@0:17〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていましたが起動が遅れ、獣道を右上奥へ歩き去る猫がちらっと写っていただけでした。 


シーン3:5/22・午前8:51・気温13℃(@0:24〜) 
5日後の日が高く昇った午前中に、顔なじみのキジトラ(白足袋)がまた現れました。 
マルバゴマギ枝葉の陰になって見にくいのですが、アクセストレンチを慎重に降りて巣口Lをチェックしました。(中には入らず。) 
その後は左上へノソノソと歩き去りました。 


シーン4:5/22・午前8:52・気温13℃(@0:56〜) 
続きが別アングルの監視カメラで撮れていました。 
巣口Lをおそるおそる覗き込んで、中の匂いを嗅いでいます。 
巣穴Lの奥で餓死した「いざりタヌキ」はもう白骨死体と化していそうですが、その死臭が気になるようです。 
右下へ立ち去りました。 


シーン5:5/24・午後19:00・気温16℃(@1:22〜) 
2日後の晩に、キジトラ(白足袋)が左から右へセットを横切りました。 
右端で立ち止まって周囲を警戒しています。 
向きを変えてから左下へ向かいました。 


シーン6:5/26・午前6:21・気温7℃(@2:00〜) 
2日後の早朝に、キジトラ(白足袋)が左手前から奥にセットを横切って奥の林内へ入って行きました。 


2025/05/26

雨夜に山道をうろつく野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年5月中旬 

シーン0:5/14・午後12:29・晴れ(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
里山の林道でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場ltrを見張っています。 
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギ植林地、画面の奥が雑木林になっています。 
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は平坦な地形になっています。 


シーン1:5/16・午後23:19(@0:04〜) 
雨が降る深夜に、画面の奥、林道の端の草むらを野ネズミ(ノネズミ)が右往左往しています。 
最後は、奥にある細いスギ?倒木の下に隠れたようです。 
タヌキの溜め糞には立ち寄りませんでした。 

野山にトレイルカメラを設置すると、「野ネズミはどこにでもいるなー」と実感します。 
たくさんの野ネズミがいるからこそ、それを捕食する肉食獣や猛禽も暮らしていけるのです。 


シーン2:5/24・午前11:34・晴れ(@0:48〜) 
8日後の昼前にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 


つづく→

2025/05/25

旧営巣地を日夜見回りスクワットマーキングするニホンアナグマ♀♂:5月中旬〜下旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2024年5月中旬〜下旬 

シーン0:5/16・午後13:47・晴れ・気温32℃(@0:00〜) 
シーン0:5/16・午後14:03・晴れ・気温32℃(@0:04〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
平地の二次林で、越冬に失敗して死んだニホンアナグマMeles anakuma)の旧営巣地(セット)を2台の自動撮影カメラで見張っています。 

林床に落ちた木漏れ日を見ると、二次林の若葉が急速に茂って林冠を覆い尽くしつつあることが分かります。 


シーン1:5/17・午後23:18・気温8℃(@0:07〜) 
深夜にいつの間にかアナグマが来ていて、左へ立ち去る下半身だけが横から撮れていました。 
監視カメラの起動が遅れたようです。 


シーン2:5/17・午後23:17・気温9℃(@0:14〜) 
続きが別アングルの監視カメラで撮れていました。 
アナグマ♂がセットを横切って右へ立ち去ります。 


シーン3:5/24・午後13:50・くもり・気温24℃(@0:22〜) 
7日後の明るい昼下がりにアナグマ♀が登場。 
おそらく左奥の獣道から来たようです。

立ち止まって巣口Lの匂いを嗅いでいましたが、中には入ろうとしません。 
獣道に佇んで右上奥を見やりながら、身震いしました。 
この巣穴の奥で「いざりタヌキ」が餓死したまま放置されていると私は疑っているのですが、その死臭に対する反応(嫌悪感?)なのでしょうか。 
背中の肩の下辺りの毛が一部白くなっているのは、交尾の際に♂に噛まれた交尾痕なのかな? 

その場でくるっと向きを変えて、獣道を左へ向かいます。 
低く倒伏しつつあるマルバゴマギ?灌木の枯れた横枝の下をアナグマ♀がくぐる際には、姿勢を少し低くしました。 


シーン4:5/24・午後13:50・くもり・気温24℃(@0:45〜) 
別アングルの監視カメラにも続きが写っていました。 
アナグマ♀は巣口Rには立ち寄らず、左から右へ足早にセットを横切りました。 


シーン5:5/29・午後23:08・気温10℃(@0:55〜) 
5日後の深夜に左から来たアナグマが、巣口LRの中間地点でしゃがんで尻を擦りつけ、匂い付けしました(スクワットマーキングで縄張り宣言)。 
ずんぐりむっくりした体型(肩周りが筋骨隆々)ですし、後ろ姿の股間に睾丸が見えたので♂と判明。 


シーン6:5/29・午後23:08・気温9℃(@1:07〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていました。 
セット内で立ち止まってスクワットマーキングした様子は、手前に生えたマルバゴマキ灌木が邪魔で、よく見えませんでした。 

奥の林内に入ると、林床の匂いを嗅ぎ回り、痒い体をボリボリ掻いたようです。 
左上奥の林内へ立ち去りました。 


【追記】 
動画を編集したときには、アナグマ♂の登場シーンだけをまとめたつもりだったのですが、今見直すとシーン3、4は♀ですね。 
前回の記事で「夜這い♂が来なくなったということは、アナグマの交尾期が終わったのでしょう。 」と書いたのですけど、また♂が旧セットに立ち寄るようになりました。 


2025/05/24

溜め糞場に来て糞粒を排泄するニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月中旬 

シーン0:5/6・午後13:49・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
ニホンカモシカCapricornis crispus)が通う溜め糞場sr2を見張るために、自動センサーカメラを里山の雑木林(スギとの混交林)を抜ける獣道に設置しています。 


シーン1:5/17・午後19:26(@0:03〜) 
晩にカモシカが珍しく手前の獣道から来て、溜め糞場sr2の匂いを嗅いでいます。 
肛門がよく見える後ろ姿で立ったまま、排便を始めてくれました。 
糞粒をポロポロと大量に排泄しています。 
下痢便ではありませんが、同時に水分もかなり排出しています。
カモシカは大腸による水分の吸収が弱いのでしょうか。
脱糞中にときどき尻尾を上下に動かしています。 
手前の下草が邪魔で、地面に落ちた糞粒は見えません。 

1分半の録画時間では短くて、最後まで見届けれれませんでした。
(脱糞シーンを狙うなら、2分間に設定すべき。) 


シーン2:5/17・午後19:28(@1:33〜) 
次に監視カメラが起動したときには、排便後のカモシカが右へ立ち去るところでした。 
珍しくミズナラ立木の手前を通って暗闇の斜面を登って行きます。 
カモシカが通りすがりに足の蹄で灌木(樹種不明)の根元を踏んでしまい、枝葉が大きく揺れました。 

今回はカモシカの性別を見分けられませんでした。 



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