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2026/03/21

ヒメオドリコソウの花で吸蜜し飛び回るモンシロチョウ春型♂【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年4月中旬・午後14:55頃・晴れ 

田んぼ(刈田)の農道沿いに咲いたヒメオドリコソウの群落で春型のモンシロチョウ♂(Pieris rapae)が訪花していました。 

関連記事(8年前の撮影)▶ 


モンシロチョウは、翅をしっかり閉じて吸蜜しています。 
ヒメオドリコソウの小さな唇形花に深く差し込んだ口吻は外から見えず、がっついているように見えます。 

隣に咲いているオオイヌノフグリキュウリグサの青い花には見向きもせず、ヒメオドリコソウの赤紫の花の方が好きなようです。 

モンシロチョウが花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:03〜) 
素早く羽ばたいた際に広げた翅表の斑紋から、♂と判明。

2026/03/17

マミガサキアザミの花蜜を2頭並んで吸い飛び回るメスグロヒョウモン♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午前11:40頃・晴れ 

里山の山腹をトラバースする細い山道に咲いたマミガサキアザミの小群落でメスグロヒョウモン♀(Damora sagana)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 

アザミの同じ頭花で2頭のメスグロヒョウモン♀が仲良く並んで吸蜜しています。 
花蜜を独占してライバルを排斥しようとする占有行動は見られませんでした。 
マミガサキアザミの同じ頭花で各自が歩き回りながら吸蜜するのですが、その翅が互いに少し触れても平気でした。 
互いに絶妙な距離と角度を保っています。(パーソナルスペース) 
これがもし異性のメスグロヒョウモンだったら、求愛行動が始まってしまい、落ち着いて吸蜜できないはずです。 
別々の頭花で吸蜜するときには、太陽に対してどちらも同じ向きになったので、日光浴も兼ねているのでしょう。 

この頭花はよほど花蜜の分泌量が多いらしく、長々と吸蜜していました。
たまに飛び去っても、すぐにまた同じ頭花に舞い戻ってきます。 
2頭共に翅の縁がボロボロに破損していますが、鳥に襲われかけたビークマークではありません。 
その翅を半開きで軽く開閉しながら、口吻を伸ばして花蜜を吸っています。 

メスグロヒョウモン♀がアザミの花から飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:06〜) 
1頭が少し飛んで右隣りの頭花に移動しました。 
最後は私が持っていた剪定バサミを手前に落としたら、草むらに当たった衝撃に驚いて、2頭が一斉に飛び去りました。 


つづく→

2026/03/15

イソギクの花蜜を吸うキタキチョウ

 

2024年11月上旬・午後15:10頃・晴れ 

道端の花壇に咲いたイソギクの群落でキタキチョウEurema mandarina)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。

口吻を伸ばして筒状花に差し込み吸蜜している、と書こうとしたのですが、筒状花がぎっしり密に並んでいるため、どうも上手く蜜腺まで挿入できていない気がします。
キタキチョウは諦めて飛び去ったように、私には見えました。

2026/03/13

フレンチマリーゴールドの花蜜を吸って飛び回るウリキンウワバ(蛾)【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後14:35頃・晴れ 

道端の花壇に咲いたフレンチ・マリーゴールドの群落で地味な蛾が訪花していました。 
翅をよく見ると金色の斑紋があり、ウリキンウワバAnadevidia peponis)ですかね? 
翅を半開きのまま口吻を伸ばして、がっつくように吸蜜しています。 
次の花へ飛び立つ前に飛翔筋を動かして体温を上げる準備運動が必要なようで、訪花中も小刻みに羽ばたいています。 

飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:19〜)

 

2026/03/11

水溜りの岸で泥を舐めていたイカリモンガ(蛾):ミネラル摂取

 

2024年10月中旬・午前11:50頃・くもり 

山林にある湿地帯で湧き水が年中貯まっている水溜りの岸にイカリモンガPterodecta felderi)が翅を閉じたまま静止していました。 
てっきり泥濘から吸水しているのかと思って対岸からズームインしても、口吻を伸ばしてはいませんでした。 
それでもきっと、直前までは泥を舐めてミネラル摂取していたのでしょう。 

関連記事(3年前の撮影)▶ 吸水中に排尿するイカリモンガ(蛾):ミネラル摂取

ところで、同じ水溜りの岸辺に生えていたキノコが気になりました。
大きさを採寸するのを忘れたのですが、右横にホオノキの落ち葉が写っています。
左のキノコは倒れていて、白っぽい柄が見えます。
子実体の傘を裏返してヒダの状態を見るべきだったのに、横着して離れた位置から写真に撮るだけで済ませました。
この日私は長靴を履いておらず、靴を泥で汚したくなかったのです。



Gemini AIに周囲の状況を説明した上でキノコの写真を見せて、名前を推定してもらいました。
すると、ナラタケまたはその仲間ではないか?と教えてもらいました。
この回答が合っているのか、それとも誤同定やハルシネーションなのかどうか、キノコに疎い私には判断できません。

A1: 山形県の湿地、しかも10月中旬の泥濘から生えていたとのこと、非常に興味深いシチュエーションですね。

お写真と、スギ植林地・ホオノキの落ち葉・湿地という環境条件から推測すると、このキノコはナラタケ属(Armillaria sp.)、特にその中でも湿地や倒木周辺を好む種類の可能性が高いと考えられます。

推定される名称

ナラタケ(広義)

山形県では「カクヒ(モダシ)」などの呼称で親しまれている非常に有名な食キノコですが、実は複数の種に細分化されています。


特徴の分析

  1. 傘の形状と色:

    左側の個体に見られる、中央部が濃褐色で周囲に条線(スジ)が見える黄色~茶褐色の傘は、ナラタケ類の特徴と一致します。

  2. 白い柄:

    「左側のキノコは倒れていて、白い柄が見える」との点ですが、ナラタケの柄は繊維質で、上部は白っぽく、下部にいくほど暗色になる傾向があります。

  3. 発生環境:

    ナラタケ類は切り株や倒木から発生することが多いですが、地中の根や埋没した木材から発生するため、一見すると泥や地面から直接生えているように見えることがよくあります。

  4. 共生関係:

    ナラタケは「ツチアケビ」という光合成をしない植物と共生(寄生)することでも知られており、湿った環境にも適応します。

似た環境に生える他の候補

もし、傘の表面がヌメリに覆われていた場合は、ヌメリスギタケモドキなども考えられますが、写真の質感からはナラタケの方が有力に見えます。

⚠️ 注意事項

キノコの同定は写真だけでは非常に困難です。ナラタケに似た猛毒の「コレラタケ」などは、同じように湿った地上や朽木に発生することがあります。また、ナラタケ自体も生食は厳禁で、体質や調理法(加熱不足など)によって消化器系の食中毒を起こすことがあります。

自己判断での食用は絶対にお控えください。

もし可能であれば、このキノコの**「ツバ(柄のリング状の組織)」がはっきりあったかどうか、あるいは「ひだ」の色**を覚えていますか?それらが分かると、より詳しく絞り込めるかもしれません。


Q2: 「ナラタケ自体も生食は厳禁」とのことだが、ナラタケを食べる野生動物はいないのか? 実はその水溜りに通って来る野鳥や野生動物を見張るためにトレイルカメラを長期間設置していたのですが、水溜りの岸から生えてきたキノコを食べる動物はいませんでした。

A2: 結論から言うと、食べる動物はいますが、好んで「主食」にするほどではないというのが現実的なところでしょう。

トレイルカメラに映らなかった理由として、いくつかの興味深い視点があります。


1. ナラタケは「毒」がある?

あなたが調べられた通り、ナラタケには生の状態だと**消化器系の毒(主に細胞膜を壊す成分など)**が含まれています。

  • 人間の場合: 生食すると激しい下痢や嘔吐を引き起こします。

  • 野生動物の場合: 多くの哺乳類(シカ、イノシシ、リスなど)は、経験や本能、あるいは嗅覚で「これは腹を壊す」と判断し、避けることが多いです。

2. 食べる動物の正体

もし食べるとしても、大型の獣よりは以下のような**「小さな隣人」**たちがメインになります。

  • 昆虫(キノコバエの仲間):

    ナラタケの傘をよく見ると、小さな穴が開いていたり、中にウジ状の幼虫がいたりします。彼らにとっては最高のゆりかごです。

  • ナメクジ・マイマイ:

    彼らは毒に強く、キノコを削り取るように食べます。

  • リス・ネズミ(稀に):

    乾燥させて毒を抜いたり、特定の時期に少しだけかじったりすることはありますが、ナラタケよりはドングリやクルミ、あるいはもっと無毒なキノコ(イグチ類など)を優先します。

3. なぜカメラに映らなかったのか?(考察)

トレイルカメラの岸辺に生えたナラタケが放置されたのには、いくつかの理由が推測できます。

  • 「水辺」という立地:

    動物たちは水溜りに「水を飲み」に来ているため、警戒心が強まっています。ゆっくり食事をするよりも、用(飲水)を済ませて素早く立ち去ることを優先した可能性があります。

  • 鮮度とタイミング:

    キノコは発生してから数日で老化し、タンパク質が分解されて嫌な臭いを発し始めます。動物たちはその「鮮度の落ちたサイン」に敏感です。

  • もっと美味しいものがある:

    10月中旬の山形といえば、ブナやミズナラのドングリ、クリなどが豊作な時期です。わざわざ腹を壊すリスクのあるナラタケを食べなくても、高カロリーで安全な木の実が周囲にたくさんあったのかもしれません。


ナラタケの「賢い」生存戦略

ナラタケは、動物に食べられて種(胞子)を運んでもらう必要がありません。

彼らは**「菌糸束(きんしそく)」**という、まるで植物の根のような強力な紐状の組織を地中に伸ばし、自力でどんどん移動して領土を広げます。

面白いポイント

むしろ食べられないことで、傘をしっかり開いて風に胞子を乗せる時間を稼いでいる……とも解釈できますね。

次の観察へのステップ

トレイルカメラの映像に、キノコそのものを食べる姿は映っていなくても、**「キノコに寄ってくる虫を食べに来る小鳥」**などは映っていませんでしたか?

キノコを中心に、水辺の小さな生態系がどう動いているのか、もし面白いシーンがあればぜひ教えてください!


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