2024年4月中旬・午前9:06・晴れ・気温19℃
平地の二次林に設置した自動撮影カメラで昼間にカケス(Garrulus glandarius)が写りました。
細い灌木に止まっていたカケスが地面に飛び下りると、林床の落ち葉を嘴でめくって隠れている虫を探し始めました。
最後はピョンピョン跳ねて(ホッピング)右へ立ち去りました。
カケスの落ち葉めくりを1.5倍に拡大した上でリプレイ。(@0:32〜)
つづく→
ジョロウグモの♀の網には複数の♂がいることが多い。網をはさんで♀と向き合う位置にいる♂がふつういちばん大きく、交尾の優先権をもっている。網の周辺部にいる♂はまったく交尾できないわけではないが、確率は低い。(p18より引用)
ジョロウグモの♂の80%近くが、♀の脱皮の時に、結婚のための交接を行います。のこりの20%は、♀がえさをたべて油断しているときをねらって交接します。こうしたときをえらぶのは、不用意に♀に近づくと、♂だって捕らえられ、たべられてしまうからです。そのために♂はしばらく巣にとどまり交接後ガードを行う。(p22より引用)
ジョロウグモの♂は一生に一回しか交接しません。でも♀は、ほかの♂と、2回目の交接を行うことがあります。(p23より引用)
関連記事(同所同時期の撮影)▶ ホンドタヌキが越冬する営巣地の端で雪面や地面を転げ回って匂い付けするホンドギツネの謎【トレイルカメラ:暗視映像】
キタキツネの主要な餌は野ネズミ類であるが、もっとも多く野ネズミを捕食しているのは、その個体数が最多となる秋ではなく、逆に野ネズミがもっとも少ない春である(中略)。夏から秋に繁茂する草本類と冬の積雪が、野ネズミにとってキツネの捕食を避けるシェルターとなるが、春の雪解け時期はこのどちらもなく、キツネにとってネズミがもっとも捕獲しやすい時期である (p75より引用) 春だけはネズミを主とする哺乳類をもっとも頻繁に食べていた。(中略)雪が解け、草がまだ生えそろっていない春にネズミ類を捕獲しやすくなるため (p75より引用)
・隠れている餌を見つけると何度もジャンプして地面をゆらし、驚いて飛びだしたところをつかまえる技術も持っています。 @p22
・キツネのジャンプ力はとても強く、軽々と1mくらいは飛び上がります。 @p23
・キツネは聴覚と嗅覚がとても発達しています。雪の下に埋まった餌もほりあてて食べることができます。 @p29
・子別れしたキツネは独立し、初冬に結婚の相手を見つけ、翌年の春には子を産みます。 @p25
・キツネは冬眠しないで冬も活動します。この時はすでに冬毛で、とても太った感じに見えます。 @p28
野ネズミの排泄やマーキング行動時には、以下のような特徴的な姿勢が見られる可能性があります:
- 後ろ足で立ち上がる姿勢
- 尾を少し持ち上げる
- 体を少し前傾させる
- 短時間静止する
これらの姿勢は、尿や糞を正確に配置するために必要な体勢です。
根返りした木は、土ごと倒れて根元は大きな土の塊となっている。この土の塊の中が生きものの越冬場所として好まれるようだ。オサムシ、ゴミムシ類の他に、カメムシ、ムカデ、トカゲ、カエルなども越冬している。皆、わざわざこの土の固まりに登ってから潜っているわけだ。(「 根返りで越冬するオサムシ」より引用)やがてミソサザイは、ピョンピョン飛んで奥に消えました。
ミソサザイの冬季のねぐら入りについて、特に雪国での具体的な情報は提供された検索結果には含まれていません。しかし、ミソサザイの一般的な生息環境と冬の行動から、以下のことが推測できます:ミソサザイは通常、山地の渓流沿いの藪や岩のある林に生息しています[3][4]。冬になると、より低い山地や山麓の沢や岩のある林に移動する傾向があります[4]。この習性から、冬のねぐらとして以下の場所を利用する可能性が高いと考えられます:1. 岩の隙間や穴2. 倒木の下や樹洞3. 厚い藪の中4. 渓流沿いの岸辺の植生の中雪国では、これらの場所が雪から保護され、比較的暖かい環境を提供すると考えられます。ミソサザイは体が小さいため、寒さから身を守るためにこのような隠れ場所を利用すると推測されます。ただし、ミソサザイの具体的な冬のねぐら入り行動については、さらなる研究や観察が必要です。Citations:[1] https://www.pref.niigata.lg.jp/site/aicho/20210401aicho.html[2] https://www.pref.niigata.lg.jp/site/aicho/20200401aicho.html[3] https://zukan.com/jbirds/internal14978[4] https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1497.html[5] http://www.omnh.jp/wada/birds-rep11.html[6] https://www.omachi-sanpaku.com/common/file/sanpaku/backnumber/13-4_cmp.pdf[7] http://sizenkansatu.jp/05daigaku/s_2.html
The **Eurasian wren** (Troglodytes troglodytes) typically roosts in **dark retreats, snug holes, and even old nests** during the winter months. These roosting sites provide essential shelter from cold weather and predators. In harsher conditions, they may gather in groups, often consisting of family members or multiple individuals, to conserve warmth[1][3][6].They are known to utilize various habitats for roosting, including dense vegetation such as bushes, hedgerows, and brush piles. This adaptability allows them to find suitable roosting spots across a wide range of environments, from gardens and parks to more natural settings like forests and marshes[1][3].Citations:[1] https://www.allaboutbirds.org/guide/Eurasian_Wren/lifehistory[2] https://en.wikipedia.org/wiki/Winter_wren[3] https://en.wikipedia.org/wiki/Eurasian_wren[4] https://www.audubon.org/field-guide/bird/pacific-wren[5] https://animaldiversity.org/accounts/Troglodytes_troglodytes/[6] https://animalia.bio/eurasian-wren?letter=w[7] http://www.birdwatchingacademy.com/winter-wren/[8] https://www.allaboutbirds.org/guide/Winter_Wren/overview[9] https://www.discoverwildlife.com/animal-facts/birds/wren-factsEurasian wrens (Troglodytes troglodytes) do use man-made structures for roosting in winter, including nest boxes. While they typically prefer natural roosting sites, they have been observed using artificial structures when available:1. Wrens have been recorded roosting in large numbers in nest boxes during winter. In one instance, as many as 60 wrens were found roosting together in a single nest box[4].2. They are known to use various man-made structures for shelter, including stone walls and even old nests[3][5].3. Wrens often seek out "dark retreats" and "snug holes" for roosting, especially during harsh winter weather[3]. Nest boxes can provide such protected environments.It's important to note that wrens are adaptable and will use a variety of roosting sites. They may roost alone or in groups, with communal roosting being a common strategy to conserve heat during cold winter nights[4]. While nest boxes are not their primary choice, they can serve as valuable artificial roosting sites when natural options are limited or during particularly harsh weather conditions.Citations:[1] http://www.birdwatchingacademy.com/winter-wren/[2] https://animaldiversity.org/accounts/Troglodytes_troglodytes/[3] https://en.wikipedia.org/wiki/Eurasian_wren[4] https://scotlandsnature.wordpress.com/2019/01/16/a-small-bird-with-a-big-impact/[5] https://www.allaboutbirds.org/guide/Eurasian_Wren/lifehistory[6] https://www.backyardecology.net/winter-wren-one-of-our-other-wrens/
ルイ・パスツール「幸運の女神は、常に準備している人にのみ微笑む」
草やぶを見つめながら、まるで”ふりこ”のように、頭だけを左右にゆっくりかしげはじめます。そして、ゆっくりと後ろ足だけを曲げていき、徐々にしゃがみこむような姿勢をとったかと思うと、突然ななめ上向きにジャンプします。このとき、前肢を鼻づらの両わきにそろえた状態で、草むらの中に頭からつっ込んでゆきます。(中略)ネズミからすると、キツネの狩りの仕方は、まるで空から飛んでくるミサイル攻撃です。こうしたキツネのジャンプ、1~2mぐらいが多く、中には7.5mもの大ジャンプをすることもあります。(中略)狩りがうまくいく確率は2~3割ほどだといいます。(kindle版44%より引用)
続けて、キツネの狩りにおける聴覚の重要性について詳しく書いてありました。
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